10/03/14 08:03:23
>>398
MFVは、IFVクラス以下に対しては有利に戦えるだろ。
対30ミリAPFSDS抗堪の装甲を施し、
初弾“のみ”必中(w)を期待できる砲/FCSを備えれば良いのだから。
それで25トン以下なら、たぶん実現可能な範囲にある。
(ただし幅が2.5メートル以下に収まらなければ、25トンの縛りは無意味)
しかし装軌の両用戦車/空挺戦車に対しては、不利は免れそうにない。
>歩兵携行のATM(HEAT弾)には全周囲対応しておかないと
そのためにイスラエルは、メルカバ/ナメルの車体・重量を要した。
たとえ日本でも、20トン台半ば程度のMFVに、それを期待する可きではない。
もともとMFVは、謂ば自走歩兵砲だ。
戦車の任務の一部である直射火力による普通科直協支援を可能な範囲で肩代わりし、
それによって戦車の数的不足を部分的に補うための車両だ。
また、威力偵察にも利用可能だ。
とはいえ装輪であるが故に、本来的に対機甲戦は不向きであり、
それ用の中多が在る以上、対機甲戦を最重視する必然性もない。