07/11/21 14:11:07
概要
2004年１月31日午前９時ごろ、茨城県美浦村舟子の清明川河口付近で、山口県出身で茨城県阿見町在住の茨城大農学部2年原田実里さん（当時21）が、全裸の他殺体で発見された。
死因は首を絞められたことによる窒息死。死亡推定時刻は、31日（土）の午前０時から２時ごろ。付近に争った痕跡はなく、原田さんは別の場所で殺害されて運ばれたものと見られる。
腕や太ももに圧迫痕と、首や腹などに包丁などの刃物で切りつけた傷があり、司法解剖の結果、遺体の切り傷はいずれも殺害後のものと判明。
河口付近の土手には血痕と、遺体近くに血の付着した黒いジャージのズボンが浮いているのが見つかったが、靴などは発見されていない。
遺体の発見場所は、原田さんの自宅アパートから南東に約６km、車で約15分の地点。
30日夜から原田さん宅を訪れて酒などの飲食を供にした友人によれば、０時頃原田さんが部屋を出る気配を感じたが、風呂かトイレに行くと思ってうたた寝していた。
友人は31日朝から、原田さんの行方がわからなくなったと数人の友人らに連絡した後自宅に戻り、身元不明の若い女性遺体発見のニュースを知り、警察に届け出て、同日夕方、遺体の身元を確認。
原田さんの部屋には携帯電話、財布、眼鏡、コンタクトレンズなどが残されたままで、散歩になどに行くときよく着ていた黒いダウンジャケトがなくなっていたという。
所在のわからなくなっていた原田さんの自転車は、１月31日午前に原田さんの自宅アパートから北西に約３km、遺体発見現場から北西に約８kmの土浦市小岩田西１丁目内の空き地で目撃されており、２月４日（水）夕方、原田さんのものと確認された。
自転車は鍵がついたままの状態で発見されたが、自転車の鍵と一緒にあった原田さんの自宅アパートの鍵が所在不明となっていることが、江戸崎署の調べでわかった。
茨城県警サイト-現場付近の参考地図あり
URLﾘﾝｸ(www.pref.ibaraki.jp)