11/01/05 16:50:20
で、俺は感じた。「そんなものか。これは韓国軍に限ったことではないな。んじゃいくら
自動装填装置とかやってもあまり発射速度っていうのは変わらないだな。」、ってだよ。
別ないいかたすると「これは全ての機関砲や速射砲にいえることだ。」って感じたよ。
もっとも既に、NAVAL GUN の速射砲の分野では水冷が主流になりつつあるが。
ただし、この砲身冷却は、ただ単に冷やせばいとうものでないらしい。
つまり砲身各部での温度の偏りによる命中精度の変化っていうのがあらしい。
この問題は極めて繊細な分野でこの技術問題は日本人向きだな、っても感じた。
つまり、コンピューター制御によるシステムで、砲身内へのミスト噴射によるで直接冷却
(これは主目的は発射速度の向上)に加えて(砲身の何箇所かの温度を計測しながら)
同時並行的に砲身外部でも数箇所で個々の冷却水量を変える(主目的は命中精度、収束度の向上)
を行うっていうことはできないのか?
って思った。
そういった新たなシステム開発の分野があるって感じた。
榴弾砲とか「砲」って、いうのはミサイル時代に較べれば「古い武器」なのだが、
コンピューターシステム化することによって今や、なんとミサイルを迎撃する世界にまで
通用するという時代になってる。今後も研究開発の余地はまだまだあると感じたね。
今後の海戦では、一戦即決で、攻撃側は当然にできるだけ飽和攻撃をやってくるだろうから
発射速度っていうのは極めて重要な問題になるだろう。これは個別防衛だけでなく艦隊防衛
としても大きな差がつく問題だと思った。
20mmでなくても、12.7mmバルカンのRWS又はFCSシステムをAWACS防御用とか対戦哨戒機用
とかにに開発できないだろうかっても思った。
回転する多銃身ほど砲身内に冷却ミストを直接噴霧するのは簡単だと思えるからね。
クールミストは、水以外にも液化窒素や液化二酸化炭素等などいろいろ考えられる。