09/12/26 22:36:50
>>212
ガ島から撤退した部隊はインパール送り。
敗残兵や撤退してきた兵を玉砕してこいなんて言うのは旧軍じゃ特攻に限らずよくある話。
戦争序盤から生きて帰って来いって訓示して、信じて生きて帰ってきたら、自爆攻撃させられるわけだが。
死亡率については、ニューギニア戦線は生還率7%。しかも飢えて弱って苦しみながら死んでいく。
特攻機でも飛行機故障したら戻ってくるし。目標見つからなきゃ戻ってくる。天気悪けりゃ出撃できない。
肯定するもなにも、あの戦争自体が肯定しようの無い行為なのだから、その中で起こることが不条理なのは当然。
その中で、末期の日本軍としてはアメリカに出血を強いていくしかなかった。
その目的を達成するための兵器として、有機誘導装置付き、航空機爆弾が一番有効だったというのは事実。
芙蓉部隊とか夜間攻撃が一部有効だったという話もあるが小規模な戦いであったから。知ってるのはマニアだけ。
彼らの勇戦も最大に評価すべきだが、やはり最大の脅威はこの兵器システムであって、戦後の日本人を見る目にすら影響与えているという面では最高の兵器であったろう。