11/02/05 20:53:49 HclwQShgP
>>639
その中だと是枝の映画しか観たことないんだよね
ちょっと考える
642:名前は誰も知らない
11/02/05 20:56:55 5Rvc1Yhk0
ノンケなんだけど最近ゲイの恋愛映画の方が純粋に感動
できるようになってきた。ブロークバックマウンテンよかった
643:名前は誰も知らない
11/02/06 01:06:04 4Ru0UY6CO
>>641
たぶんこの日はホウシャオシェンだけなんじゃないかな
644:名前は誰も知らない
11/02/06 03:25:37 VgvTN5D/0
>>324 だが、
どうやらアカデミー賞は「英国王のスピーチ」が戴くようだ。
たぶん作品賞も。
アカデミー賞には8割方興味ないけど、残りの2割で「まあ、楽しみながら予想してみっかw」
とか思ってる。
…これまで吃音に触れたがらなかったテレビ(NHK)が一昨日、吃音の男性の生活を紹介していた。
「英国王~」と何か関係が…(無いかw)
645:名前は誰も知らない
11/02/06 04:40:23 LbnpKg3q0
スカーフェイスいいよね
646:名前は誰も知らない
11/02/06 14:33:06 wYpGP7qFO
パリ、テキサスつまらなさすぎる、死ね
647:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/06 19:22:27 S3IHonEAP
「ジェリー」
とにかく画面が美しい
その画面を二人の男たちがひたすら歩く
この映画の前半のみを見た人の中には、彼らが「遭難している」ということにすら気付かない人もいるだろう
だが、それでいいのだ
圧倒的な画面(世界)の前では、彼らの置かれた「遭難」という状況や、「生」や「死」ですらも矮小化されてしまう
ガス・ヴァン・サントって「グッド・ウィル・ハンティング」とか「小説家を見つけたら」「ミルク」とかはダメダメなんだけど
この手の「「世界」との視点の共有」を志向した作品は素晴らしい
648:名前は誰も知らない
11/02/06 20:11:52 V/mp98+PO
>>647
いや、グッドウィルハンティングやミルクと同じ土俵にのせて
ああだこうだ言っても仕方ない映画だと思ったな、個人的には。
美術館で絵画を見てすごす1日も、自室で小説を読んですごす1日も、
同じように有意義で楽しいわけでさ。楽しさの質が違うだけで。
649:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/06 20:29:43 S3IHonEAP
>>647で挙げた三つの作品はどれも「はじめに結論ありき」で「取って付けたような」テーマを描くという
どれも「面白い」とも「有意義」とも思えなかった
650:名前は誰も知らない
11/02/06 21:24:33 V/mp98+PO
>>649
なるほど。わかるよ。
ただ、俺としては「作家性は細部にこそ宿る」と考えてるから、
「結論ありきだから」とか「テーマがありきたりだから」といって
それだけでマイナス査定にはならないな。
ふたつの点を結ぶ線は無限に存在するはずだと思うから。
たしかに「小説家を~」はいまいちだったけど。
651:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/06 21:35:24 S3IHonEAP
「テーマがありきたり」ってのと「取って付けたようなテーマ」ってのは
似ているようで厳密には違うんだよね
「ありきたりでないテーマ」ってのを見つけるのは不可能に近いくらい至難の業であるわけだし
652:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/06 21:40:31 S3IHonEAP
映画ってのは必然的に「テーマ」に沿って物語を構築し、映像(あるいは音楽も)構成しなければならないんだけど
そういう「制約」がある中で「取って付けたような」ようなものを作らないためには
「自分」という「ちっぽけな存在」が「テーマ(およびそれによって形作られる映画)」を作るということを
徹底して意識化するしかないと思うんだよね
653:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/06 21:42:55 S3IHonEAP
つまりそれは「圧倒的な不可能性(虚無)の中に身を置く」ということ
654:135
11/02/06 21:47:16 Z7Yo7PG20
館主ってグッドウィルハンティングの主人公っぽくないか?
ロビンウィリアムズに一回説教してもらったらいいのに。
655:名前は誰も知らない
11/02/06 21:48:10 Z7Yo7PG20
ああ、名前の135はよその書き込みのやつね。ごめん
656:名前は誰も知らない
11/02/06 21:55:42 RU99S/iUP
アマデウスおすすめ
657:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/06 21:56:55 S3IHonEAP
>>654
自分は「単なる一介の馬鹿」に過ぎないからかね
658:名前は誰も知らない
11/02/06 22:10:58 V/mp98+PO
>>653
つっかかるようで申し訳ない。
あなたの書き込みを読むと、某文芸評論家の顔がちらつくよ。
もちろん、それも映画のひとつのありようだろうね。
映画というか表現すべての。
あとはもう「人それぞれ」って結論しか残ってないわけだけど。
659:名前は誰も知らない
11/02/06 22:16:57 Jl1mFoN40
正直いつもいつも抽象的過ぎるし主観的過ぎるし何言ってるかわかんないよ
660:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/06 22:18:11 S3IHonEAP
「人それぞれ」って結論を「否定」することは勿論出来ないんだけど
「言葉」ってもの自体が何らかの形での「絶対性」を志向してしまうんだよね
あり得ない「絶対性」に向かって言葉を紡ぐということ
それは「映画を作る」ということでもあるし「出来上がった作品を批評する」ということでもある
661:名前は誰も知らない
11/02/06 22:30:57 Z7Yo7PG20
>>657
「君は悪くない」
甘やかしではなくそう言ってくれる人が身近にいるって幸せだろうな。
あの映画は弧男的には恋愛映画観るより胸痛いものがあった。
662:ロビンウィリアムズ
11/02/06 22:34:53 VgvTN5D/0
『ウザ芸』とでも呼びたくなるわw
「気付いたこと」をあたかも己しか気付いていないと信じているらしい。俺にはそう見える。
もちろん成長の過程でそういう時期があってもいいけどね。
「仙人」になりたいならガンジス付近行って死体が焼かれてるのでも見てくればいいのに。
663:名前は誰も知らない
11/02/06 22:35:07 Jl1mFoN40
本当に映画が好きなのか?
664:名前は誰も知らない
11/02/06 22:36:19 nlR6HICQ0
このスレに映画撮ったことある人っている?
665:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/06 22:39:46 S3IHonEAP
>>661
あれは「子供」に読み聞かせる「おとぎ話」みたいなもんだから
>>662
「俺が気付いたんだ!」と思うからこそ書き込むのは確かだけれども
「そんなもんみんな知ってるよ」という意見があってもまた良い
「表現」「批評」ってのはそれ自体によって完結するものではないのだから
インドには行ってみたい
666:名前は誰も知らない
11/02/06 22:44:49 TfsvUsjJO
オーメンかな
667:名前は誰も知らない
11/02/06 22:45:57 VgvTN5D/0
ラーメンズのコント見たが、ある意味映画より面白く感じた。
短くて、細かいところで何度も笑えて、構成も素晴らしく技巧的。で、先が読みにくい。
「スポンジ・ボブ」もそんな感じ。シュールで笑える。何より短くて良い。
あのアニメは海外のアーティストでリスペクトしてる人多いらしい。
ラーメンズもそうだけど、予定調和型の長ったらしい映画よりよっぽど良いわ。
>>664
フツーにいないでしょ。
668:名前は誰も知らない
11/02/06 23:00:19 Z7Yo7PG20
>>661
孤独な人間にあそこまで付き合ってくれるって部分はおとぎ話だと思うけど
ちゃんと人と繋がりを持って生きてる人間の周りにはいるでしょ。
わかってくれる人。そういう存在が羨ましい。
669:名前は誰も知らない
11/02/06 23:00:35 nlR6HICQ0
撮影技術がどうこう編集がどうこうみたく技術面から映画を楽しめたらなって思うことがある。
それは音楽をそういう聴き方してて、それで感動することがあるからなんだけど。
映画でも同じような感動が味わえたらなあ。
やっぱり実際に映画を撮ってみないとわからないのかな、そういうのは。
670:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/06 23:05:37 S3IHonEAP
>>668
あの映画に出てくるような「人間」はこの世に(少なくとも普通には)存在しないと思うよ
671:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/06 23:07:32 S3IHonEAP
「桃太郎」「金太郎」と同じ
教科書的な物語
672:名前は誰も知らない
11/02/06 23:23:27 VgvTN5D/0
>>665
「批評」を完結させてどうしてぇんだよwwそれって美味いのか??
作品への批評や評論自体を批評するならば、その目的は人生・世界のヴァーチャル化だろ。
実際に交通事故に遭うのと、交通事故被害者に感情移入するように作られた映画を見、
何かを思い感じてぶつくさ零すこととの間にあるのは何だろうか。
言葉を通じて世界を捉えて、「人生や世界はこういうもの」と半ば一方的に決めかかることで、
存在していることの「訳のわからなさ」を紛らわす。
これこそが、世界観・人生観と絡められた作品への批評の正体に違いないと思う。
要するに閑人の寝言、逃避に過ぎんと思うわ。それがどれだけ辛辣であってもね。
それからガンジス付近のツアーはバカ高い。カンボジアが今ちょっと安い。
673:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/06 23:31:57 S3IHonEAP
それを言うのならば
映画を作る(その他小説を書くでも何でもいい)というもの自体が
言葉を通じて世界を捉えて、「人生や世界はこういうもの」と半ば一方的に決めかかることで、
存在していることの「訳のわからなさ」を紛らわすという「逃避」に過ぎない訳だね。
もっと言えば物を食って「美味しかった」と言うことも
言葉を通じて世界を捉えて、「人生や世界はこういうもの」と半ば一方的に決めかかることで、
存在していることの「訳のわからなさ」を紛らわすという「逃避」に過ぎない訳だね。
674:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/06 23:33:57 S3IHonEAP
「自分は閑人ではない」と言える確信はあるのか
675:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/06 23:48:06 S3IHonEAP
我々は「言葉」によって「訳の分からなさ」に触れるしかない
という倒錯的な行為から逃れるために倒錯的な行為を重ねるしかない
「訳の分からないもの」を「訳の分からないもの」として規定してしまうこともまた
寝言、逃避に過ぎないんだよね
676:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/06 23:53:20 S3IHonEAP
人間の思考自体が言語的なものであることは言うまでもないことで
それを絶えず意識しつつ、言葉によって表現する
それが「虚無に身を置くこと」なんだよね
677:名前は誰も知らない
11/02/06 23:56:56 Jl1mFoN40
レス数が多い割に自己完結しすぎてて邪魔臭いんだよ
毎日スレの流れも話題も全く無視で突然自分の感想を垂れ流す。それこそブログでやるべき
自分の中で2chでなければならない動機付け(屁理屈)もあるんだろうけど、知った事じゃない
「映画を語るふりして自己演出に夢中」とはよく言ったもんだよ。本当に映画が好きなのか?
678:名前は誰も知らない
11/02/07 00:01:21 Fc4MofXX0
>>676
簡単に言うとそこまで「批評」に熱を入れられません。
言葉尻を捉えて悦に入るのは本当は好きでないんで、
そういう事を書き込んだ自分自身嫌な気になった。
ただ「週1あるかないか」の仕事ではないんで、あなたよりは閑人ではないとは他人にも分ってもらえると思う。
679:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/07 00:02:29 c5fpMvMiP
「映画が好き」なのかは分からない(「好き」であって欲しいとは思う)が
「好きな映画」はある(勿論「嫌いな映画」もある)
「美しい花がある。花の美しさなどというものは無い」(と「断言」すべきでは無いと思うが)
って感じ
680:名前は誰も知らない
11/02/07 00:03:20 Fc4MofXX0
>>666
チバユウスケってガキの頃「ダミアン」って呼ばれてたらしいね(あくまで自称)
681:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/07 00:05:17 c5fpMvMiP
>>678
僕は「言語的に思考する」ということ、それ自体が「批評」なのだと言ってるわけだけれど
682:名前は誰も知らない
11/02/07 00:18:03 Fc4MofXX0
>>656
アマデウスは偉人伝映画で一番成功してると思う。
題材がよかった。イカれたファニーな天才という。
「ガンジー」つまんね「ピカソ」つまんね「ゴッホ」つまんね
まあ西部劇の主人公なんて活躍的にはみんな「偉人」なわけで、
しかも脚色の力でわざわざ実在の偉人を登場させるより面白い。
683:名前は誰も知らない
11/02/07 00:26:41 fKQunHpo0
バーンアフターリーディング
くだらな過ぎて吹いたw
684:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/07 00:27:02 c5fpMvMiP
西部劇の主人公ってのはもはや「人間」ではないんだよね
そういうものをメタ的に表現したのが「荒野のストレンジャー」
685:名前は誰も知らない
11/02/07 00:29:12 W1fm/UfcO
どうでも良いが、黒鳥館がいるからこのスレは良くも悪くも盛り上がってるわけじゃん?
嫌ならこなければ良いし(スレ立てたのも黒鳥だし) この板で黒鳥は自己啓発的に
映画を消費するだけじゃなく、映画の「大きな物語」のバックボーンみたいな所から社会にコミットしようとしてるように見えるがね。自己完結っていうより、わざと複雑にして自分の殻に籠もってる感じはあるが。
686:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/07 00:31:43 c5fpMvMiP
だから「アカルイミライ」を見るべきって話
687:名前は誰も知らない
11/02/07 00:33:32 BKM5uubN0
>>679
(小林秀雄)といれろ
688:名前は誰も知らない
11/02/07 00:34:01 W1fm/UfcO
前黒鳥が批評した「アカルイミライ」の解釈は賛同できないけどね。
689:名前は誰も知らない
11/02/07 00:44:26 Fc4MofXX0
偉人伝映画が難しいのは
「そんなの知ってるよ」をわざわざ見せられるという点。
「ふぅ~ん、耳きり事件をこうやって撮ったか。」と、
出来事をあらかじめ知ってしまっているから難しい。
これはリメイク作品同様に言える。
俺が企画するなら「最低!偉人伝(仮)」という映画。
6人くらいの偉人の最悪の一面ばかりをブラックコメディー調で描く短編オムニバス。
「盗掘」をするシュリーマン、「カネくれよぉ」とテオに迫るゴッホ、犬を虐めるガンジー(ガキの頃の話だが)、
バイアグラ代わりにコカインを服用しまくるフロイト、など。
690:名前は誰も知らない
11/02/07 00:48:32 v9oiWMW90
MISHIMAでは三島由紀夫の諸作品をつなぎ合わせて三島本人の人生を再構築するつくりになってたな
691:名前は誰も知らない
11/02/07 00:50:05 HVRsI9ipO
恋愛ジャンルは生々しかったり、雰囲気匂わせるようなものよりは
ラブコメディが好きだな
アニメでも実写でも
見てる時だけでも、楽しい気分になるしコメディ要素充実しているから
経験ないからともやもやしたり落ち込んだりしないし
692:ε=┏(*゚▽゚)┛
11/02/07 05:51:08 wxIrTDnU0
モンスター((笑))
693:名前は誰も知らない
11/02/07 19:06:36 c5crAcRO0
日活ロマンポルノで感動したというと笑われるかも知れないが、
大学時代に見た「ラブホテル」にはジーンと来た。
すべてを失って人生を終わりにしようとする寺田農の演技が良かったのは勿論だが、
何と言っても速水典子の癒し感が半端じゃなく胸に染みた。
694:名前は誰も知らない
11/02/07 19:25:18 Fc4MofXX0
>>693
あのシリーズ、youtubeで予告編しか観たこと無いけど、
かなりリアルなものを感じる。
野卑で日本的で剥き出しの現実って感じ。
進藤兼人ってそんな感じっぽいけど、彼の作品はまったく観る気がしない。
695:名前は誰も知らない
11/02/07 20:57:52 c5crAcRO0
あーたぶん違う映画じゃね?
696:名前は誰も知らない
11/02/07 21:05:38 Fc4MofXX0
>>695
説明不足で悪かった。日活ロマンポルノシリーズの違うやつ。
697:名前は誰も知らない
11/02/07 21:26:03 lRMC5siJO
ザ・ドライバー
698:名前は誰も知らない
11/02/07 22:25:28 Fc4MofXX0
ジョンミリアスで「デリンジャー」以外の面白い作品はあるのか?
ジョニデのデンジャーは観ることすらできない。山下のジョー同様。
699:名前は誰も知らない
11/02/07 22:28:15 Fc4MofXX0
デリンジャーね。まあデンジャーな存在だけど
700:名前は誰も知らない
11/02/07 23:01:07 W1fm/UfcO
コナンザグレード(笑)でも観とけば
701:名前は誰も知らない
11/02/08 00:38:26 XzSViiWh0
風とライオン
702:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/08 00:45:07 ffA2kpQMP
「風とライオン」は嫌いだなあ
703:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/08 00:50:34 ffA2kpQMP
西洋人が勝手に夢想するオリエンタリズム(男の世界)
704:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/08 00:52:08 ffA2kpQMP
あのババアがムカつくんだよ
「マッチョイズム」の上澄みだけを掠め取ろうとする女(西洋人)
705:名前は誰も知らない
11/02/08 09:55:06 XzSViiWh0
ビッグウエンズデイ
706:名前は誰も知らない
11/02/08 11:31:08 y1GkdCCuO
「クラッシュ」観てるんだがこれを大真面目に撮ったクローネンバーグはマジキチだな
そりゃ「イースタンプロミス」「ヒストリーオブバイレンス」みたいな映画撮ったら驚かれる罠
707:名前は誰も知らない
11/02/08 14:29:20 BEyAk/p50
サスペクトゼロ
目新しさもゼロだった
708:名前は誰も知らない
11/02/08 14:46:02 4Jc7SKMHO
早春物語
ちょっとおぼこい頃の原田知世が見れる
話は生々しいからまたいい
なかなかセリフが長かったり長廻しあったり、浮かれた演技や大人ぶったりとか原田知世のこの時点での
等身大全てを見せている
また画面がいい
坂のショット、鎌倉、神田、アテネフランセw
DVD特典のメイキングシーンなどはその延長にも思え、原田知世の当時の素の姿が満載
本人もここまで舐めるように当時の姿をまとめられたのは特に今の彼女からしたら
嫌じゃないかなw
709:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/08 16:49:16 ffA2kpQMP
クローネンバーグは紛うことなきキチガイでしょ
だから病み付きになる
だから「イースタンプロミス」は物足りなかった(駄作とは言わないが)
「裸のランチ」「少年は蜘蛛にキスをする」「クラッシュ」の三作が特に良い
710:名前は誰も知らない
11/02/08 16:52:03 rDGwCmMY0
当時ファンだったが早春はいまいちと思ってたな
天国に一番近い島のカジノのシーンが映像的にはベストだと思った
映画の内容はまぁアレなんだけど
711:名前は誰も知らない
11/02/08 16:55:42 rDGwCmMY0
クローネンバーグはビデオドロームが衝撃的だったな
25年ぐらい前だったかブレードランナーと同時上映で見たのだが
当時ドはまったわ
712:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/08 16:57:58 ffA2kpQMP
たとえ作品全体としては「大傑作」とまではいかなくとも
必ず「記憶に焼きつくシーン、要素」がある
713:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/08 17:02:14 ffA2kpQMP
>>711
マクルーハンはメッセージの「内容」そのものとは関係無しに
「メッセージを送る/送られる」ということそのものに意味が生じるというようなことを言ってたんだけど
まさに「ビデオドローム」はそういう作品だった
714:名前は誰も知らない
11/02/08 18:00:43 C5cK2CGo0
このスレに上がってくる映画って、知らない作品多くて
興味感じたやつは借りてみようと思うんだけど、ビデオ屋いっても見つからない事が結構ある。
うちの近所の店の品揃えが悪いだけなんだけど。
ビデオ屋にも図書館みたいな検索システムあったらいいのになぁ。
都会だったら普通にあんのかな。
見つからないなぁ、と思ったら自分の予想とは違うジャンルのとこにあったりするし。
探すだけで疲れる。
715:名前は誰も知らない
11/02/08 18:35:01 cOC19S8Q0
>>714
俺の地元もロクなの置いてない。在庫整理したせいで。
人から勧められて行動を起こすこと自体珍しいのに、
「赤い天使」がどこにも無かったのにはガッカリだった。
「この石原裕次郎のコーナー、少し減らさんかいっ!」(心の中)
全作揃ってないと意味無いわけか。
716:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/08 18:37:48 ffA2kpQMP
上の方で「映画が好き」と「好きな映画がある」ということについて書いたけど
自分はそうは言っても「映画」という「表現技法」そのものにある種の「期待」をしているのも確かなんだよね
その「期待」とは「闇」のなかで「異次元」と接触するという「体験」だと考えてるんだけど
水木しげるが言う「現代は「闇」が無くなって、妖怪が棲み難くなった」
という言葉の意味を考えるべき
717:名前は誰も知らない
11/02/08 18:44:50 XzSViiWh0
俺的には
風邪とライオン>ビッグ・ウェンズデイ>>>デリンジャー
赤い天使はけっこうグロイよ
718:名前は誰も知らない
11/02/08 18:50:31 cOC19S8Q0
デリンジャーが最下位…これは驚き。
風とライオンとビッグ・ウェンズデイ、両方観たこと無いけど、
デリンジャーをクズと感じるのか、残り二つにより面白さを感じるのか、
ニュアンス的にはどっちなんだろ。
とりあえず借りられないという悲しみ…
719:名前は誰も知らない
11/02/08 20:06:18 rDGwCmMY0
フィルムのコマとコマの間にあった暗闇が
デジタル化によって無くなった
720:名前は誰も知らない
11/02/08 20:08:02 rDGwCmMY0
って20年ぐらい前に大林が言ってたが
721:名前は誰も知らない
11/02/08 22:52:27 cOC19S8Q0
暗闇といえば「八甲田山」は何にも見えない時間が長すぎる。
722:名前は誰も知らない
11/02/09 00:34:22 /17Uj4mXO
>>716
それってドラッグや頭に電極流すことで変換可能なの?
723:名前は誰も知らない
11/02/09 01:01:50 D875Cw8y0
ワケがわからないものナンセンスなモノはどんどん排除されてるとは
思うな。安易な感動笑い、そのくせベタは見下すからタチが悪い
724:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/09 01:08:37 1gya3W7gP
>>722
不可能ではないだろうね
クローネンバーグの「イグジステンス」はそういう話だったね
「ドラッグ」や「電極」の使用を絶対に否定するということはしたくない
ただ黒沢清の諸作品にあるように
ドラッグを使って一時的に「幸せ」になることよりも
(一先ず)社会に留まってその「地獄」を「意識」すること
<外側から>「社会」を「意識」すること
そしてその(常に「意識」する)ことによって別の「可能性」の「存在」を感じることが大事なんだね
725:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/09 01:22:28 1gya3W7gP
この世の中を安易に肯定することは出来ない
しかしそれに対する単なる対抗措置として「映画」や「ドラッグ」を想定するということは
「悪いの反対は良い」みたいな安易な発想に過ぎない
「救いは無い」という前提から「救い」を見出そうとすることしか出来ない
しかしそれすらも意識化した上で(ありもしないと分かっている)救いを
何かに求めてしまうということは一概に否定できない
726:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/09 01:29:55 1gya3W7gP
「幸せになる」ことと「地獄を意識する」ことってのは
「平成ガメラ」と「平成ゴジラ」を見比べるとよく分かると思う
727:名前は誰も知らない
11/02/09 01:29:57 /17Uj4mXO
ギリアムの「未来世紀ブラジル」は「電極」で現実逃避した話だね。
「エウレカセブン」ってのはスカブコーラル=情報統合思念体になる幸せより
ボーイミーツガールなレントンとエウレカの関係性が勝った話で、「エヴァ」の人類保管計画もそうだし「コードギアス」も骨子はそういう話で
観てないがハルヒもそんな話だよね。
で共通点は「コードギアス」を除いて、セカイ系ってジャンルなんだよね。
君と僕の関係性が、ドーパミンドパドパの「理想郷」より、辛く苦しくて堅忍不抜な現実を生きよう君がいるからってことで。
可能性の存在ってやっぱり、彼女や奥さんみたいな愛する存在ってことなのかね。
728:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/09 01:36:50 1gya3W7gP
「ブラジル」にしても「エヴァ」にしても
「幸せになること」の「地獄」(あるいは「幸せ」が「地獄」からの脱出を意味しない)ということを描いてるよね
「彼女」や「奥さん」を手に入れたところで「地獄」の「存在」は変わらない
だから「怪獣」が現れる
729:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/09 01:38:03 1gya3W7gP
「ハルヒ」はキャラが受け付けなくて見れない
「エウレカ」は父親がハマりまくってた
730:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/09 01:39:52 1gya3W7gP
アニメといえば「けいおん!」は一期に限っては(それなりに)評価してた
731:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/09 01:52:22 1gya3W7gP
「ゴジラVSメカゴジラ」のラストで
「彼らは遠い未来の恐竜時代を待ち続ける」という台詞があるんだけど
この台詞は非常に象徴的だね
732:名前は誰も知らない
11/02/09 01:55:40 /17Uj4mXO
「けいおん」って宮台が言ってた「まったり革命」を顕著に実行していたんだとおもうが
「日常系」ってジャンルも、ある種のオタク達の現実逃避=(ドラッグ)に見えるわな、「日常系」を消費することで快楽を得るが成長できない思考停止してしまう。まぁ俺も十緑茶買ってあずにゃんストラップ手に入れたんだけどね、あずにゃんペロペロ(^ω^)
733:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/09 01:58:46 1gya3W7gP
しかし二期はその「まったり革命」のあり得なさを
(ある意味)見事に描いてしまっていたよね
734:名前は誰も知らない
11/02/09 02:00:03 /17Uj4mXO
>>733
kwsk
735:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/09 02:06:11 1gya3W7gP
一期はただ単に「爛れた日常」に存在する「街」「女子高生の身体」「風」「光」
をひたすらフェティッシュに描いていたのが
二期(の後半)では「バンド活動の達成」「別れ」「旅立ち」
をひたすら表層的で雑に描いていたよね
736:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/09 02:08:11 1gya3W7gP
一期が「学生生活」や「バンド活動」という「物語」をひたすら相対化していたのに対し
二期はそういう「物語」に回収された挙句、その「描写」にすら失敗(?)していた
737:名前は誰も知らない
11/02/09 02:25:54 /17Uj4mXO
それは原作と京兄の力量のギャップじゃない?
738:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/09 02:31:27 1gya3W7gP
原作は新聞に載ってるような人畜無害な四コママンガなんでしょ?
それでは「街」「女子高生の身体」「風」「光」を描くことは出来ないだろうね
京兄はがんばったと思う(作画陣に限っては)
739:名前は誰も知らない
11/02/09 02:34:48 /17Uj4mXO
「リンダリンダリンダ」って映画があるんだけど
けいおんと正反対でもの凄い武骨な話で、偶然会った韓国人をメンバーに入れて文化祭でブルーハーツのリンダリンダリンダを歌うって話なんだけど
俺はけいおん最後の文化祭の演奏もリンダリンダリンダどっちにも感動したんだよね。
740:名前は誰も知らない
11/02/09 02:40:12 /17Uj4mXO
当然文化祭でバンドなんて高校時代は馬鹿らしいと思ってたんだけど、感動したんだよ。
人生を幸せに生きるって、自分が置かれてる環境に何のてらいもなく努力できるってことだと思うんだけどそんな事をできないから辛いんだよね、ましてや高校でバンドなんて。
あまのじゃくのルサンチマンなんだよね。
741:名前は誰も知らない
11/02/09 02:43:32 /17Uj4mXO
「ブラックスワン」鑑賞
町山の指摘した通り「パーフェクトブルー」そっくり、それだけ。
742:名前は誰も知らない
11/02/09 03:12:16 /17Uj4mXO
「母なる証明」みたいな、五反田のTSUTAYA行ってこようかな。
743:名前は誰も知らない
11/02/09 03:18:52 uvRaq9eqO
ヤン・イクチュンの『息もできない』も良かったよ
韓流ファンじゃないけど映画はここ数年韓国に押されてるな
744:名前は誰も知らない
11/02/09 09:36:47 Nntov/Vt0
けいおんって見た事無いけどようするに
青春でんでけでけでけだろ?
だとしたらうけるのもわかる気がする
745:名前は誰も知らない
11/02/09 14:36:24 XsWmdgnA0
全然違うww
746:名前は誰も知らない
11/02/09 15:09:48 D875Cw8y0
二次元のアイドルって考えた時に学校で軽音部やってますって
いうのはしっくりくるもんがあったという事なのかな。そういや
映画化するんだってな
747:名前は誰も知らない
11/02/09 15:27:57 uvRaq9eqO
アニメはどうでもいいよ
ここ映画スレだよな、なんでアニメの話になるんだろ
2ちゃんとかネットてアニメ馬鹿多すぎなんだよなあ
アニメ好きって実写映画極端に見ないし
青春デンデケの主人公の彼は今俳優辞めたのかな
対して浅野がビッグになったなあ
園子温の新作がかなり評判いいがどうだろう
アモス・ギタイ特集は行けなかったなあ
748:名前は誰も知らない
11/02/09 16:10:29 uvRaq9eqO
ダメ元で応募した劇的3時間SHOWが当選したw
他に誰か行く人いないか?第二次の応募がこれから受け付けるらしいから応募してみるよろし
749:名前は誰も知らない
11/02/09 16:28:55 /17Uj4mXO
蓮見さんのトークイベントかすごいね
750:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/09 16:32:24 1gya3W7gP
園子温は(彼だけに限らないのだろうが)
綺麗に落とそうとすると失敗するよね(「愛のむきだし」はそれ以前の問題だったが)
「冷たい熱帯魚」もそのあたりが肝になりそう
751:名前は誰も知らない
11/02/09 17:01:09 /17Uj4mXO
「蝿の王」鑑賞
「リリィ・シュシュ」とか「誰も知らない」もそうだけど
大人のいない世界、子供の世界に大人が内政干渉できない世界。
子供はそこで「島宇宙」を作りアノミーに生を享受する。
川上みえこの「ヘブン」で描かれてたみたいな
あっちとこっちのボーダーライン、イニシアチブを持つ者と持たぬ者のボーダーラインが余計明白になる。「けいおん」や「みなみけ」みたいなアニメも大人のいない世界を生きているが
それは登場人物が子供らしからぬ、大人と子供のハイブリッドつまりメタ的な大人が不要不休のメタファーであると思う。
ドラえもんは近所の博識な兄貴のメタファーであり、ドラえもんを象徴するドカンは消えた。
JKが自身の「性」をアピールすることで、大人が群がるニコ生。
大人と子供のボーダーラインが消えフラットな世界になった時、そこは混沌しかないんじゃない?
752:名前は誰も知らない
11/02/09 18:13:02 VCrYke1J0
ヤングガンがくそつまんねーけど
超かいっこいい
753:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/09 18:19:01 1gya3W7gP
むしろ本質的「混沌」を「意識」すべきだと思うけどね
「紀子の食卓」はそういう映画だった
754:名前は誰も知らない
11/02/09 19:14:01 /17Uj4mXO
「紀子の食卓」は価値観が多様になりあらゆる選択肢が生まれた。
だけど風俗で擬似恋愛をすることと、実際に恋愛をすることはまったく違い。
その喪失感は埋まらない。コメンタリー見てないから、監督がどんなスタンスであの映画を撮ったかは分からないが水木しげるが言う現代に妖怪が住む闇がなくなったっていうのは
単純に知識が充実したからだと思う、昔の妖怪は柳田国男が言うように知識のなさから障害児を妖怪というレッテルで貼ったという一説があった。
ネットなどで情報がフラットになり根拠のない自己万能感を持った我々は
その拠り所がスポイルされたときそのオルタナティブが「死」しかなくなってるんじゃないか?
「自殺サークル」見てないから分からないんだが、「ソラニン」の種田であり「紀子の食卓」の少女達。
周りがフラットになり、自由になったつもりが実は周りは四角四面だった。
755:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/09 19:38:22 1gya3W7gP
「四面四角」であることを「意識」することが重要なんだよね
問題なのは「四面四角」をあたかも「解放されている」かのように感じ
それが一面的に肯定されること
756:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/09 19:42:38 1gya3W7gP
近代社会、近代知は確かに「妖怪」という不条理なレッテル貼りを脱したかもしれない
しかしその後現れたのは「ソーシャルネットワーク」に見られるような
「ある人物」を「アスペ」「ナード」「オタク」のような枠に嵌め、普遍的な「物語」の中に収めようとする
新たな(相も変らぬ)不条理だった
そしてその「不条理」をあたかも「条理」であるかのように装う「語り部」達がいる
757:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/09 19:51:30 1gya3W7gP
「紀子の食卓」における「死」ってのは
<システムの中で意味づけられた自分自身の「生」に対する象徴的な>「死」なんだよね
758:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/09 19:54:54 1gya3W7gP
そして「死」んだあと「ゾンビ」として紀子は蘇り
(ありうるかも知れない)「可能性」を感じつつ「地獄」を「生き続ける」(「演じ続ける」)
そして妹はどこへ行くのか・・・
759:名前は誰も知らない
11/02/10 02:10:00 65VlKAIBO
ヴィデオドローム面白い
760:名前は誰も知らない
11/02/10 11:02:21 xtZJf2WfO
孤独だからか好きな映画がチームもので犯罪系が多いのに最近気づいた
オーシャンズ11が大好きだし新しいのだと十三人の刺客とかかな
761:名前は誰も知らない
11/02/10 13:17:59 mihzwL7f0
林秦文(青春デンデケの主人公)は普通に今でも役者やってるよ
主役は少ないけど脇役としては話題の映画やドラマに結構いろいろ出てるよ
762:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/10 16:44:50 OcCAqTR5P
林秦文って「ゴジラVSデストロイア」で山根家の末っ子(第一作に出てきた新吉少年の息子)の大学生を演じてたね
763:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/10 16:54:17 OcCAqTR5P
印象に残ってる
764:名前は誰も知らない
11/02/10 20:42:17 gbhpJWYI0
「ウール100%」観た人居る?孤男ならあれを観て何かを感じるはず。言葉に出来ないけど。
765:名前は誰も知らない
11/02/11 14:05:04 Fr3GjEpJ0
あたらしい映画のアイデア出し合おうぜ!
まずは俺からっ
温泉に「背中に絵が描いてある人たち」が来るのを、
徹底的に防ごうとする温泉街住民の奮闘とかいいと思う。
監視カメラで顔認証、全国にネットワークを張り認証データを共有しあい、
店舗入り口前のセンサーで徹底的に入ってくるのを防ごうとする。
そうこうしているうちに温泉街が何者かに荒されてゆき…
表現の仕方次第で化けそうなストーリーと一人合点してる。
766:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/11 14:22:47 VBXwgEEfP
夢野久作の「狂人は笑う」と「キチガイ地獄」を原案にサスペンスアドベンチャー映画を作りたい
767:名前は誰も知らない
11/02/11 14:26:07 +qg7/IB70
盲と唖のラブストーリー
768:名前は誰も知らない
11/02/11 14:31:14 +qg7/IB70
コミュニケーションの手段はもちろんネットでありコンピュータ
769:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/11 14:32:36 VBXwgEEfP
自分の記憶を操作する女子高生とキチガイで殺傷能力に秀でた高校生のラブコメ
とか考えてたことがある
770:名前は誰も知らない
11/02/11 14:37:30 Fr3GjEpJ0
>>765
だけど、
タイトルは『本気でやれば』。
誰もが「どうしたらあの人たちを入浴不可能に出来るのだろう…」と考えたことがあるはず。
こういういわばVIPPERがネタを出し合うようなレベルの映画が増えてく気がする。
あくまで「気がするレベル」だけど。
771:名前は誰も知らない
11/02/11 14:37:54 +qg7/IB70
萌え系女子校生が主人公の熱血ボクシング映画(もちろん上半身裸)
772:名前は誰も知らない
11/02/11 14:39:51 Fr3GjEpJ0
それを何とドキュメンタリー調で撮ってしまうという、
半ギャグ半マジ感がウケるのではないかと一人合点してる。
773:名前は誰も知らない
11/02/11 14:44:27 +qg7/IB70
ギャルが甲子園
皇族イレブン
釣りキチおばぁちゃん
774:名前は誰も知らない
11/02/11 14:47:42 +qg7/IB70
釣りキチおばぁちゃん
1.ブラックバス世界記録編:琵琶湖
2.アマゾン巨大魚編
3.幻の赤目編
775:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/11 14:51:52 VBXwgEEfP
キムギドクに「恋空」をリメイクさせる
776:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/11 15:00:07 VBXwgEEfP
ジョージ・A・ロメロ、ジョン・カーペンター、デヴィッド・クローネンバーグ、ポール・バーホーベンの四人が
「ガンツ」をミッションごとに映画化
777:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/11 15:10:26 VBXwgEEfP
スタンリー・キューブリック監督作品「花より男子」
主演井上真央、松本潤
778:名前は誰も知らない
11/02/11 15:11:11 Fr3GjEpJ0
20世紀初頭、アフリカのどこかの国の話
窃盗で投獄されてた男の鉄格子が噴火した火山から降ってきた岩により破壊され、
男は脱獄に成功。これは凄い話だ。でも2時間の話には出来ないかな。
これからの監督には「技法」で頑張ってもらいたくなるわけよ。前にあげた「スリ」とか「穴」とか。
武は「映画はサイレントが基本」って言ってるけど、素晴らしい考えだと思う。
台詞が軸で展開してゆく映画についていけない。白ける。
意外性とか、まさかの展開とか、誰も予想できなかった結末とか、そっちもネタギレ感あるなー。
最近(でもないか)では「プレステージ」が結構好き。
武が高倉健で映画撮る話マジなのかなぁ。あれは楽しみ。
779:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/11 15:19:56 VBXwgEEfP
北野武も「キッズリターン」以降どんどん
「言語的」になって、それと共に駄目になってるけどね(「キッズ~」の時点でその崩壊の予兆が見て取れる)
「アウトレイジ」はまだ見てないけど
780:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/11 15:24:10 VBXwgEEfP
もちろん前提として「劇映画」ってのは(台詞の多寡に関わらず)「言語」からは逃れられないんだけどね
781:名前は誰も知らない
11/02/11 15:27:39 Fr3GjEpJ0
クルマ社会に対し強固な嫌悪感を抱く主人公(花屋のバイトで当然無免許)
一見優男である彼は、世界をモーターリゼーション以前へと戻そうと目論み始める。
始めはタイヤをパンクさせることだった。これに味を占めエスカレート。
道路にマキビシ(ネットで購入)を撒いたり、駐車場のパーキングメーターを破壊したり、挙句の果てにはクルマに放火、爆発炎上させる。
なかなか尻尾を掴めなかった警察もいよいよ目星が付き始める。操作が始まり、主人公を追い詰める。
主人公の自宅玄関前に警察が押し寄せる。主人公はパニックになりながらも裏口から出、なんと、そこに駐車中の親の車に乗る(手にはすでにキーが)
そして脱出。満面の笑みでハンドルを操る彼の口から最後に出た台詞が、
「クルマって最高だねっ!!」
(ここでレディオヘッドの「Wolf At The Door」とともにエンドロール)
主演オダギリジョー
782:名前は誰も知らない
11/02/11 16:19:27 Fr3GjEpJ0
>>779
そう。
で、その使われてる台詞も説明臭くなってきてる。
役者の演技力で誤魔化そうとすればするほど説明臭さが増している(アウトレイジ)。
ただそれでも、静止時間の長い、あのオリジナリティーは好きだが。
783:名前は誰も知らない
11/02/11 22:29:47 sep5MeAv0
アウトレイジって予告からして怒号の応酬って感じだったけど、実際観たらなんか物足りなかった。
狂い咲きサンダーロードみたいな汚い言葉の交わしあいを期待してたのになあ。
暴力シーンの惨たらしさには満足したけど。
784:名前は誰も知らない
11/02/11 23:51:43 Fr3GjEpJ0
アウトレイジは加瀬亮の演技を観る映画。
785:名前は誰も知らない
11/02/12 00:39:16 T4dpmuRBO
スワロウテイルみたいんだけど、レンタルしてないんよね。
786:名前は誰も知らない
11/02/12 01:39:24 LdyDlq8a0
アキレスと亀の評価ってどうなの
俺はいまいち良さがわからなかった
787:名前は誰も知らない
11/02/13 05:59:22 nqP0lGj1O
スキャナーズ観る
788:名前は誰も知らない
11/02/13 06:32:08 nqP0lGj1O
「惑星ソラリス」鑑賞
非常に面白かった
「エウレカセブン」がこの映画にインスピレーションを得てるってのは明明白白だね、あとミクスチャーされた演出(地球パートとコロニーパートのコントラスト)も良かった。
恥ずかしながらタルコフスキーの作品を観るのは初めてなんだが、他の作品も観てみたくなったわ。
肝心の中身なんだけど、哲学的な映画ってのは分かるんだけど中々合点のいかない部分もあった。
最初これは「ブレードランナー」的な「身体性」も「精神性」も兼ね備えた、恣意的に生み出された存在のアイデンティティー・クライシス的な話だと思ったら
どうやらまったく違ったみたいである。
ネタバレになるが、ソラリスが投影した過去の妻は主人公クリスが自分を「自己救済」した後あっさり消えるのである。
欺瞞的な態度から妻を亡くし、妻を投影した物質が現れアイデンティティーも持つようになる
だが「自己救済」した後あっさり消えるのである 。
「ソラリス」という知的生命体によるある種ディストピアで
アイデンティティーをもった偽物妻と生きる事も可能だったはずである、だがあっさり消える妻。
自家撞着してるわけである、物語的にはとても面白かったのは否めない
789:名前は誰も知らない
11/02/13 06:58:50 nqP0lGj1O
つまり、過去の幻影の妻はガジェットとして都合の良い女として物語の演出上利用されたのである。
で挙げ句の果てにあの落ちである(映画的にはとても面白かった、だがこの落ちのせいでB級的になった側面は否めない)
結局、この話は「未来世紀ブラジル」のみたく哲学や思想みたいな頭でっかちな理想論で賑やかして「島宇宙」で生きる方が楽なんじゃない?って提案にしか見えないのである。
「エウレカセブン」は、コーラリアンという知的生命体が「ソラリス」の過去の妻みたく
「エウレカ」という人型コーラリアンを人類との「対話」のために、地球に送り込んだわけだ
でコーラリアンは我利我利な人間達に辟易しながらも、「エウレカとレントンの君と僕の関係」に可能性を見いだし希望を紡いだ。 圧倒的な全知全能の存在であるコーラリアンが矮小な存在の人間に希望を見いだしたわけだ。
だが「惑星ソラリス」の圧倒的全知全能の「ソラリス」は「自己救済」したクリスから圧倒的な立ちいちで
妻を上位下達に奪いとったわけだ、そこにコミニケーショはまったくないそれに加えあのオチである。
精神的な満足がないまま、欲求だけ満たす事ができるイノベーションが整った現代で、ただだまって与えられた快楽を享受してろそこに可能性や未来はないけどとこの映画は言ってるように見える。
大仰な哲学思想を織り込んで二ヒリズム的に意図的にしたのかもしれんが、そこには閉塞感しか見いだせなかった。
790:名前は誰も知らない
11/02/13 10:58:06 qGv8kpQC0
このスレ、知的ぶってる奴の割合が多くね?w
791:名前は誰も知らない
11/02/13 11:34:11 VCLWRz4LO
まだ難しいことを難しいまま言いたい年頃なんじゃね?
難しいことをいかに噛み砕いて易しく言うか、うまく伝えるか、
これを考えるところに表現の面白さがあるんだぜ?
792:名前は誰も知らない
11/02/13 12:57:37 GSOnNY3XP
じゃあお手本などをお願いします
793:名前は誰も知らない
11/02/13 13:05:59 u2Zf3ebLO
ただでさえ難しい映画の感想を難しい言葉で綴るやつは映画より自分を紹介したいだけ
ブログならそれでもいいけど一応語り合う場所なんだから、下らない自己完結レスされても困る
794:名前は誰も知らない
11/02/13 13:18:00 fVzGHc750
別に難しい話してる横で俺らがわかりやすい話を続けたっていいんだから、好きにさせてやれよ
795:名前は誰も知らない
11/02/13 13:22:30 o2+lhWrl0
最近やっと監督で映画を見るようになったよ
796:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/13 14:26:21 ne8JBXbdP
「ソラリス」はタルコフスキー自身あまり評価していない
797:名前は誰も知らない
11/02/13 17:30:20 GSOnNY3XP
>>794
その通りですな
798:名前は誰も知らない
11/02/13 22:18:20 ++h8c2CJ0
>>796
監督が自身の作品を評価してないからって何?
だから駄作だって言いたいの?
そんなの観る側が決めることじゃん。
観た人がいいなって思えば、それはその人の中では良かったし
これは良くないな、わからなかったなって思ったんなら、その人の中ではそうなんでしょうよ。
監督自身が評価してないなんていうと、観てるこっちがその作品を良いって言っちゃいけないみたいじゃんか。
799:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/13 22:45:42 ne8JBXbdP
>>798
あなたの言う通りなんだけど
>>789はあまりこの作品を評価していないようだったから
「監督本人もあまりよく思ってないよ」と言っただけ
それだけの話
800:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/13 22:49:30 ne8JBXbdP
ただ自分は映画(アニメでも何でもそうなんだけど)という「芸術」が
社会的な「感動」や「解決策」を受け手に押し付けるということ自体にやや懐疑的で
>>789の言う事にも納得はしていないんだけど
801:名前は誰も知らない
11/02/14 00:44:07 3uDI831IO
罪と罰を観たくなった、でもどれがおすすめ?
802:名前は誰も知らない
11/02/14 13:50:48 QP2BZySYO
やはり69年のロシア製作のものがいいだろう
それか全部見ればいい
映画化されてるのは2、3本ほどしかないでしょ
ヴェーラの異形盲執特集面白いぞ、予定の都合で10本ほどしか見てないがどれも良かった
『日本悪人伝』は絶対見ておけ
803:名前は誰も知らない
11/02/14 16:00:57 QP2BZySYO
以前このスレで誰かが言ってた通り、ポルトガル映画祭がアルテリオに戻ってきた
モンテイロやアントニオ・レイス作品は見たい
804:名前は誰も知らない
11/02/14 17:55:29 zQR7BJYmO
「母なる証明」鑑賞
「殺人の追憶」の方が面白かったね
805:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/14 18:04:36 eha9SvEtP
「殺人の追憶」「グエムル」を大傑作とするなら
「母なる証明」は佳作といったところ
806:名前は誰も知らない
11/02/14 19:08:56 jKt00s0Y0
演出の巧さにはうなった
807:名前は誰も知らない
11/02/14 19:10:55 QP2BZySYO
母なる証明のウォン・ビンがしんぼるの松ちゃんに見えてしょうがなかった
808:名前は誰も知らない
11/02/16 01:23:44 2F5OxRGYP
アウトブレイクエクスプレス
それは見事なプロパガンダ映画でした
809:名前は誰も知らない
11/02/17 04:46:55 P0VSzmNT0
>>604
チョンの工作乙
810:名前は誰も知らない
11/02/17 22:32:56 mJKbr3nD0
寺山修司の「ボクサー」を観た
あしたのジョーのテーマ曲書いてたのは知ってたけど、もうほとんど寺山版あしたのジョーだった
ドヤ街の住人がアングラ集団になってて可笑しかったが、寺山映画と思えぬほど娯楽的な映画だったな
高い金出して山ピー版を観に行くより、こっちをレンタルしたほうが得かも
811:名前は誰も知らない
11/02/18 11:39:34 9urickG80
URLリンク(www.hongkongking.co.jp)
812:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/18 19:02:25 TeIQhyPCP
>>809
韓国人はむしろ怒るんじゃないの?
813:名前は誰も知らない
11/02/18 22:14:13 Z7Hqqbte0
2011/02/21(月) 開場:20:50 開演:21:00
URLリンク(live.nicovideo.jp)
ここがヘンだよ日本映画アカデミー賞!
2010年日本映画ベストテン&ワーストテンをお届けします。
2008年日本映画アカデミー賞受賞作品『おくりびと』をワースト1位に選出し、
賛否両論を巻き起こした老舗映画評論雑誌『映画芸術』。
いま本当におもしろい日本映画は何なのか?
さまざまな映画賞やベストテンはどれぐらいアテになるものなのか?
2月18日に発表される日本アカデミー賞を俎上に上げて、
2010年の日本映画を徹底討論。
映画評論の名手が選ぶ真のアカデミー賞が今夜決定!?
【出演者】
司会:寺脇研(映画評論家)
出演:大高宏雄(映画ジャーナリスト)
森直人(映画批評家)
荒井晴彦(「映画芸術」編集長)
稲川方人(映画監督・映画評論家)
814:名前は誰も知らない
11/02/18 22:25:11 W2EL46f+O
冷たい熱帯魚見てきた
救いの要素がないんだけど人間なんて一皮剥がせばこんなもんだろと
突き付けるような作品
凄惨であるが、エログロスプラッターの基調をしっかり踏襲した
娯楽性を備えているのもさることながら、残忍でありつつもとても人間臭い主要人物たちの
キャラクター造形が深く描かれており、でんでんのキチガイな説教は吹越満を通じ
観客にも向けられるが、筋を通して生きている現代人などいるわけのない我々は
吹越満と共にそのキチガイおじさんの問いかけに答えられず黙るしかない
でんでんの一人芝居的立ち振舞いや、吹越満はもちろんだが
おれはこの作品のファムファタール的スパイスとなっている黒沢あすか、神楽坂恵の二人の
女優の好演に言及したい
神楽坂も悪くはなかったが特に黒沢あすかの熱演がこの作品の魅力の幅を広げている
815:名前は誰も知らない
11/02/18 23:48:22 QIsf/cfG0
>>813
寺脇研ってゆとり教育を提唱したあの寺脇か?w
816:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/18 23:55:38 TeIQhyPCP
「ゆとり教育」自体は間違ってはいないと思うけどね
「力持ち」の優位性が薄らいだように
これからの情報(共有)社会では「物知り」「博学」の優位性も薄らぐことは目に見えてる
817:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/18 23:57:50 TeIQhyPCP
今までの社会では「知識」「情報」というものを「如何にインプットするか」が問題とされてきたけれど
これからの社会では「知識」「情報」というものを「如何にアウトプットするか」が問題とされるだろうし
現にそうなりつつある
818:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/18 23:59:25 TeIQhyPCP
僕が「映画批評」なんて馬鹿馬鹿しいお笑いに興じているということも
そういう前提を踏まえてという意味合いも「ないでもない」
819:名前は誰も知らない
11/02/19 00:27:07 hoHJDSa70
先週観た「その街のこども 劇場版」がずっと心に残ってる
毎年新作100本は観るが早くも今年のベスト1が出てしまったかもしれない
820:名前は誰も知らない
11/02/19 00:42:11 pYYiqgv1O
およよ
おれは名画座中心で新作は年に10くらいしか見ていないが、なかなかの手応えのようですな
キャスト見たけど津田寛治っていろんな作品に出てくるねw
821:名前は誰も知らない
11/02/19 07:35:57 xsMMwbSq0
職場の50代2人が休憩時間に映画について雑談してるのを、近くで聞いていた。
「アメリカが作る宇宙物や恐怖物はどれも糞w」
「2001年宇宙の旅は何を言いたいのか意味わかんねw」
「エイリアンも糞。完全生命体だなんて言ってるけど、ただの怪獣w」
年配者の雑談に口を挟めなかったけど、オレもいろいろ言いたかった。
特にエイリアンに関しては、
・宇宙船を大きな密室という視点で捉えたのが実に斬新。
・密室の中で強敵から逃げながら戦うという作品が増えたのはエイリアン以降。
・マッチョな男よりも強い女というキャラが増えたのもエイリアン以降。
という3点を主張したかった。
822:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/19 18:26:41 c0CQK8SsP
もう一つ「エイリアン」が画期的だったのは
「宇宙を旅するのが(エリートではなく)労働者だった」という点だね
823:名前は誰も知らない
11/02/19 23:52:05.44 tyfQJuBB0
エイリアン1の静かな感じが不気味で好き
824:名前は誰も知らない
11/02/20 07:59:43.19 pbJzFQyb0
・宇宙船を大きな密室という視点で捉えた
↑
幼生の酸がしたたり落ちて床を溶かしていくのを、
クルーたちがハシゴを駆け下りながら確認する描写が、
いかにも密室らしさを観客に植え付けていたな。
・強敵から逃げながら戦う
・マッチョな男よりも強い女
↑
バイオハザード、トゥームレイダー、その他たくさんの作品が
たしかにエイリアン1作目の影響を受けていると言えるな。
825:名前は誰も知らない
11/02/20 12:30:01.73 C+15tR/h0
エイリアンって卵しか記憶に残ってない
今度ビデオ屋いったら借りてくるか
826:名前は誰も知らない
11/02/20 12:45:38.91 7zAHVwAIO
何となく一緒に借りた「髪結いの亭主」と「列車に乗った男」
帰宅して同じ監督だと知った
感想は…決して悪かないけど、どちらも個人的ツボにはまるあと一歩のところで届かなかったり次行っちゃったり、みたいな
寸止めや焦らしが狙いじゃないのにそうなっちゃってる様な
もうこればかりは国籍や文化とか血とかの、バックグラウンド辺りに由来する壁みたいに思えて、まあいいかと割り切れる感じ
見ながら、「AVだって未だに自分にドンピシャなのに巡り会えてないしなー」
とかどうでもいい事考えてた
827:名前は誰も知らない
11/02/20 21:57:56.64 e85atSPw0
女の子がよく髪結いの亭主とか仕立て屋の恋を好きだとか言ってるの
聞くがマジかよって思った。あの内容で
828:名前は誰も知らない
11/02/21 00:05:15.08 07et0tpgO
ルコントはブ男や中年に優しい
829:名前は誰も知らない
11/02/21 00:55:42.28 5M1s3Q2q0
映画撮りてえな~
どうすりゃいいんだろ
俺は高卒だけど、スピルバーグも高卒だったしなんとかなりそうだけどなー
でも、映画撮影ほど他人の協力が必要なことも中々無いだろうな
まいったなー
830:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/21 00:57:23.02 t+CqUuilP
スピルバーグは時期が良かったからね
今は時期が悪すぎる
831:名前は誰も知らない
11/02/21 01:01:24.62 07et0tpgO
まずは映画の専門学校に入るしかないよ
映画美学校とか
832:名前は誰も知らない
11/02/21 01:01:25.66 4qxouh41O
>>829
一番早いのは映画学校行くことかなぁ・・・
脚本かいて、役者そろえて、撮影して、編集作業してあとは発表する場かなぁ
まず完成させるのが大変だよね
833:名前は誰も知らない
11/02/21 01:01:31.01 h3vesXNZO
アニメはコスパ高い様な気がする
834:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/21 01:08:02.92 t+CqUuilP
「映画専門学校が映画を駄目にしてる」って意見もあるけどね
835:名前は誰も知らない
11/02/21 01:19:24.71 h3vesXNZO
>>834
学歴高い大学の映画愛好会とか映画サークル、芸大の方がレベル高かったりするかもね
専門学校には機材はあっても中身や質が悪そうなイメージだわ
836:名前は誰も知らない
11/02/21 01:24:23.64 07et0tpgO
その手の意見も至極凡庸だなあ
一本でも作ってから言おうな
映画の場合だと機材が専門的すぎて、どう扱っていいかわからないっていう
初歩的な技術的な壁がある
上の人が手っ取り早いと言ったのはその点の意識と思われるが、
細かい理論や審美性、ものの見方などはともかくこのへんの技術的なノウハウを
一通り学べるっていうのが効率いいと思う
まあこだわらないなら今はHDカメラ一台あれば、あとは人を集めればできないことはないんで
その意味では単に製作するだけなら壁は低くなったかな
837:名前は誰も知らない
11/02/21 01:47:54.55 ocxc87b90
最近だとオープン・ウォーターやパラノーマル・アクティビティなんかはほぼ素人が低予算で作ってヒットしたんだよな
838:名前は誰も知らない
11/02/21 03:03:28.21 0PQGRd880
アメリカへ行け
839:名前は誰も知らない
11/02/21 14:11:02.89 f/UiqMb30
映画撮りたきゃデジカメでも何でも買ってきて今すぐ撮りゃいいだろ
8mmぐらいしか撮影の選択肢がなくて発表の場も限定されてた頃に比べたら
今がどれだけ恵まれてると思ってんだよ
ついでに言わせてもらえばアメリカはもっと厳しいだろ
840:名前は誰も知らない
11/02/21 17:28:34.03 JEYzVNHcO
「127時間」鑑賞
これは傑作、演出方法のクオリティが高い。
841:名前は誰も知らない
11/02/21 17:33:48.64 wqKC6ePD0
『プレイタイム』(Play Time)は、1967年公開のフランス映画
842:名前は誰も知らない
11/02/21 19:55:59.45 h3vesXNZO
馬鹿がいるな
843:名前は誰も知らない
11/02/21 20:01:52.03 ajewcuel0
「クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイグレ大魔王」
もうひとつの世界とかハイグレ人間とか頭がどうにかなりそうだった
今思えば、ハイレグやTバックへの警鐘のようなものだったんだろうか
でもこの作品からふたばとかでマニアによっていろんなキャラがハイグレ化されてるよな
844:名前は誰も知らない
11/02/21 20:04:11.90 ajewcuel0
ハイグレ「魔王」だったかな、ごめんね
845:名前は誰も知らない
11/02/21 20:27:33.13 JEYzVNHcO
しんちゃんの去年の映画の舞台の景観がブレードランナーの混沌した感じでよかった。
846:名前は誰も知らない
11/02/21 21:43:52.91 nOUrMsYJ0
『桜桃の味』(アッバース・キアーロスタミー監督)
『永遠と一日』(テオ・アンゲロプロス監督)
このへん好きな人いる?
あと、今日深夜 BS2 で『真夜中のカーボーイ』放映らしい。
847:名前は誰も知らない
11/02/22 00:04:57.66 07et0tpgO
キアロスタミもメジャーになってしまったな
アンゲロプロスはシテール島への船出が好き
848:名前は誰も知らない
11/02/22 05:56:41.37 5Y95NGDd0
ディパーテッド観た
リメイクだと知らずに観たけど面白いな
849:名前は誰も知らない
11/02/22 23:17:02.65 dqW6uP90O
「真夜中のカーボーイ」最高!
ダスティンホフマンがとても良い!
850:名前は誰も知らない
11/02/23 00:27:09.10 vPOAHpuU0
ふーむ、ハートロッカー面白いのか・・・・
戦争系スキだから見ようかなぁ・・・・
851:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/23 00:42:03.97 2lajBH8NP
「ハートロッカー」はマジでおすすめ
「フルメタルジャケット」に匹敵する出来だと思う
852:名前は誰も知らない
11/02/23 05:20:19.97 QKEh20aBO
「キッズリターン」鑑賞
こんなに素晴らしい青春映画を今まで観たことない、多分これからもあらわれないだろう。
853:名前は誰も知らない
11/02/23 23:37:45.61 MIHjJ61bO
なんだかんだでソナチネが一番好きだ
小学生だった公開当時、一度きり目撃した
「会社、学校、夫婦 やめたい人に」
って売り文句のTVCMや、
頭撃ってるあのシーンを粗いモノクロ写真にした看板が鮮烈な印象&軽いトラウマだった
以来ずっと怖いながらも気になってて約十年、
意を決して借りて見た時の衝撃ったらなかった
CMの売り文句は言い得て妙だと思った
854:名前は誰も知らない
11/02/24 16:21:18.26 LJC6wA9Z0
俺は、3-4x10月の方がインパクトあったなぁ
あの頃のたけし映画は、音楽も凄くいいんだよね
855:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/24 16:24:55.65 5hr3z1x+P
「3-4x10月」は劇中曲は一切使われてないよ
自分も「3-4x10月」が一番好き、大好き
次点で「ソナチネ」
856:名前は誰も知らない
11/02/24 16:27:53.90 OMK25aOg0
たけし映画っつうと久石譲のイメージだけど
最近の鈴木慶一(座頭市とアウトレイジ)の方が俺は好きだなぁ
857:名前は誰も知らない
11/02/24 16:56:08.65 pck73TVSO
アウトレイジの音楽は良かったよな
久石の音楽はおれも全然ダメ
絵がはっきりしすぎていて作風と合ってない
でも久石はだいたいあんな音楽だから、音楽に関しては久石に頼む武のセンスが悪いと思ってた
858:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/24 17:03:11.26 5hr3z1x+P
「ソナチネ」とか「あの夏~」とかは台詞が少ない代わりに
久石の音楽が登場人物の心情や置かれた状況を代弁してくれていたわけ
だが「キッズ・リターン」や「HANA-BI」、「菊次郎~」「BROTHER」なんかは
それが過剰になってしまった(それでも「キッズ・リターン」は好きだけど)
859:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/24 17:05:06.71 5hr3z1x+P
「「キッズ・リターン」は好き」ってのは音楽も含めてね
860:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/24 17:09:41.22 5hr3z1x+P
「殺人の追憶」の岩代太郎の音楽は久石ぽかったよね
「殺人の追憶」は画面の色使いが茶色とか灰色で地味だった分
音楽が非常に色鮮やかで良かった
861:名前は誰も知らない
11/02/24 17:24:22.52 pck73TVSO
子猫にお願い、息もできない、も見ようよ
息もできないはアウトレイジより良かったな
まあ先日ヴェーラで見た日本悪人伝が忘れられない
862:名前は誰も知らない
11/02/24 17:28:14.14 NhdNrDN/0
アウトレイジは完全に仁義なき戦いだったなあ
863:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/24 17:37:18.15 5hr3z1x+P
今日は「ヒアアフター」観に行きます
賛否分かれてる様だがどんなもんだろう
864:名前は誰も知らない
11/02/24 17:51:12.65 Hd6oeQQo0
ディアドクターて面白いの?
865:名前は誰も知らない
11/02/24 18:33:47.00 ZHqEKu4cO
トーキョー・ジョーって見てみたい
実在した日系マフィアの話らしい
866:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/24 19:25:13.35 5hr3z1x+P
「その男、~」から「キッズリターン」までの北野作品は
「映画」という芸術手法の王道を行くものだった
867:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/24 19:28:46.84 5hr3z1x+P
「3-4x~」>「ソナチネ」>「あの夏~」≧「キッズ・リターン」>「その男~」>「みんな~」
「みんな~」は前半は非常に良かった
868:名前は誰も知らない
11/02/24 19:33:30.23 RS66Z+SB0
3-4x10月の魅力ってどこらへんですか?
869:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/24 19:40:57.28 5hr3z1x+P
「遊ぶこと」「キレること」それ自体の破壊力を描ききったとこ
870:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/24 19:45:32.51 5hr3z1x+P
「ソナチネ」には根底に「無常感」「切なさ」みたいなものがあったと思うんだけど
「3-4x~」に至ってはそれすらない
ひたすらに「無」
ここまで何も無くて、さらにその「無」に説得力を持たせた作品はないと思う
作り手が「有」を生み出そうとしたけれど、鑑賞者には「無」しか伝わってこない(「有」が上滑りしてしまっている)作品ならいくらでもあるけれど
871:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/24 19:51:08.78 5hr3z1x+P
「愛のむきだし」(アニメ版)「時かけ」とかね
872:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/24 19:57:13.11 5hr3z1x+P
「キタノブルー」とかよく言われるんだけど
青ってのは「海」なんだよね
そして海は「開いている」
873:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/24 23:21:55.61 5hr3z1x+P
「ヒアアフター」
「真夜中のサバナ」以来の珍作キタコレ
874:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/24 23:27:05.32 5hr3z1x+P
前作とは打って変わって
イーストウッドは「ドラマツルギー」を徹底的に解体している
いい意味で二重三重に期待を裏切られた
875:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/24 23:27:58.41 5hr3z1x+P
「ポスト日常系」と言っていいかも
876:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/24 23:29:09.59 5hr3z1x+P
ドラマ的に「意外」であるからこそ「腑に落ちる」
877:名前は誰も知らない
11/02/24 23:29:15.71 rS0P467K0
『ミスティック・リバー』観たよ
昔はイーストウッド監督映画は画面が暗くて
彼はなにか視力に問題があるのかなと思っていたけれど
あの落ち着いた質感が好きになってきた
878:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/24 23:31:46.48 5hr3z1x+P
イーストウッドは「闇」の演出に定評があるね
879:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/24 23:44:25.43 5hr3z1x+P
「ヒアアフター」と「カラフル」は全く対照的な物語だね
自分としては前者に軍配を挙げたい
880:名前は誰も知らない
11/02/24 23:45:04.17 RS66Z+SB0
マットデイモンは嘘と言うかアドリブかますよね最後
881:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/24 23:50:47.31 5hr3z1x+P
アドリブなんてあったっけ?
882:名前は誰も知らない
11/02/24 23:56:13.31 RS66Z+SB0
兄貴の言葉に自分の言葉を加えた。
そう思えたんだけどどうだろうかね?
883:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/25 00:04:56.48 Y8bEHgJtP
どんな言葉だっけ?
884:名前は誰も知らない
11/02/25 00:06:39.19 eeGRXio30
あ、待って兄貴やっぱ帰ってきたわ...って以降のヤツ
どこまで語っていいんだ、こういうのは
885:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/25 00:09:46.68 Y8bEHgJtP
あれは「嘘かどうかわからない」って言う風に意図的にやってるんじゃないの?
886:名前は誰も知らない
11/02/25 00:15:05.07 eeGRXio30
意図的なのか。でもあのシーンはひとつ転機になるよな
なぜボカすんだろう
887:名前は誰も知らない
11/02/25 00:15:51.31 Yl3UeDda0
「ショーシャンクの空に」
888:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/25 00:27:36.90 Y8bEHgJtP
>>886
そこがイーストウッド作品において圧倒的な「闇」なんだと思うよ
一面的な「希望」「光」によって作品を「まとめ」たりしない
889:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/25 00:30:57.32 Y8bEHgJtP
「カラフル」と「ヒアアフター」
URLリンク(jbbs.livedoor.jp)
890:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/25 00:31:36.65 Y8bEHgJtP
>>889
ネタバレ注意
891:名前は誰も知らない
11/02/25 00:37:48.90 +8umrxomO
お、ありがとう
そんなふうにしてくれたら問題ない
ヒアアフター近日中に見る予定だから見た後にそっちのレスも読まさせてもらうよ
892:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/25 01:02:06.45 Y8bEHgJtP
URLリンク(jbbs.livedoor.jp)
追記
893:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/25 19:07:45.19 Y8bEHgJtP
しかし料理教室のシーンはベッタベタだったね
パンフで青山真治も言ってたけど
894:名前は誰も知らない
11/02/25 20:22:39.67 Ova1rdKm0
以前にエイリアンを語った者です。
今日は年輩2人が
「アルマゲドンとディープインパクトのどちらが好きかで、その人の人間性がわかる」
と語っていた。
オレが思わず「ディープインパクトの方が好きです」と口を挟んだら
なぜか鼻で笑われた。
ちなみに同じ部署9人中7人はアルマゲドンを支持していた。
895:名前は誰も知らない
11/02/25 21:41:57.79 eeGRXio30
どちらを選んでも笑われる仕組みじゃないのかい
896:名前は誰も知らない
11/02/26 15:26:09.51 gqrvjk4b0
トランスポーターシリーズ
でも3はあんまり
897:名前は誰も知らない
11/02/26 15:39:00.24 9l+zIjQ20
運転技術だけで渡り歩いて欲しいのに、
余計な能力を後付けしてしまったせいかな。
898:名前は誰も知らない
11/02/26 19:15:39.81 5DBDMoo30
3はヒロインがな・・・
シミだらけでグロ過ぎる
899:名前は誰も知らない
11/02/26 21:05:54.66 uNnk5RgUO
>>848
ディパーテッド面白かったなら、元ネタのインファナル・アフェア薦めてみる。
三部作でだらけ気味だけど、こっちの方が作りがシッカリしてる。
興味なかったら、すまん。
900:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/26 23:32:52.60 YSdoEoXHP
インファナル・アフェアの三作目は衝撃的だった
901:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/26 23:36:30.06 YSdoEoXHP
「夕陽のギャングたち」
レオーネの作品はやっぱいいね
それはそうと「西部劇」って何時くらいまでの年代の物語を指すんだろう
902:名前は誰も知らない
11/02/27 00:21:21.35 ESZAForpO
今日法政の市ヶ谷キャンパスで14時からジャン=クロード・ルソーの上映やるよ
お金もあまり取らないだろうし見に行こう、黒鳥も
903:名前は誰も知らない
11/02/27 00:22:01.90 VReSgxyr0
開拓時代の範疇じゃないかしら?
904:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/27 00:24:30.02 LVLOHiXDP
レンタルの期限が迫ってるから明日は無理
3月12日の黒沢オールナイトには行きます
905:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/27 00:31:47.66 LVLOHiXDP
URLリンク(homepage1.nifty.com)
こんなのあった?
「夕陽のギャングたち」は西部劇じゃないのかね
906:名前は誰も知らない
11/02/27 04:34:36.53 VReSgxyr0
その映画は観た事ないから知らないけど西部開拓時代に関わってなくても
「西部劇」と規定するもんは多くあるのかもね。「時代劇」みたいに
907:名前は誰も知らない
11/02/27 14:06:05.24 g+JbBmyDO
くるりのハイウェイを聴くたびにジョゼを思い出し どこか遠くに走りだしたくなる。
主題歌と映画本編の親和性があるこの作品は他の追随を許さないな。
908:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/27 20:57:29.13 LVLOHiXDP
日本版「エミリーローズ」
スレリンク(news板)
909:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/27 21:05:04.75 LVLOHiXDP
「エクソシスト」より「エミリーローズ」の方がずっと良く出来てるよね
910:名前は誰も知らない
11/02/27 22:12:55.38 6vPaSL7nO
ヒアアフター見たけどこれはイーストウッドが自分自身のために作ったようなカンジだな。
911:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/27 22:39:48.68 LVLOHiXDP
それは「死に行く者」の目線から?
それとも「生き残った者」の目線から?
912:名前は誰も知らない
11/02/27 22:45:07.15 6vPaSL7nO
死期が近いことを悟っているんだろう、スピリチュアルな映画だからな。
最近はイギリス映画みたいな作風だな。
913:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/27 22:45:24.18 LVLOHiXDP
メディアなんかでは「「グラントリノ」以降イーストウッドが「死」を意識するようになって~」
みたいな批評を散見するんだけど
私見によればこの作品は全く逆の意図を以って作られているように思われた
914:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/27 22:51:13.81 LVLOHiXDP
これは「生きている人間」に向けた映画だと思う
イーストウッド自身「後40本撮る」みたいなことを言ってるらしいけれど
死んだ人間のことを偲ぶより今生きている人間に着目すること
「死後の世界」より「現世」が大事だと言っているように思う
915:名前は誰も知らない
11/02/27 22:55:02.64 6vPaSL7nO
人間ドラマが主体だけど、この映画は死後の世界があるのかという話じゃなく「救済」だろう。
「死後の生の有無に関わらずそれを信じることは生の救済になる」ってことなんじゃないか。
916:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/27 23:03:56.01 LVLOHiXDP
マットデイモンの子役への霊視シーンとかラストの邂逅シーンとか見る限り
「生きている内が花なのよ」的というか
「生きること」(「人間」としても生物としても)それ自体を肯定する内容になっていたと思う
917:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/27 23:07:41.92 LVLOHiXDP
「死者と繋がれる」とか「死後には救われる」というような言説は「幻想」である
というような感じはしたね
918:名前は誰も知らない
11/02/27 23:20:47.08 NwgTla6u0
ブロークバックマウンテン
男の心情をうまく描いてるな。原作者が女と知ってびっくり。
919:名前は誰も知らない
11/02/27 23:23:52.70 kOjwumta0
イーストウッドは一日1時間も無駄にせず
永遠に生きるつもりで勉強し続けてるように見えるよ
死を意識してるようには見えない
西部劇の範疇かどうか判らんけど民放で深夜にやってた
『群盗荒野を裂く』はこんな熱い映画あったのかーと驚いた
『夕陽のギャングたち』と双璧
920:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/27 23:31:42.77 LVLOHiXDP
ヒアアフター>グラントリノ>インビクタス
って感じ
その位素晴らしかった
921:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/27 23:45:04.08 LVLOHiXDP
マカロニから「ウエスタン」「夕陽のギャングたち」ときて
最後に「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」とくる
この一連のフィルモグラフィーには有無を言わせぬ「説得力」があるように感じる
熱い「友情」や「闘争」とそしてその背景にある「虚無感」
その全ての集約が「ワンス~」だった
922:名前は誰も知らない
11/02/28 00:43:10.47 9FwS3vQSO
頭をからっぽにして楽しめる映画を…と思い、
「チョコレート・ファイター」見ました…
わはははははははははは
923:名前は誰も知らない
11/02/28 07:54:25.07 WGjaZ8ab0
>>918
ブロークバックのラストシーン?二人で語り合うとこはすごい
美しいとすら感じたなw
924:名前は誰も知らない
11/02/28 08:02:39.71 WGjaZ8ab0
英国王のスピーチ観た
昔からよくある王様が道化を身近に置いていたって事の心情が
ありありとわかる作品だった。あと主人公の敵側の将がスピーチ
王のヒットラーっていうのも面白かったw
925:名前は誰も知らない
11/02/28 09:40:52.50 9Yx4Vod90
アンリーきらいだけど、ブロークバックマウンテンは素晴らしかった。
おれのアンハサウェイがおっぱいだしてたのもよろしかった。
926:名前は誰も知らない
11/02/28 09:52:50.81 9Yx4Vod90
英国王のスピーチ観に行ってこようかな17からバイトだがまだ間に合うよな
927:名前は誰も知らない
11/02/28 09:54:18.54 9Yx4Vod90
はっきり言うが「ブラックスワン」は「パーフェクトブルー」の二番煎じでしかないからな。
なんとも期待外れの作品だった。
オスカーはソーシャルに一票
928:名前は誰も知らない
11/02/28 11:30:53.17 0YDTco8C0
>>900
アンディ・ラウは素晴らしい
929:名前は誰も知らない
11/02/28 13:40:50.69 tpR0hHnDO
作品賞、英国王のスピーチ
930:名前は誰も知らない
11/02/28 14:31:17.90 MqSdiAh/O
当初の噂通りだったな
映画館で予告編何回か見たけどそれだけで大体どんな話か
どう展開するか丸わかりな、その意味ではコテコテだったな
まあある種のプログラムピクチャー的に見るべきなんだろう
法政で上映したジャン=クロード・ルソーを見た人はいない?
日曜上映のものは一人の初老のおじさんが部屋で詩を読んだり妄想しながら
日常を過ごす風景を映しただけの作品なんだけど、徹底したフィックスショットのフレームに意識的で、
常に対象の位置が極端にずれて撮られる
そんな中、部屋から廊下に出ただけでフレーム外からぬっと画面に現れる躍動性、
また洗面器の固い蛇口をペンチでひねる(修理してる?)際、というどうでもいいほどの情景で
ペンチが誤って器に落ちると、耳を塞ぎたいくらいの金切り音が鳴る
クリーナーをかけたりコーヒーを落としても同様
映画製作や表現の幅や縁をかすめ揺らすような作品だった
他の作品も激しく見たいがこれから上映増えないかな
931:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/28 18:40:47.94 uHp96GpnP
ヒトラーが「演説」によって大衆を動員したように
感動的な王様の「スピーチ」もまた大衆を動員するわけで
そして「動員」された人々は戦場でゴミクズのように死んでゆく
「映画」ってものが「芸術」である以上
それは「政治的妥当性」や「正しさ」を描いて満足するのではなく
そういうものに還元しえぬ「不条理」や「痛み」を描くべきなんじゃないかと思うし
もっと言えば「「政治的妥当性」よりも「不条理」を描く」ということにも自覚的であるべきだよね
932:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/28 18:41:25.99 uHp96GpnP
だから全く食指が動かないのよ
933:名前は誰も知らない
11/02/28 19:41:20.77 WGjaZ8ab0
いや、これはそこまで立派な話ではなかったな。一人の人間の成長物語
なだけで。そういった側面には否定的なとこすらあったと思う。もっと言えば
彼は望む望まないに関わらずゴミクズの様に死ぬなんて思ってもない人々の
要請を受けてやらねばならないんだよな
934:名前は誰も知らない
11/02/28 23:52:19.64 v2toxVQ20
『もしもゴッホが精神病を克服して生前に評価されていたら』
なぜか精神病が完治し新しい画風に向かう。
なんとカラヴァッジオの要素まで取り入れ、
「カラス飛び交う麦畑での拳銃自殺未遂事件」という大作を描きあげる。
そして批評家たちから大絶賛を受け、大金持ちに。健康状態はあくまでピンピン。
かつて自分をフッた女が言い寄ってくるシーン
「おっと、僕に手を触れないでくれるかな。
できればその手、蝋燭にかざしてくれたまえ。なーんつってな~♪ww」
耳きり事件以後ゴッホをキ○チガイ扱いしていた連中には
「僕の好きなニホンには、ミミガーっていう食べ物があるらしい。
ま、高級すぎて諸君らの口にはおさまらないけど♪ww」と言い放つ。
テオは言う。
「兄さんは別の病気になることで前の病気を克服したんだ…」
935:名前は誰も知らない
11/03/01 01:04:48.07 MEaZMTC40
批評家達のその作品のレビューはどんなものだったの?
936:名前は誰も知らない
11/03/02 19:47:35.83 n/sc6HYgO
黒鳥館、内田樹の「映画は死んだ」読んだことある?
937:名前は誰も知らない
11/03/02 20:28:08.06 AOC2OWUIO
黒鳥は宮台やら東とかだろ
内田樹の映画に関する文章は読んだことないけど手を広げまくってて
少なくとも映画に関してはおれは不信だよ
938:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/03/02 20:54:41.44 y6fJHfMBP
>>936
どんな本?
939:名前は誰も知らない
11/03/03 16:08:54.36 gsGsQw2f0
ディアドクター観賞
ドクハリウッドぽい
940:名前は誰も知らない
11/03/03 19:09:11.31 Y895cYnfO
ゆれるは傑作だった
941:名前は誰も知らない
11/03/03 19:14:52.37 hgJvsBK70
そういえば、大学時代に
『映画のどこをどう読むか』という本が教科書の講義を受けてた。
942:名前は誰も知らない
11/03/03 19:31:04.32 lAVOUSRH0
「アルマゲドン」とかに単純に感動していた頃が懐かしい。「灰とダイヤモンド」とかは観るべきじゃなかった。
だが、まあ観る運命だったんだな。何につけてもガキじゃいられないっていうか。
943:名前は誰も知らない
11/03/03 19:40:24.97 U/4qq9AY0
そのレスだとガキのままに見えるよ
944:名前は誰も知らない
11/03/03 20:16:30.19 lAVOUSRH0
確かにそうだね。
のめりこむのは避けられない、って訂正しておくわ。
945:名前は誰も知らない
11/03/03 20:48:44.64 o/IiQAEXO
映画ってのは観てるうちに予備知識やデータベースが出来ることになる。
これはどの媒体もそうで、こういう状況でどういう事が起こるってのは予測可能で
観た本数のナレッジでパターン傾向のデータベースが出来上がってくるわけである。
プリミティブに映画自体を楽しむことが、データベースが出来上がり
既視観が起こることにより惰性や食傷というものが起こるわけだ。
そのシネフィル的な感覚があるから
絢爛豪華なエンタメ映画だけではなく、「市民ケーン」が観れるようになるわけだ。
これは「市民ケーン」が高尚な映画というわけではなく、この撮影技法はこの映画で見たとか
ここはあの映画がオマージュとしてつかったなど物語としては確実に時代錯誤な「市民ケーン」をシネフィル的なタームで理解できるようになるということである。
946:名前は誰も知らない
11/03/03 21:07:36.55 hgJvsBK70
「戦艦ポチョムキン」の、オデッサの階段の乳母車シーンについても
同じようなことが言えるよな。
947:名前は誰も知らない
11/03/03 23:54:49.77 VDyR9f6Q0
>>946
アンタッチャブルだっけな
乳母車が階段を転がってきてアンディ・ガルシアが下に滑り込むやつ
948:名前は誰も知らない
11/03/04 09:37:31.98 UbLt+kzlO
吉祥寺バウスシアターでゴダール特集やる
ソシアリスムもやるから黒鳥館行け
言い訳すんな
月曜日はこの劇場千円
949:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/03/04 14:08:20.69 ywwVUuHPP
12日か13日に行くかも
950:名前は誰も知らない
11/03/04 20:53:26.14 U1kqC1oP0
たけしの映画の象徴的色彩が青なら、ゴダールは赤。
951:名前は誰も知らない
11/03/05 01:47:48.44 MTgCeFcRO
「ラスベガスをやっつけろ」鑑賞
「裸のランチ」と「トレスポ」を足して2で割った感じ。
952:名前は誰も知らない
11/03/05 03:24:39.23 AA7H9JzJ0
カート・ラッセルの「ソルジャー」
戦うことしか能が無いコミュ力ゼロの主人公が敵を皆殺しにして英雄になる映画。
953:名前は誰も知らない
11/03/05 03:45:04.92 tMOcQQnDO
ゴミ捨て場に捨てられるヤツだっけ?
あのシーンが俺には辛い