10/11/08 00:05:57
>>694
確かにメルカッツ自身には余計な野心や名誉欲はありませんし、いくら
軍功を立ててもそれを盾に権力者としてのし上がるタイプではありません。
ある意味権力者にとって一番安心できるタイプの軍人でしょう。
しかし強欲でプライドの高い大貴族どもはそう思いません。
いくらメルカッツに野心が無くとも、オーディン奇襲占領が成功すれば
圧倒的な軍功と名声が約束されており、そんな輝かしい任務を外様の
メルカッツに横取りされるぐらいなら俺様が・・ という野心に燃える
貴族は掃いて捨てるほどいたでしょうし、いくらブラウンシュヴァィク公と
言えど、大貴族の大半を敵に回してまでメルカッツを別働隊の総指揮官に
任命するだけの度量と統率力は無かったかと(むしろ自分が指揮を取ると
言い出しかねない)。