05/02/27 00:57:40 +imMlnmX BE:43518863-
このスレでは「場合に寄らず中絶容認」という立場が無いようなので
その立場の意見も聞いてほしい。
まず
>>69
>傷つくのが女性だろうが何だろうが、両方の責任なんですよ。ここは明確にしないとダメです。
完全に賛同。これは、どちらか片方の問題ではないのは明らか。理由は後述。
ただ、
>中絶をした女性は傷ついていると言われますけど、大半は結局のところ自分が傷ついたため、であって、
>他人の命を自分が手を下して奪ったことに本気で傷ついてる人はごく少数派です。
これはダブスタもいいところだろう。
「良識派の我々は胎児を人格とみなしている、ひどい行為だと思う。だが、堕胎した女性はそんな良識を持っているはずが無い。」
という勝手な思い込みだ。
世間の堕胎のネガティブイメージ同様に、彼女らも「命を奪った」と苦しんでいることは多い。
そしてそれを後押ししているのは他でもない、堕胎に禁忌イメージをもつ「あなたたち」だ。
他人の勝手な道徳心に傷つけられているといっていい。
それぐらい世間の普遍的イメージとして堕胎を禁忌として捉えているという事実があっても、
それでも堕胎は容認されるべきだ。
それは、レイプによる妊娠や、望まれない子供は絶対不幸になる、という決めつけでもない。
単に、それが女性の絶対的な権利だからだ。
これは、否定する人間が、一様に「他人事」として考えていることからも簡単に説明できる。
コンドームが破れた場合どうする?それは事故だ。誰も悪くない。
「その責めを胎児に負わせるのか、胎児を殺すのか!?」と道徳的に批判するのは簡単だ。
だが、自分が、あるいは自分の恋人が、あるいは自分の子供が、高校生でゴムが破れて妊娠しても
「堕胎は人殺しだから生め」などと「無責任に」放言できるのか?
俺はそう問いたい。
できるのなら、あなたは偽善者だ、そのことでどれだけの苦しみが生まれるのか?
一度しかない人生設計を狂わされることが、どれだけ問題か?
もちろん、生んで幸せになる人もいるが、その判断をする権利は、当事者にしかないだろう。
どこの誰が、それを強制できるのか?