11/07/22 13:26:43.02 B66C9VyE
新卒入社から定年までは37年、私はその半分にも満たない15年で会社を辞めてしまいました。
辞める人の理屈は、辞めない人にとっては共感しがたいこともあるでしょう。
沢山のチャンスをくれた会社に上手く感謝を伝えられたか、心残りでした。
今日、私の元に一通の長い手紙が届きました。だいぶ前に定年を迎えた、元上司からでした。
私をアナウンサーとして採用してくれた人です。
「机を整理していたら、定年のときにあなたがくれた手紙が出てきた。
『採用して良かったと思って頂けるような仕事人になります』とありました。
あなたがフリーになるときいて、採用試験のときから見てきた自分としては寂しい思いがあった。
しかしキラ☆キラや情熱大陸であなたの様子に触れて、あなたの志が
何も変わっていないこと
を実感した。あなたを採用したことを誇りに思う」と綴られていました。
会社員としては中途半端に終わった私を、こうして放送人として
励まし続けて下さる先輩に出会えたことを私も心から有り難く、誇りに思います。
半分でやめてしまっても、全部なくなるわけじゃないんですね。
小島慶子拝