11/02/15 00:44:10
>>344
そんな感じするけど、実は壊れる。加藤氏の「墜落」に詳細が解説されている。
実は隔壁というのは航空機全体の中でも最重要ともいえるような箇所のひとつで、これは絶対に壊れてはいけない。
破壊されると、もちろんその程度によるが、空中分解に至る可能性がかなり高い。
実際、チャイナエア611便では123便と全く同じことが起こり、これは空中分解に至っている。
隔壁の破壊は、実はそれ単体で十分致命的だが、123便のケースではさらに尾翼の破壊に繋がっている。
隔壁は大破壊に至らなければ、後部構造物の破壊を防止するためにプレッシャーリリーフドアによって、
空気が逃げるようになっている。しかし123便の場合は大破壊を起こし、これで圧力を逃がしきることができなかった。
ただ、それにしては機内の減圧の様子がゆるやかで、これが自分は不思議に思っている。
本来であれば空中分解一歩手前くらいで、人を天井にぶつけたり後部に吹き飛ばしたりするほどの猛烈は風が吹き抜けるはずと思うが…。