谷甲州 覇者の戦塵31 強風一一型at ARMY
谷甲州 覇者の戦塵31 強風一一型 - 暇つぶし2ch700:名無し三等兵
10/09/29 01:06:19
あれだろ?
サイパンだかテニアンだかの沖合いに潜水艦を進出させて、原爆積んで離陸するB公を艦砲で撃墜するんだろ?

701:名無し三等兵
10/09/29 01:07:44
>699 機動第二連隊の出番だな!…って普通に海兵でいいのか。

702:名無し三等兵
10/09/29 02:06:33
そういえば、戦塵世界の日本軍は空挺作戦ってやったのかな?
史実の海軍空挺部隊に相当する兵力は海兵隊管轄で編成されていそう。

703:名無し三等兵
10/09/29 02:44:21
>>688
> Fw-190 D-9 や Ta152H-0 を押収コピーされたら陸上戦闘機に関して、日本軍は手も足も出ないと思う。
P-51Dより低性能な機体に更新してくれるならありがたいね。


704:名無し三等兵
10/09/29 02:45:13
ソ連邦の空挺師団に占守島を襲撃された戦訓をどう判断しているかだね。
直接の描写は無かったように記憶している。

705:名無し三等兵
10/09/29 03:40:20
>>703
>P-51Dより低性能な機体に更新してくれるならありがたいね。
資料によって千差万別の評価だけど Fw-190 D-9 や Ta152H-0 がP51Dに対して低性能とは思えないけどな?
D-9は高空で性能が劣るというこらしいので除けても、Ta152H-0は「世界最強のレシプロ戦闘機」との記述を見かける。運用実績は実績は少ないけど。
対してP-51Dは「世界最良の戦闘機」と評されているけど、ドイツのパイロットにP47の方が厄介と言われ、模擬空戦ではスピットファイヤーに連敗という話も聞く。
また、F4Fと空戦して撃墜され「世界最後に撃墜されたレシプロ戦闘機」との称号をもつそうではないか。
まあ、航続力の劣る機体に更新という意味でなら理解できるけど、P51Dの性能がすべての面で優越しているという表現は如何なものかと。

706:名無し三等兵
10/09/29 03:43:53
訂正 F4F× F4Uコルセア○

707:名無し三等兵
10/09/29 05:26:11
>>705
末期のドイツ機はメーカーの計画値や試算値があたかも実データのように流布して実際の性能とは雲泥の差って現実しらんのか?
軍板の飛行機系のスレじゃ常識だぞ
液冷フォッケ系とか、烈風と大差ない画餅だよw
補機がキチンと計画通りに付いたりして計画通りの性能が出たとしても、Ta152-Hなんて高高度重爆邀撃用機でまともに対戦闘機戦できず、所詮ドイツバッタで航続距離も知れてるし空母運用も当然できず、使いようがないんですが


708:名無し三等兵
10/09/29 05:26:18
まあ、現実問題として鹵獲機(とそのコピー)を米軍が投入してくることはないだろう
ロジスティックに無用な負荷がかかる

火砲とか簡単なものなら弾薬がある限りは使い捨て感覚で使用することはあるかもしれないが


追い込まれていた史実の日本軍だって研究素材あるいは戦技研究まででおしまい

709:名無し三等兵
10/09/29 05:27:36
>>707
そういう議論はよくみるが、常識とまで言い切る態度には疑問を感じる

710:名無し三等兵
10/09/29 06:17:42
実際Ta152ってどうだったの?
横山先生の作品では結構無双ぽかったけど。

711:名無し三等兵
10/09/29 10:33:50
Ta152はスペックだけ見ると、確かに究極のレシプロ戦闘機の称号にふさわしいんだよな

712:名無し三等兵
10/09/29 11:02:59
つか陸軍機ならP-47MやP-47N、それで足りなきゃXP-72
海軍機ならF4U-5、ちょっと待てばF8Fという、十分実用的なレベルの
究極レシプロ機が揃ってる米軍が、無理して鹵獲機を使う理由がない。

713:名無し三等兵
10/09/29 11:55:45
禰式翔龍が実践投入されたとゆーことは、タービンロケットの開発が史実より進んでるって事なの?
橘花がそのうち登場したりするのかな

714:名無し三等兵
10/09/29 12:13:39
橘花より禰式翔龍の弾頭外して機関砲積んだ方が早く出来る・・・アレどこかで視たような?

715:名無し三等兵
10/09/29 18:07:04
>>687
パリクパパンが軽油質だった様な気がする。
蘭印は割と良質の油田が多い印象があるんだよね。

でも、何オクタンの燃料作ってたかは忘れた。
どこかのスレで87オクタンという数字を見たことがあったような。
でも、どこかで91オクタンの航空揮発油生産量を記載した一覧表を見た記憶もある。

さて、どこまで行けるのか。
正直、42~44年の物流関係、資源関係、生産関係は何冊か書いてほしいよなぁ。。。
別に数字の問題じゃないんだ。そこで技術者が何やっているのか読みたいんだ。

716:名無し三等兵
10/09/29 20:30:57
>>715
>パリクパパンが軽油質だった様な気がする。
データ見つけましたが、そのようですね。パリクパパンは海軍の油田で91と87ですね。
内地の製油所も同様に91と87とあります。精油段階で87、それに四アルキル鉛を混ぜることで91にしていたとあります。
また、タラカンの原油から潤滑油が作れたみたいです。蘭印の中でもボルネオの油質が良いみたいですね。
徳山の第三海軍燃料敞に高オクタン価ガソリン製造用の水素添加装置があったがうまく稼動していなかったみたいとの記述もあります。
この辺を突き詰めていくと日本製100オクタンガソリン製造秘話が出来上がるかもしれません(妄想)

717:名無し三等兵
10/09/29 21:27:32
サブマリン>>707
>軍板の飛行機系のスレじゃ常識だぞ
匿名掲示板の常識を鵜呑みに出来るとは正直言って素晴らしい才覚をお持ちになっていらしゃる。誠に羨ましい。
小心者の私にはとても真似ができない。おかげで常に金欠だわ。

>烈風と大差ない画餅だよw
実践運用されて少なくとも十数機撃墜記録を持つ機体を試作で終わった烈風と一緒にするのは流石に失礼だは。

>補機がキチンと計画通りに付いたりして計画通りの性能が出たとしても、Ta152-Hなんて高高度重爆邀撃用機でまともに対戦闘機戦できず
私の知っている資料では、まとまな性能が出ない史実の機体が低空でテンペストと空戦やって落としていますな。アリソンで駄馬だった機体がマーリンで駿馬に生まれ変わった事例もある。

>所詮ドイツバッタで航続距離も知れてるし空母運用も当然できず、使いようがないんですが
最初っから「陸上戦闘機に関しては」と断っているでしょ。航続距離は1200kmもある。
ドイツ空軍は航続距離600km程度の機体で欧州をほぼ席捲しましたが、何か?

端っからifのお題にマジマジになられてもなぁ~

718:名無し三等兵
10/09/29 21:41:52
>>708>>712
>まあ、現実問題として鹵獲機(とそのコピー)を米軍が投入してくることはないだろう。ロジスティックに無用な負荷がかかる
>究極レシプロ機が揃ってる米軍が、無理して鹵獲機を使う理由がない。
米軍に限ってはその通り。でも米軍だけがドイツとの交戦国ではないよね?
また、コピーも機体のフルコピーとは限らない。技術調査の結果や押収資料の利用も有り得るのでは?
実際はジェットやロケット技術のコピーに邁進するのだけれど、レシプロ時代がまだ続く前提だから

719:名無し三等兵
10/09/29 21:42:30
端っからifのお題、だとしても
「Fw-190 D-9 や Ta152H-0 を押収コピー」
なんて戦塵米軍では100%無いんじゃないかな

720:名無し三等兵
10/09/29 21:58:43
>>719
ネジの規格からして違うしな

721:名無し三等兵
10/09/29 22:17:45
米インチとミリだからなあ。

そんな手間のかかる面倒なことするぐらいなら普通に自国機増産してくるだろう。

722:名無し三等兵
10/09/29 22:23:27
MG41 vs Browning

みたいに圧倒的な差があるわけじゃないんで、
試作する気も起こらんでしょ。

723:名無し三等兵
10/09/29 22:41:31
エンジン設計的にも貧相なオクタン価の燃料に合わせて一杯一杯の設計してるドイツ機なんぞ
ハイオクを当然のように供給できる米軍で使ってどうしろと、というね。

724:名無し三等兵
10/09/29 23:04:03
しかも太平洋戦線は行って帰っての距離が基本的に欧州戦線とはダンチだからなぁ
ドイツのバッタ戦闘機が役に立つ場所なんて無理繰り探してどうにか多少あるかなってレベルだよなぁ……

725:名無し三等兵
10/09/29 23:37:36
ソビエトがやるんでね~何せB29を訳の判らない穴までコピーした国だから
それに満州ならバッタでもいけるし…

726:名無し三等兵
10/09/29 23:57:35
油田目指して、北から赤い星のドイツバッタの大群が押し寄せて来るのか。ちょっとヤバイなあ。
が、案外地上では、百式の後継重戦車と四式砲戦車がソ連軍を寄せ付けず、逆ノモンハンになったりして・・・も、まあ、制空権がなければね


727:名無し三等兵
10/09/30 00:12:30
おお!旗色が悪くなるとネチネチトなりすましか。
でも、続けるとね、どうしても不自然だと思うのね。
渡洋攻撃に使うとか、米軍がコピー有り得ないに同意しているのにこだわるとか、粘着しているのでなければ事が読めないとか・・・さすがにそれはないか。

>エンジン設計的にも貧相なオクタン価の燃料に合わせて一杯一杯の設計してるドイツ機なんぞ
100オクタンガソリン使ったら軒並み性能が向上した某国航空機の件。
自国のエンジンでは凡作で同盟国のアドバイスとエンジンで名機の仲間入りした某戦闘機。
一杯一杯の設計してるドイツ機なんぞのコンセプトを取り入れて変更設計した某国艦戦の件。
発動機の換装に輸入ドイツ機を参考にした?某国陸軍戦闘機の件。
エンジン設計的にも貧相なオクタン価の燃料に合わせて一杯一杯の延長線上にある(レシプロではないが)新型エンジンや設計理論、コンセプトをパクリまくった件

そう馬鹿に出来ないと思うけどね、ドイツ機。少なくとも日本機からよりは有益な情報を得ていると思うよ。(あ、日本は一杯一杯のドイツエンジンのライセンス生産さえまともにできなかったのか)

728:名無し三等兵
10/09/30 00:22:07
別に無理して100オーヴァーのガソリン手当しなくてもいいけど
誉使うなら91オクタンのガスは必須だよな。

729:名無し三等兵
10/09/30 00:29:57
>>727
横レスするけどFw190D型系列とTa152に関しては
米英とも鹵獲後調査したけど評価せずスクラップ送りしてるね

理由として
「同じFw190でも空冷型に比べ見るべき物がない」
「方向安定性に乏しく危険、操縦者への負担が大きい」
「横転性能面で空冷型に劣り、また連合国戦闘機に劣る」

速度性能と上昇性能に関しては高度10000mを超えれば
スピットファイアより優れているが、他の面では
既存のレシプロ機で充分対抗出来るとして

>発動機の換装に輸入ドイツ機を参考にした?某国陸軍戦闘機の件。
五式戦と英軍のフューリー系列だな
乱流を排気で吹き飛ばすのは常套手段だが周辺処理を参考としている

730:名無し三等兵
10/09/30 00:31:04
>>729
対抗出来るとして「調査を打ち切った」

が抜けた

731:名無し三等兵
10/09/30 00:34:25
>>729
こちらの受け売りですね?
URLリンク(homepage1.nifty.com)

732:名無し三等兵
10/09/30 00:40:21
>>731
いや
渡辺洋二のFw190に対する連合国側テストパイロットの
評価リポートの方w
エリック・ブラウン大佐の評価を抜書きした

733:名無し三等兵
10/09/30 00:49:50
そんなこと言うと、満足な空母機動部隊も整備できなかったくせに・・・って泥仕合になるだろ。
性能の優劣なんぞ、カタログデータだけを比べたってあまり意味はないし、単にこの状況(大戦末期の太平洋戦線)で、アメリカ軍が、ドイツ機のコピーは必要としていなかったという主張があったとして、別にドイツ機が馬鹿にされているとムキになることもないんじゃないか。
逆に、どんなに個々の兵器の性能が優秀でも、負けちまえば意味はないという考え方にも共感できるが。(←別にこれは、だからと言って敗戦国の技術に学ぶようなことはないという意味ではない)

734:733
10/09/30 00:54:55
2行目
「性能の優劣」というより「兵器の優劣」とした方が、言いたいことが正しく表現できているような気がするので訂正させてください。
スレ浪費許せ

735:名無し三等兵
10/09/30 01:01:18
729
自分の意見じゃなく人の意見の受け売りかよ、こいつ

736:名無し三等兵
10/09/30 01:03:01
>>735
人の意見というより軍の評価レポートそのものの受け売りだな

737:名無し三等兵
10/09/30 01:03:19
>>727
それ以前にF8FやP-51Hは当然のこと、P-80&F9F-4あたりの初期直線翼ジェットぐらいまでなら史実の米英独自技術でいけてしまう。

無理にドイツがどうのこうの言わなくても日本は追いつけないよ

738:名無し三等兵
10/09/30 01:05:13
>735 >736
当事者たちの評価・発言より根拠も不確かな君たちの「意見」を参考にしろとでも?
それなりの根拠は提示できるんだろうね?

739:名無し三等兵
10/09/30 01:06:30
>>737
P-80やF9Fの胴体部の設計には日本機の胴体分割構造と
整備用のハッチ取りまわしのレポートが活かされてるので
かたちと機体性能は同じでも整備性の面で
使い勝手が違うものにはなりそうな気がする

740:名無し三等兵
10/09/30 01:07:56
>>738
つか>>729>>732で上げた通り
当事者たる米英軍のドイツ機
評価レポートの翻訳からの引用やがな

741:名無し三等兵
10/09/30 01:08:23
>727
で、それらの知見を得たり取り入れたりした「米国機」ではなく
「ドイツ機のコピー」がわざわざ対日戦に登場するとしてその理由は?

「米軍機では困難で、ドイツ機でなければ代替できない」任務が
いくら日本がしぶとくなってるとはいえ戦塵世界の対日戦のどこに存在するのかな。

742:名無し三等兵
10/09/30 01:12:20
>油田目指して、北から赤い星のドイツバッタの大群が押し寄せて来る

Il-2シュトルモビクの方がよっぽど恐ろしい件。

743:名無し三等兵
10/09/30 01:16:42
>>729
>>733
有益な情報ありがとう。
まあ、同系列の技術が成熟した状況で、他を一方的に圧倒する性能差が生まれる余地はほとんどない。真実とはそんなものだよね。
実は、Ta152を一番欲していたのは他ならぬ「日本」で、ライセンス契約まで結んでいたする書籍があった。版元と著者が日本(人)なので、眉つば臭いけどね。


744:名無し三等兵
10/09/30 01:18:20
>>738
>>729で出てるエリック・ブラウンは、航空機に関しては英国版リアルハスミンだからなぁ・・・
ドイツ機53機種の飛行テスト担当し、Me163の実機操縦し評価リポート書いて
航空機操縦数の世界記録(派生型抜きで487機種)持っていて

まだ生きてる

745:名無し三等兵
10/09/30 01:19:54
>>744
>>729>>732のミス
こいつ知った時はハスミンが実在したと思った・・・

746:名無し三等兵
10/09/30 01:21:58
>>743
Fw190A-5型の有償供与の間違いだと思われ

747:名無し三等兵
10/09/30 01:28:51
>>746
>Fw190A-5型の有償供与の間違いだと思われ

サンクス。
普通そうだよね。書籍名と著者控え忘れたので再確認しませう。

748:名無し三等兵
10/09/30 01:34:32
>>741
米軍の上層部にドイツ機ヲタがいた

749:名無し三等兵
10/09/30 01:35:56
>>744
英国は多種多様な標的曳航機をこれでもかと生み出しておりますから、
それだけ多数の機種の操縦が可能になるのでしょうなぁ……

750:名無し三等兵
10/09/30 01:39:37
>748
そのドイツ機オタは間違いなく補給担当者に絞め殺されるだろう。

751:名無し三等兵
10/09/30 01:42:32
半世紀以上も前の事で、自分の意見も何もないだろ

752:名無し三等兵
10/09/30 01:46:45
>735 >736
ワラタw
これを受け売りというなら、あとは自分で操縦してレポートするしかないなw


753:名無し三等兵
10/09/30 01:56:20
>>749
というか>>744のエリック・ブラウンって
戦前からハンナ・ライチュの知り合いの飛行機乗りで
英軍最初のF4Fパイロットのひとりとして敵機撃墜
実戦参加後に民間機含む連合国と枢軸国双方の
各種航空機の比較評価試験担当し
戦後も評価試験担当してたからとてつもない数になっている
(零戦の評価試験した人間なのに
なぜかMiG-15やハリアーの評価試験もしている)

着艦回数世界記録と初のジェット機による
空母発着艦記録も持っている
実戦と試験双方で最も多く受勲して女王の侍従武官になってる

まさにハスミン

754:名無し三等兵
10/09/30 02:02:00
>>750
ドイツ製兵装をリバースエンジニアリングしたコピー品を米軍が使用する、
ならまだありそうだけど、ロケット弾や機銃とかは史実でコピー失敗して
自国開発した物が成功していたりするのが難だよなぁ

755:名無し三等兵
10/09/30 02:03:09
>>741
>「ドイツ機のコピー」がわざわざ対日戦に登場するとしてその理由は?
米軍、英軍に「ドイツ機のデッドコピー」を使う理由はない。(コピーしない)
ソ連軍が対日参戦し、かつ米英軍が最新鋭機の供与を拒んだ場合。付帯条件として、ソ連軍が該当するドイツ機と同性能の機体を保有せず、スターリンがデッドコピーを認めた場合。

>「米軍機では困難で、ドイツ機でなければ代替できない」任務が
上記の条件下において、日本軍のキ74、米軍のB29とこれらに随伴する護衛機の要撃。
なおB29については仮想敵国機としての対処。

756:名無し三等兵
10/09/30 02:11:07
>>755
難しいんじゃないかな
ソ連、ドイツのジェット手に入れて取り止めたけど
B29対策とMe262対策に高高度迎撃用の
レシプロ・ジェット併用の混合動力戦闘機開発してるから

757:名無し三等兵
10/09/30 02:15:05
亀レスだけれど、ここらでちょっと新刊の総括を。

なんか今回の本は、これまでとちょっと雰囲気が変わったような気がする。
米軍人の人名が出てくるところなんぞ、ちょっと生々しさが増したというか・・・まあ、米軍人については、将官クラスということでもあり、艦名だってこれまで普通に出てきていたので、何てことはないのかもしれないが。
今までどちらかといえば、まるで宇宙人相手のような正体不明さが感じられていた米軍も、やはり人間だったか・・・という気にされたんだよね。

あと、搭乗員の心理描写や空戦描写も、今回は旧軍人の話を聞いているような感じがした。
(正直、これまではどうしても、実体験によるリアリティーを感じる事は少なかった。これは決して批判ではないが。為念)

それから、読んでて思ったのだが、ハスミンも決して人間が出来ない事をやっているわけではなく、普通の人間が10人がかりで半年かけてやることを、一人で3日でやっているだけなんじゃないかと。(そういう意味では十分超人だが)
その「普通の人間がやる事」を、いちいち描写すると紙数が増えて困るときに、話を加速するために現れるキャラクターなのではないかね。
まあ、九七艦攻でB25(だっけ)墜っことすような事もしてたけど、あれはまあ読者サービスみたいなもんで。

これは、今回の紫電改についても同様で、強風→紫電→紫電改という流れがさらっと語られてるけど、これをきちんとかいてたら、またそれだけで3巻(すなわち3年)かかっちまうだろ。
もちろん、読者としては、この辺も読みたいのは山々だけれども、やっぱ「エンジン開発で1冊」なんて言ってると、サイパン攻防戦が読めるのは2050年頃になっちまう。
さすがに翔竜のような全くの「新兵器」は、いきなり出すわけにも行かずに3冊がかりになったんだろうけど、紫電改については、これだけで十分推測できる下地かこの20年で出来ていたという事だろうね。「おまえら後は脳内で補完汁」って。

とにかく、今回の本は、これまで何度かあったように思えるシリーズの転換点になるような気がするが、どうだろう。

長文失礼。

758:名無し三等兵
10/09/30 02:15:56
極端に海外の描写が少ない戦塵世界じゃ、Fw系列もTaも存在しない可能性だってあるのにw
辻ーんがドイツから帰国した描写が出てきたら、本から引っ張り出して欧州情勢聞くしかないね。

759:名無し三等兵
10/09/30 02:28:24
>>758
しかし肝心の欧州情勢は語らず、欧州横断3000里の武勇伝ばかりを語る辻~んであった……

760:名無し三等兵
10/09/30 03:03:29
>>756
>レシプロ・ジェット併用の混合動力戦闘機開発してるから
混合動力機ってどうなんでしょうね?決め手のジェットやロケットの信頼性と稼働時間の短さが気になります。
Ta系も実機は完成品と言うより試作品を実戦投入のような感じでしょうから、かなりifを混入しなければ存在しえない機体だとは思います。

761:名無し三等兵
10/09/30 03:35:41
>>760
混合動力機自体過渡期の産物だから信頼性は低いな

ここで話題になっているソ連の混合動力機は
レシプロ・モータージェット機で、
実機はドイツのジェット技術が手に入ったのと自国開発してた
ジェットの目処が立ったこと、あと終戦で量産打ち切られてる

うち一機種のMiG-13あげるとイスパノ・スイザ系の液冷エンジン
クリモフ VK-107R、1650馬力で速度677km/h、
推力600 kgのモータージェット併用で825 km/h
航続距離1,818 km、実用上昇限度11,900 m
上昇力1,086 m/分
但しエンジン耐用時間が25時間程度しか無いため使い勝手が悪い

ちょっと谷甲州の話とずれるけど
人外協出の陰山琢磨の架空戦記に出て来る四式改みたいな感じ
防空システム構築してYak-9とかと一緒に使われると厄介だろうね


・・・ただし、こいつらってハインケルHe100参考にして設計開始されているので、
>>758同様戦塵世界に存在するかは結構悩み所ではあるな

762:名無し三等兵
10/09/30 04:06:55
>>761
サンクス
やっぱり、辻~んでも米軍捕虜から鹵獲した「TIME」からでも良いから欧州状況を掻い摘んで書いて欲しいよ。
直接日本の状況には影響しないかもしれないけど、米軍の装備や戦術などから間接的影響は有り得るからね。
久々に日下部さんとか永田元総理に政治状況と共に語ってほしい。最低半巻は使って欲しい。



763:名無し三等兵
10/09/30 11:14:22
「前世では・・・・・」
「ははっ、奇策ですな」
を数ページ毎に繰り返して半巻とか

764:名無し三等兵
10/09/30 11:43:40
>>758
>本から引っ張り出して欧州情勢聞くしかないね。

いよっ!一休さんw

ま、極端に本の描写だけにこだわると、このスレで語れることが激減する罠。
本当に一技術者の視点・・・・それも日本の、上層部じゃない人目線の小説だからな・・・。

765:名無し三等兵
10/09/30 12:16:42
参謀や艦政本部に勤めてる中佐や少佐は、立派な軍上層部だと思うが。
なんだかなあ…

766:名無し三等兵
10/09/30 13:08:19
参謀の専横が酷いことにはあんまり変わりないよね

767:名無し三等兵
10/09/30 13:16:43
秋津中佐も独断行動多いからな
専横じゃないからって全てを肯定できるわけでもない。
まあ自分でも十分わかってるみたいだし、ほとんどは
下手打った奴の尻拭いで東奔西走中の動きだが。

768:名無し三等兵
10/09/30 13:19:18
勘違いしている人が多いけど独断専行を完全に否定してはならない
否定したらその軍隊は先ず勝てない

769:名無し三等兵
10/09/30 13:26:23
中央へのフィードバックと対応が
現在進行形の事態に対して間に合わない場合に
安全装置として使われるはずの制度が
いつの間にやら「中央の指示を聞かなくてもいい理由」として扱われてるからなあ。

770:名無し三等兵
10/09/30 15:43:42
>>768
独断専行の必要性は、その責任の重大さと結果検証が必須であること共に、作中でも語られてるね

ところで、安曇川少佐の言う「内部の敵」との闘い
思わせぶりなことを書いていたが、一巻建てくらいで語られるのかな
「これは……使えますよ。」なんて言うキャラにはもっと活躍して欲しい

771:名無し三等兵
10/09/30 17:24:02
>>768
しかし石原に、ノモンハンに海兵隊を介入させるな、って厳命されて派遣されて、
現地軍指令丸め込んでまで真逆のことを実現してしまったのはあまりにひどすぎるという件
あれで参謀本部追放されても文句言えんよな
まあ逆に石原莞爾の方が形式としての栄転の体裁をとりながら参謀本部逐われてるけどw

772:名無し三等兵
10/09/30 17:56:04
参謀の専横と独断専行は違うでしょ

773:名無し三等兵
10/09/30 18:02:29
>>771
あれはあくまで「内意」だからな、どうとでもなる

774:名無し三等兵
10/09/30 19:16:20
>>768 軍隊用務令にある独断専行の定義こそ、個人と団体のあるべき関係を最も見事に喝破した文章である、よく味わうべし。

…大体こんなこと、他ならぬ 石 橋 湛 山 予備歩兵少尉が大正初期に語ってるんだよね。
本当にどこで足を踏み外したんだろうなあ日本陸軍…

775:名無し三等兵
10/09/30 19:24:57
つ大正の軍縮


776:名無し三等兵
10/09/30 19:53:30
割と良い方に解釈されがちな大正の軍縮は、特に人材面において軍をねじ曲げたよね

777:名無し三等兵
10/09/30 20:08:49
>>775
陸軍の下級兵士達の多くが、比較的貧しい農・漁村出身だったこともある。

台湾・朝鮮からの安価な農産品の流入、一時の高インフレとその後の
デフレで、貧しい農村は著しく体力を落とした。

20年代後半からの農民の困窮をもっとも懸念するのは、陸軍の少壮士官たち。
彼らこそ、部下たちの故郷が荒廃して行くのを最も見聞きする人間。
英国風な海軍にはなく、同じ釜の飯を食べる陸軍だからこそ発生する問題。

文民政権は、この問題に充分な回答を出していない。
まぁ、経済を立て直すだけで精一杯だったとも言うけれど。
混乱し続け、農民たちに希望を与えることができなかったが故の、、、

田中角栄は50年以上生まれるのが遅かったよなぁ。。。

778:名無し三等兵
10/09/30 20:10:26
>>743 英wikiにもJapanese versionという一節がある。
URLリンク(en.wikipedia.org)
Ta152のライセンス権を日本が買ったという話は、日本人が言いだしっぺじゃなくて
国外から来た話。英wikiにも「verification needed」とあるから、疑問に思ってる人も
いるみたいだけど、Ta152を扱った主要な洋書にも記載されてる。

Ju390六発爆撃機のライセンス権を購入してた(もちろん実際の製作には至らず)
のに比べれば、全然ありそうな話ではないだろうか。

779:名無し三等兵
10/09/30 20:17:10
226は陸大とはそもそも縁がなかったり落っこちた連中ばっかの隊付き将校連中が一発大逆転狙っただけ

780:名無し三等兵
10/09/30 20:44:13
>>777
775だが角A氏が50年早くうまれても、やり手の政商が一人増えるだけだと思うぞ。


781:名無し三等兵
10/09/30 21:19:07
>>778
そういや、日本陸軍はJu390を何に使うつもりだったんだろう?

782:名無し三等兵
10/09/30 21:32:48
>>763
そういう話であれば半巻ではなく、まるまる新巻に仕立ててもらおう!!

>>778
新情報どうもありがとう。洋モノがダメな人間にとって大変助かります。
件の書籍は、大日本絵画「フォッケウルフTa152メカニックファイル」阿部孝一郎 著
Taの設計資料からTaの模型をスクラッチするとともに技術解説している。(この辺がちょっと怪しい雰囲気だ)
ライセンス権の購入は、駐在武官の大谷修少将が1944年8月に結び45年1月?に実機と工作機材を含む製作用図面の75%を確保していたらしい。
非匿名称は「バルト海行動」で、ライセンス料はメーカーが採算取れないと難色を示すほど低額だったらしい。
最初自分もJu390の件をダブらせたのかと思いましたが、ネタはようものでしたか。

ところで、独逸との関係が親密でない戦塵日本は「A-5型」を購入出来たのだろうか?三式戦のエンジン換装や新型機の構造に影響を及ぼす可能性があるので心配。 


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