10/11/07 12:22:52
それまた話が真逆かと。
帝都>ガイエの道行きが遠いからこそこの「中入り作戦」は成立する。
連合軍の戦力集中で枢軸軍の兵站が伸びきった所を、という視点が描けるし、
大規模な中入り作戦で戦力分散に応じた各個撃破の誘惑をみせつつ挟撃体制
の下での決戦強要乃至、帝都制圧という策が描けている。
疾風等別働部隊を出すならそれは枢軸軍の勝手だが、只でさえ総戦力数では
劣る枢軸軍が分散してくれるのなら連合軍としても重畳でしかない。
総戦力数で勝る連合軍としては、メルカッツが見なかった事にしてしまった
シュターデンの建策はやらない理由が無い程に合理的。
実行面での困難は「枢軸軍に容易に各個撃破されない数&枢軸軍別働に優位
に対処できる数&連合軍本軍が枢軸軍主力の各個撃破を受けない戦力数抽出
に抑える」といった辺りを具備する事と、この中入り作戦軍の指揮官の人選
にある。
前者は銀英世界ではかなり怪しいんだが、参謀が仕事してりゃ数字はだせる
だろう。問題は後者の人選=(宮廷)政治問題なのよ。巨大な功績になる故
オレがオレがになるというのは勿論あるんだがその裏で、枢軸軍主力の迎撃
を受けた時、連合軍主力来援まで保たせる作戦手腕を有しつつ、撃破された
場合捨石にできる者でなくてはならない。そしてこれにあたる実施担当者が
連合軍に、、居らんわな。