10/03/12 21:48:57 rD6OmhwL
【お祭り金魚の飼い方】
●家に帰ってきたらとりあえず袋のまま暗く涼しいところへ
●水槽(又はバケツ)にカルキを抜いた水を入れる、この時水温に注意(25℃~28℃)
※魚膜保護剤を水10Lに対し3ml添加すると、飛躍的に生存率が上がる。
●袋のまま金魚を水槽に入れる、多少袋の水と水槽の水が混ざってもキニシナイ
●30分くらいしたら袋の口を開けて放置、金魚が自然に水槽へ移るまで放置
●取ってきたその日には餌を与えない、1日くらいおいてから与える
●バケツの水は酸素量が減る一方なのでエアレーションはした方が良い
●また、新しい水槽やバケツにはバクテリアがおらず水が浄化されないので、
6~8時間毎に1/3~1/2の水換えを。
~注意~
お祭り金魚は死にやすいです
狭い水槽に密集して入れられ、色々な方向から追い掛け回され、ほぼ1日中休む暇は無い
そんな状況下にいたのだからあたりまえ。
もちろん全てに言える事ではありませんけど。
あと、通常水槽の立ち上げにはかなりの日数をかけて行い
バクテリアを発生させてはじめて金魚を投入します。
お祭り金魚の場合は大概この順序が逆転します。
なので、水換えは水槽の約半分を1~2日おきに行う必要があります。
8:pH7.74
10/03/12 21:50:01 rD6OmhwL
初心者向け水槽の新規立上方法の一例。
■金魚をお迎えする、1週間前に水槽を設置し、水を入れ濾過器などの循環装置をまわして置きましょう。
水槽のサイズを決める。
・金魚1匹に必要な水量は以外に多いです。成長する事も考えれば1匹に対して30Lは必要です。
なので、最初から大きめの水槽を買うか金魚の数を少なくしましょう。
・できれば60cm水槽(水量57L)が買えれば良いのですが、最初はホームセンターで売ってるセット水槽が便利です。
例)お魚パークL(23L)、たのしい金魚セットL(23L)
金魚の数と大きさに合わせて選びましょう」。
『水槽の種類と目安』 第1改訂版
水槽 サイズ 容量 ヒーター 砂利量 金魚数(5cmの大きさとして)
30cm 315*185*244 12㍑ ~50㍗ 約1~2㌔ 1~2匹
45cm 450*295*300 35㍑ 50~70㍗ 約3~5㌔ 3~5匹
60cm 600*295*360 57㍑ 100~120㍗ 約8~10㌔ 5~10匹
90cm 900*450*450 157㍑ 150~200㍗ 約12~15㌔ 10~20匹
※ **cm水槽といってもデザインで水量がかなり異なる。
9:pH7.74
10/03/12 21:50:44 rD6OmhwL
・水槽を設置し、水あわせをして(>>7参照)、金魚を水槽に入れたら2~3日餌を与えずに
様子を見ましょう。
・設置直後の水槽には、バクテリアがいません。水換えを行って飼育水を綺麗にする必要があります。
水槽の大きさにかかわらず、(金魚1~2匹には)週に30Lの水換えが必要になります。
また、あまり水換えの量を増やすとバクテリアが繁殖しにくいだけでなく、金魚にもストレスを与えますので
1回の水換え量は水槽の1/2量までにして下さい。
例えば、セット水槽のMサイズ(18L)の場合は1回の水換えは1/2量の9Lまで。
7日間で30Lの水換えが必要なので、30を9で割ると3.33となりますので
「週に3回、2日に1度1/2の水換え」となります。毎日、水換えをするのなら1日に4.5Lの水換えですね。
これを2週間~40日間続ける必要があります。
水換えを怠り、水質を悪化させると、先ず最初に金魚の体表(粘膜)が荒れ白っぽくなります。
粘膜(魚膜)が荒れると、寄生虫が寄生しやすくなります。特に白点虫等が発生しやすくなります。
さらに悪化すると、肛門周りから赤い斑点が広がりはじめたり、ヒレ等が裂けたりちぎれたりします。
その後、水カビ等の真菌に寄生され死に至ります。注意しましょう。
10:pH7.74
10/03/12 21:51:42 rD6OmhwL
・バクテリアに関して
水槽設置してすぐに発生し繁殖するのは腐敗菌です。金魚が排泄した糞や、餌の食べ残しを分解してアンモニアを発生させます。
金魚自身も鰓からアンモニアを排出しています。
※18L水槽で、小赤を2匹飼育すると1日に0.1ppmのアンモニアを発生させます。
アンモニアの致死量は0.5ppmですので、5日で致死量となります。
アンモニアが原因で金魚が体調を崩した場合、治療する手立てはありませんので、早め早めに水換えをして下さい。
その後、アンモニアを分解するバクテリアが増えてきます。増えてきますが、アンモニアを亜硝酸塩態窒素に分解します。
亜硝酸塩態窒素は、アンモニア同様に有毒です。さらに急激に増えるので定期的な水換えは欠かせません。
2週間が過ぎた頃に、急激に亜硝酸塩態窒素が減少します。
亜硝酸塩態窒素を分解し、硝酸塩態窒素にするバクテリアが充分な量繁殖したからです。
硝酸塩態窒素も有毒ですが、アンモニアや亜硝酸塩態窒素の様に猛毒ではありません。普段の水換えで対処できます。
その後はバクテリアが定着する40日目まで、同様の頻度と水量の水換えを続けます。
そうやって出来た水槽を「調和水槽」といい、「水が出来た」とやっと言えるようになります。