11/11/25 15:50:01.01 YYi+GZO/
それは、終始穏和に周囲に接する今の水道橋からは想像もつかない狂気の時代だった。
「自分にとっては血の総入れ替えの時期でした。『芸人とはこうあるべきだ』と。
あいつは勉強のできる奴だ、真面目な奴だと仲間に思われたくなかった。あの頃は、喧嘩に対して一番槍じゃないといけないという気持ちがあったんです。」
反作用であったとも言えるだろう。それまで喧嘩ひとつしたことがなかった男が何かに取りつかれたように暴力沙汰を起こし続けた。
酒場で揉めた女性を殴り重傷をおわせ、舐めた態度を取った弟弟子には自宅まで乗り込んで顔が2倍に腫れるまでシバキまくった。