11/09/27 13:10:07.71
松任谷:だから、曲とか詞を書くっていうのは、もう生活、生理、いっしょだから、食事したり歩いたりすることと。
言われる前から書いてるのよ、人が止めようと、勧めようが、勧めまいが。
自分の欲求として、もう幼い頃から作っちゃっている。
もちろん、ある日突然、書きたくなって、自分で書いたものを、自分の言葉を歌いたくなって、ひらめいちゃって、ってことはあるかもしれないけど、書いて歌うようになりたいんです、って言っているようだったら、書かない方がいいと思う。
だって、同じだよそれは、人が作ってきたものでも。
ためを思って作ってきてくれたんだから、あややはこうだ、って。
それを表現できることの方がスゴイと思うね。
松浦:ほぉー、そういうふうに考えたことなかったです。
松任谷:別に、人が作ったものでも、自分のでも関係ないと思う、私は。
で、その吸引力を持つことが大事だと思う。
なんかこんなピッタリのものができちゃったっていう、それはひとえに人徳だったりするわけだから。
いや、もちろん、ほんとにある時ね、どうしても書きたくなって、ということがあれば別なんだけれど、フォーマットとして求めない方がいいと思うよ。