孤男の好きな映画パアト4at ALONE
孤男の好きな映画パアト4 - 暇つぶし2ch370:名前は誰も知らない
11/01/13 06:17:35 vpcqR4nz0
おれも黒沢は一通り見てるけど、作りが頭でっかちで楽しめないよ
計算がガチガチすぎるんだよ

埋め立て地やらも彼はガキのころからこだわりがあったのかね
こういうの疑問
メタファ的に使ってるけど常々抱いていたこだわりには見えないな
やらしい話を言うと、こういうロケ地なんかもシネフィル的な流行りみたいなのあるんだよな
おれはシネフィル的なの嫌いじゃないしむしろ好きだが、黒沢は作りにそれがガチガチに見えてしまうのが
苦手なんだよ
「はい、埋め立て地、やってみましたー」みたいな

黒鳥館は『大いなる幻影』(黒沢のほう)見たことある?
これがはまると黒沢の作品鑑賞に向いてるんだろうな
少なくとも『トウキョウソナタ』は穴が多くて駄作としたい

ところでソシアリスム、明日14日が日比谷シャンテ1000円の日だから行っておけ
あんまり長くやらない、もうすぐ上映期間終わるぞ

371:名前は誰も知らない
11/01/13 11:05:19 h7d2jVXD0
周辺人より黒鳥のほうがちゃんと考えて書き込んでるな

372:名前は誰も知らない
11/01/13 11:30:07 hKSkD9Uw0
同一人物だよ

373:名前は誰も知らない
11/01/13 12:22:35 mx3bR9Jr0
えっそうなの

374:名前は誰も知らない
11/01/13 13:34:55 hBh4CDrE0
両者のトリップに注目してみなされ

375:名前は誰も知らない
11/01/13 15:57:22 ceitWb2J0
「うる星やつら ビューティフル・ドリーマー」観賞
本当に素晴らしい、圧倒的才能。
押井守は本当に本当に天才である、少なくともこの当時は。
1984年この当時この感覚というか、今現在の若者の心情をうまく描写してるってのがまず凄い。
自分は大学に入る前、浪人生という名前の錦の御旗をかがけニート生活を満喫していた。
その間、いわゆる「島宇宙」状態という社会不適合に他人とコミットせずディスコミニュケーション状態であったのだけれど
家族なんかとは食事に行ったり買い物に行ったりしていた、つまり自分のご都合主義的な自分を肯定してくれる居心地の良さで「島宇宙」を体現していた。
今は大学に入って、バイトもしていて社会に適合しようとしているのだけれど飲み会とか集団でなにかをするという事に拒絶反応を感じる、対人恐怖というよりこのスレの人なら分かると思うが
そういう事に対する居心地の悪さがあるのである、自分の狭量なコミニティに一種の依存をするという事に対する「島宇宙」的状態の居心地の良さ。
「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国」なんかもそうなのかもしれないけど、そのご都合主義を劇中では、あたるとラムの関係が回帰させる。
「インセプション」が本作の影響を受けてるのだとすれば、あのラストは良心的に解釈してよいのだと思うのだけれど、つまり宮台信司いわく「終わりなき日常」にどう蹴りを付けるかを本作では
原作とは違った押井監督の「後悔しない選択肢」ということで「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国」ではしんのすけの「オラはお姉さんのような綺麗な人と沢山お付き合いしたいんだ」で
提示してるのだけれど、自分に都合のよい「島宇宙」をパージさせて不承不承でも他者とコミットしていかなければいけない。
「けいおん」や「あずまんが大王」が素晴らしかったのは「終わりなき日常」の終わりを描いていたからであろう、本当に素晴らしい作品である。






376:名前は誰も知らない
11/01/13 16:55:35 T6EF4eZt0
すまん。押井信者うざい。本当にすまんが。

俺はパト2は、全共闘世代のノスタルジーで塗り固めた
映画内戦争への言及にすぎないと思っている。

377:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/01/13 17:22:26 HOEAA8O/P
>>370
「トウキョウソナタ」が穴だらけで褒められた出来では無いのは確かだと思う
ただ「駄作」として切り捨てて良い作品だとも思わないけど

黒沢清には「国家」「社会」「近代」「物語」等の「閉塞感」に対する
「不安」とか「苛立ち」が根底にあるんだろうね
だからこそそういったものに対して「『超常』が裂け目を作る」という作品を作り続けているのではないか
黒沢映画の中では「恐怖」や「危険」と「癒し」や「解放」は分離しがたい物として描かれる
「埋め立て」ってのはそれを表現する為の舞台装置に過ぎないかもしれない

もっと言えば黒沢は自分の作品が「ホラー」とか「心霊モノ」みたいな「枠組み」に組み込まれることも拒否してるんだろうね

378:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/01/13 17:24:42 HOEAA8O/P
「大いなる幻影」は見たこと無いです
是非見たいけど
戸川昌子の小説とは関係あんのかな?

「ソシアリスム」
14日は無理だけど出来たら行きたい

379:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/01/13 17:30:09 HOEAA8O/P
「CURE」を「日本版「セブン」」とか
「アカルイミライ」を「キレる若者たちが~」とか「大人からの承認が~」とか
そういう批評を度々見かけるけど
実際はそうじゃないんだよな

380:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/01/13 17:31:51 HOEAA8O/P
勿論そういうのが一つの「要素」としてある可能性は認めるけれど
「主眼」はそこにはないんだよね

381:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/01/13 17:36:24 HOEAA8O/P
ジブリなんかも「国家」「社会」「近代」の「閉塞感」を批判することがあるんだけど
それが「物語」になってしまっている


382:名前は誰も知らない
11/01/13 17:51:59 YJZfJYut0
黒沢清が今スレで流行ってるが2月11日(金)に千駄ヶ谷で黒沢清のトークショー&参加者との
質疑応答イベントがあるよ先着60名の予約制だから急いで応募しる

383:名前は誰も知らない
11/01/14 16:40:34 Papx3t0P0
これのことね
黒鳥館や>>364は参加したらどうか
監督本人に直接質問をぶつけられるなど、これ以上の機会はあるまい
URLリンク(www.boid-s.com)

384:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/01/14 20:47:37 CkfkeHqoP
>>383
「お金が入れば」ね

385:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/01/14 20:48:33 CkfkeHqoP
今日深夜3:15からテレ朝で「ホワイトハンター・ブラックハート」が放送されます


386:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/01/14 20:51:18 CkfkeHqoP
所謂「イーストウッド的映画」ってのは「許されざるもの」で完成されたと思われがちだけれども
俺は「ホワイトハンター・ブラックハート」がそうじゃないかと思ってる

387:名前は誰も知らない
11/01/14 23:38:39 oKIiQN7/0
地方住まいの俺涙目だな

388:名前は誰も知らない
11/01/15 01:08:38 Xx0jp0Jd0
トゥモローワールドって映画がもうずっと好きだ
この作品のテーマ性ほど惹かれたモノは他にない

389:名前は誰も知らない
11/01/15 11:32:30 /yMF3A840
「白い肌の異常な夜」観て勃起しない男はいるのか?

390:名前は誰も知らない
11/01/15 20:07:37 sUeflMB30
>>388
俺も大好き。
ゲットーの風景が、主人公の世話を見てくれる人たちの
雰囲気を含めてすんげーいい。

スニーカーくれた兄さんがあっさり殺される様が悲しい。


391:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/01/15 22:19:17 +iHRv5iWP
「白昼の通り魔」

かつて、恋愛が政治性を帯びていた時代があった
その時代の終焉


392:名前は誰も知らない
11/01/15 23:43:41 pPSrUmk20
ポビーとディンガンを観て俺も妄想上の彼女と友達の葬式をした。

393:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/01/16 01:51:04 EQbBul4vP
「2ちゃんねる」

監督 実相寺昭雄
主演 向井理

394:名前は誰も知らない
11/01/16 16:14:43 U6XEuzZp0
>>388
子供が生まれない原因が不明って所も、少し怖いよな。
最後までわからないし。俺も好き。

395:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/01/16 20:03:03 EQbBul4vP
「ブリキの太鼓」
社会の「周辺」にいるものはそれゆえに「批評性」を有する
とにかく凄い映画、見て欲しい

「ブレス」
キムギドクが「観察する」愛の形
窒息死、雪合戦

396:名前は誰も知らない
11/01/16 20:08:49 bLsQTMFM0
ブリキの太鼓なんて皆とっくに観てんじゃないの

397:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/01/16 20:13:12 EQbBul4vP
そうなの?

398:名前は誰も知らない
11/01/16 20:19:49 bLsQTMFM0
映画好きならとりあえず押さえとく結構初歩の映画じゃない?カルト映画としては有名だしさ

399:名前は誰も知らない
11/01/16 21:32:04 COr9YzMO0
ブリキの太鼓、調べたら面白そう。
館主は「スリ」っていうフランス映画観てるか?

400:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/01/16 21:37:00 EQbBul4vP
見てない
ロベール・ブレッソンは「シネマトグラフ覚書」を読んで共感する部分もあったりしたんだけどね
まず作品を見ないと話にならないし、作品がレンタル屋に置いてない

401:名前は誰も知らない
11/01/16 21:54:07 COr9YzMO0
スリはアマゾンで一万出して買った。
京橋フィルムセンターでは「バルタザールどこへゆく」という、ロバ視点の作品観たけど、途中で帰った。
俺の中で「スリ」と「穴」は白黒フランス映画の二大巨頭。
>>400
ベルイマンどう?第七の封印とか好きそうじゃん。

402:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/01/16 22:02:00 EQbBul4vP
>>401
「処女の泉」ってのだけ見たことがある
あれは非常に良かった

403:名前は誰も知らない
11/01/16 22:12:14 bLsQTMFM0
処女の泉といえば鮮血の美学
あの作為的な不快感は中々のものだった。最近リメイクされたらしいけど観た人いる?

404:名前は誰も知らない
11/01/16 22:14:58 COr9YzMO0
「処女の泉」はいいよな。
重厚すぎてちょっと嫌になるが、あのラストは美しい。
レイプ犯への復讐っつーことで、グラン・トリノ観てるときに思いだした。
まあ神父は直接手を下したが。そしてなぎ倒された木は信仰心を象徴してる感がある。
ぜひ「第七の封印」も見てくれ。
ファニーで不気味、且つリアルなファンタジー。チェスの強い死神さん登場。

405:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/01/16 22:19:27 EQbBul4vP
「処女の泉」を見たときは「誰々の作品で~」とか「何を描こうとして~」とか全く考えてなかったんだけど
「本能的」にああいう作品を好んでるんだろうね

406:名前は誰も知らない
11/01/16 22:50:17 COr9YzMO0
そういやアインシュタインが演じられた映画って無いな。あるか?
つまらなそうだしね、なんか。

407:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/01/16 23:09:40 EQbBul4vP
「救い」は「解決」を意味しない
「人知」よりも「人倫」よりも、何よりも「事象」を描くこと

408:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/01/16 23:11:17 EQbBul4vP
>>406
アインシュタインが「演じた」ってやつなら
テレビで淀川さんが宣伝してるけどね

409:名前は誰も知らない
11/01/16 23:12:26 OTo4PX290
レスだったかな。ただ森の中を車で走るホラー。
面白かった。

410:名前は誰も知らない
11/01/16 23:24:49 y+39TSQkO
黒鳥館は言うほど見てないからな
怪獣ものやら特定の専門領域は持ってるみたいだが、映画好きとして
世界の有名監督、古典を一通り見てるってクチではない
蓮実をあまり読んでなくてブレッソンのシネマトグラフ覚書の名前を挙げるあたり、渋いねw

例えばイラン映画とか中国映画、台湾映画は見てるかい?
キアロスタミ、ジャ・ジャンクー、ホウ・シャオシェンとか

上にスリと穴が挙がってるが、抵抗(ブレッソン)、大いなる幻影(ルノワール)は見た?
非情に関連が強くまた名作だよ
大いなる幻影はタイトルだけ黒沢清がオマージュして同名タイトルの作品があるね(内容は全く違う)
ブレッソンはタイトル失念の修道院のものが良かったな
ヴェーラで異形・妄執特集始まったぜ
前回の溝口特集はなんか見に行った?愛怨峡などマニアックな作品も何本か上映されてたぜ

411:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/01/16 23:34:43 EQbBul4vP
「映画史」を意識したり
意図的に体系的に観たりはしていないのは確かだね
そういうことはしたくないってのもある

ハスミは「表層批評宣言」をチョビチョビ読んでる(一気に読む気にはなれない)
良いこと言ってるような、言ってないような

412:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/01/16 23:35:54 EQbBul4vP
ヴェーラは機会があればいくらでも通いたいね
立地的にも良いところだ

413:名前は誰も知らない
11/01/16 23:45:30 y+39TSQkO
ベルイマンは個人的には晩年期の、人間関係に焦点を当てた『叫びとささやき』『秋のソナタ』が好きだな
ヒリヒリして胸が締め付けられる
孤男的にも家族だったり自分の不和な人間関係とダブって共感も沸き起こるなどの
普遍性も多少ある作品なんでなおさらだ
『第七の封印』は3回は見たけどわけわからなかったな、死神は笑えるよな
『魔術師』なんかもなかなかお馬鹿で面白い

414:名前は誰も知らない
11/01/17 01:41:25 28UrEY6I0
掏摸
URLリンク(www.youtube.com)

415:名前は誰も知らない
11/01/17 03:10:00 jyaLDTTHO
このスレ知的水準高杉ワロタ

416:名前は誰も知らない
11/01/17 03:13:11 jyaLDTTHO
>>393
なにこれ、実相寺さんこんな作品撮ってないよね

417:名前は誰も知らない
11/01/17 13:13:36 WqEbNT4q0
2ch 全板縦断勢いランキング(RSS生成可)URLリンク(2ch-ranking.net)

掲示板の書き込みを読んで難解ニュースでも一発理解。
2ちゃんねるニュース速報+ナビ「2NN (RSS生成可)」 もどうぞ。

418:名前は誰も知らない
11/01/17 14:40:45 Q4e6v3zM0
ぜんぜん軽く映画を語れない状態になっていることにワロタw
ついていけないw

419:名前は誰も知らない
11/01/17 22:58:44 jyaLDTTHO
スパイダーマン3の黒ピーターくそワラタ

420:名前は誰も知らない
11/01/17 23:02:34 QmvNcHGR0
ディズニーのボルトって面白いね。まるっきりピクサーっぽい作品
なんだけどミトンズって猫のキャラがディズニーぽい気がする

421:名前は誰も知らない
11/01/18 00:30:45 L2XahfjV0
ディズニーの「塔の上のラプンチェル」が欧米で爆発的に流行ってるらしいな。
中学時代ラジオで「映画会社としてのディズニーは貧弱」
という女映画評論家の発言を聞いてからなぜか陰ながら応援していたおれには朗報。

しかしジブリみたいなタイトルだww

422:名前は誰も知らない
11/01/18 00:36:03 sYUjXf2dO
ジブリとディズニーは業務提携してるしね。
アメリカでのジブリの映像ソフトの権利はディズニーが持ってる。

423:名前は誰も知らない
11/01/18 00:45:51 sYUjXf2dO
すまんアメリカだけじゃなく日本を含む世界中のか。

424:名前は誰も知らない
11/01/18 01:29:51 Zi3KLj9S0
塔の上のラプンチェルってまたCGなんだね
手描きとCG両路線でやっていくのかな

425:名前は誰も知らない
11/01/18 11:15:42 sYUjXf2dO
ラプンツェルだろ

426:名前は誰も知らない
11/01/18 16:57:40 hAkWdtbU0
>>421
アメリカといえどそんなもん見てるのはド田舎の頭の弱いガキだけだろ
いわば底辺の娯楽

427:名前は誰も知らない
11/01/18 17:11:09 shErCdsW0
あなたはさぞかし高尚なんでしょうねぇ
えらいえらい

428:ゴホンゾン
11/01/18 17:12:20 L2XahfjV0
レクターシリーズはハンニバルで終わるべきだった。ライジングとかひど過ぎる。

429:名前は誰も知らない
11/01/18 17:39:21 sYUjXf2dO
原作ではクラリスもカニバリズムに傾倒するんだよな。それに嫌悪感を感じたジョディフォスターは降板する。

430:名前は誰も知らない
11/01/18 17:52:02 L2XahfjV0
救急車で運ばれてたのがレクター博士だった瞬間20・5%。

431:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/01/18 19:35:30 kXg4e5DDP
「ライジング」のやろうとしていたことってのは
結局のところ「物語化」なんだよね

本当につまらん

432:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/01/18 19:37:26 kXg4e5DDP
>>429
「ハンニバル」がジョディへの間接的ラブレターになっていたから
それがキモく感ぜられて降板したんじゃなかったっけ?

433:名前は誰も知らない
11/01/18 20:13:10 sYUjXf2dO
調べたらそういう噂もあるみたいだね。
でもピンボールの台でレイプされてたジョディも「ブレイブワン」でおっぱい出してたジョディも全く色気ないよね
ジュリアンムーアは熟女になってもムチムチしててエロいよね。

434:名前は誰も知らない
11/01/18 20:19:50 Jmzz9+Pc0
タクドラの頃が全盛期

435:名前は誰も知らない
11/01/18 21:46:35 +0q9PqKH0
アリスの恋のボーイッシュ不良もいいけど白い家の少女のジョディが一番だよ。あれはロリコンを量産するよ

436:名前は誰も知らない
11/01/18 23:26:36 L2XahfjV0
今度久々に「U Boat」を観るぞー。
(でもまた寝るだろうな…)

437:名前は誰も知らない
11/01/18 23:58:33 sYUjXf2dO
Uボートは良い映画だよな 最後は欝だけど

438:名前は誰も知らない
11/01/19 00:25:43 BGmuGR0FO
異形・妄執特集面白いわ
『第三次世界大戦、四十一時間の恐怖』
良かったぞ
今見ると教訓的作品で、これは製作が1960年だから、当時では反戦や教訓はもちろん、
リアリティーを持って見た作品だったのだろうというのが、今日見る人と違う感覚だろう
(つまり当時の人はこれを見て恐怖しただろうな)
若い辰ぁん(鑑賞後に調べるまで気づかなかった)の粗い演技、三田佳子は麗しい
今日も上映するから見るべし

439:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/01/19 00:51:13 Rr82Szw1P
「2月18日まで」なら行けるかも
吸血鬼岸田森見たい

「第3次世界大戦モノ」では「世界大戦争」って映画史に残るであろう大傑作があるね

440:名前は誰も知らない
11/01/19 01:05:42 BGmuGR0FO
おや、孤板のハスミこと黒鳥館先生が来てくれた
サイトとかリーフレットでプログラム見てないかい?
『第三次世界大戦~』は今日で最後だ
予算的要因なんだろうが、戦争の経過をひたすらラジオ放送からの説明で済ませる演出は逆に良かったよ
これでこの作品が「音の映画」になり得た
当時の情報母体であるラジオという環境を映画で共有した
疎開のシーンはものすごいエキストラの人数を使ってて、演出に手の込んでるところと捨ててるところと
メリハリがあったのが面白かった
アメリカ人、イギリス人の軍人なんて素人丸出しのやつだし
先生が勧めるのも見てみるよ

441:名前は誰も知らない
11/01/19 01:13:51 e8vFs8wtO
孤板の蓮見(笑)
こんな矮小なSNSでベタベタした馴れ合い求めるとかどんだけコミュニケーションに欲求不満なんだよ
そんな媚びへつらってるから相手から拒絶されるんだよ。

442:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/01/19 01:27:22 Rr82Szw1P
「世界大戦争」の監督の松林宗恵って本職は僧侶らしいんだけど
そういう世界観が作品にも反映されていると思う
「潜水艦イ-57降伏せず」とかも素晴らしい

「世界大戦争」のカットは「ゴジラVSデストロイア」でも流用されてるらしい

443:名前は誰も知らない
11/01/19 03:06:12 jAqpYeFd0
ザ・ウォーカー楽しかった
あんな雰囲気の映画好きだ

444:名前は誰も知らない
11/01/19 08:51:19 PnPhr0jM0
孤板のミニミニ宮台くんだよ

445:名前は誰も知らない
11/01/19 10:24:23 RfN9FIo90
孤板の蓮見はないわ…

446:名前は誰も知らない
11/01/19 19:26:25 568N/uvQ0
「男はつらいよ」とか、わけわからん。
寅次郎ウザすぎ。昔はいたのか、ああいう人間が。
「寅次郎VSプレデター」でも通用する。厄介すぎ。

447:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/01/19 19:31:59 Rr82Szw1P
「男はつらいよ」は「やくざ者」の寅次郎が「分不相応なことをゴチャゴチャ言う」のが面白い(とされている)の
しかもそれが「まともな人」に対する批評として成立しているのが面白い(とされている)

448:菊千代△
11/01/19 20:18:17 568N/uvQ0
「網走番外地」もつまらねーし、邦画はやっぱりクロさんだな。
「七人の侍」は長すぎるって、知り合いが言ってたけど、俺はそうは思わない。
いや、思う。でもそのマイナス要素なんて屁みたいなもの。
むしろ劇として簡潔すぎないことがかえってリアリティを深めている。あれは遺産。

449:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/01/19 20:32:11 Rr82Szw1P
「仁義なき戦い」もつまらん
絵遊び、カメラワークだけの作品

450:名前は誰も知らない
11/01/19 21:03:39 EG4CZL710
>>448
そんなに古い邦画観てないだろ

451:名前は誰も知らない
11/01/19 21:18:16 568N/uvQ0
>>450
いや、勢いでね、つい・・・
高倉健が「おら、撃ってみろ、なんだ、撃たねえのか。キンタマついてんのか?」
と篭城した犯人に凄むシーンがあって、撃たれるんだけど服の下に鉄板が隠されてて…
「昭和残侠伝」は3つ見た。全部話が同じだった。
池部良の手に撃ち込まれた銃弾を高倉が取り出すシーン、ホモ臭かった。

452:名前は誰も知らない
11/01/19 21:19:16 a8zdRzRK0
エリザベスタウン

ただし池面に限る映画だったけど良かった

453:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/01/19 21:33:09 Rr82Szw1P
黒沢明の映画ってのは時代的制約とかもあるんだろうけど
どうしても「階級闘争」とか「唯物史観」みたいな「物語」に閉じ込められてしまってるんだよな

454:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/01/19 21:36:19 Rr82Szw1P
「生きものの記録」とか例外的にそういうものを突破した作品もあるんだけど

455:名前は誰も知らない
11/01/19 21:50:35 EG4CZL710
>>451
とはいえ俺も網走番外地は正直面白くなかったwというより予定調和を見せられている感じで驚きが何も無い
石井輝男自体は割と好きなんだけどね。任侠物の話が全部同じなのはしょうがない。異常に乱発してたし
異常性愛路線や実録やくざ路線は嫌い?東映は60年代より後半から70年代位の作品の方が今観ても楽しいと思う

456:名前は誰も知らない
11/01/19 22:10:23 568N/uvQ0
>>455
異常性愛路線や実録やくざ路線・・・わりぃワカンネw
俺は任侠物自体にはあんまり興味ない。
でもこのまえBSで「極妻」(高島礼子)見て面白かった。それと中尾彬が偉大な演技者であることを知った。
バラエティ出すぎて本業が無くなっちゃったね。
「アウトレイジ」がリアルなヤクザものなのかどうか、判断できない。あそこまでやらんでしょう、っていう。

ちなみに石田一成の父(名前度忘れ)って、七人の侍見て俳優になろうと決心したらしい。
想像できない。

457:名前は誰も知らない
11/01/19 22:30:32 EG4CZL710
>>456
実録やくざ路線ってのは「仁義なき戦い」とか「日本の首領」とかだよ。任侠物とはちょっと違う
鶴田浩二や高倉健がやってたような「弱気を助け強きくじく」みたいな義理人情物が任侠物
それがマンネリ化してきた時に「やくざを美化しやがって、仁義なんて嘘っぱちだろが」と出て来たのが
仁義なき戦いシリーズ(人斬り与太とかもあったけど)。暴力描写は陰惨、簡単に仲間を裏切ったり、恋人を盾にしたり、どいつもこいつも陰謀家で野望家
従来の任侠物とは違って定型にとらわれてなくて面白いよ。アウトレイジも明らかに仁義なき戦いを基盤に置いてるしさ

異常性愛路線は「網走番外地」を撮った石井輝男が撮ってたエログロ映画
「徳川女刑罰史」とか「徳川いれずみ責め地獄」とか「恐怖奇形人間」などタイトルでわかるようにエログロのキワモノ
これらも網走番外地とは逆で定型にとらわれないハチャメチャな映画だから面白いと思うよ

その中の一つ「忘八武士道」ではウルトラセブンのアンヌ隊員の乳が拝めるよ

458:名前は誰も知らない
11/01/19 22:43:53 568N/uvQ0
>>457
アウトレイジ見て怖かったんだよ、もう見たく無いわああいうのww
俺の中でヤクザ映画の金字塔は「竜二」。
あれこそがリアルだと思う。
カタギには結局なれずに…なんかもの悲しい感じが好き。
主演の人あの一作で死んじゃったんだよな、映画が封切られる前に。

459:名前は誰も知らない
11/01/19 23:34:36 q7Ext0AT0
>>436
俺も火曜日にUボート借りてきたぜ!
正確には、Uボート最後の決断 だけどw

460:名前は誰も知らない
11/01/20 00:02:48 KfKGVukT0
ヤクザ映画はあの時代のそういう筋っぽく見える俳優さんを切り取って
遺してるから意義があるな。その男、凶暴につきとかあの時代のたけし
含めてキレキレだった頃の人らが見れて楽しい

461:名前は誰も知らない
11/01/20 00:18:21 j4SFRAEvO
「スカイクロラ」鑑賞
やってることは「ビューティフル・ドリーマー」と変わらない。
物語に魅力がわかない
森ひろしって西尾維新と同じ匂いがする。

462:名前は誰も知らない
11/01/20 01:02:14 xHuqrGq6O
昔のプログラムピクチャー系は浅草の2つの名画座に行けば死ぬほど見れる
また今日のデオドラントなミニシアター、画一化されたシネコンのスタイルに反して昭和の香りを
残した東京で唯一の映画館
昔の邦画が好きな人はあそこの映画館は感動するよ
タイムスリップする

463:名前は誰も知らない
11/01/20 11:13:44 1rweRuoG0
森ひろしはSMシリーズとかVシリーズのが面白いのになぁ

464:名前は誰も知らない
11/01/20 18:43:03 WAixW89a0
「If もしも・・・」って映画がある。タモリは出てこないぞ。
これまた見たいんだけどビデオ屋が在庫整理で売り飛ばしやがった。
マクダウェルさんあんな役ばっかりw

465:名前は誰も知らない
11/01/20 20:09:23 lVppA1110
シャーロックホームズ見たけどトレイラー詐欺だった
コナンでも見といたほうがまし

466:名前は誰も知らない
11/01/20 21:23:06 WAixW89a0
高校の時担任が、授業中にチャップリンの「黄金狂時代」を見せてくれた。
正直面白かったので笑ってしまったが、周りの連中は「古っ!」ぐらいの視点しか持っていないようだった。
鑑賞が終わった後仲の良いクラスメイトから「なに笑ってんだよ、あの程度のもんでw」と言われた。
別の教師は三船敏郎が主演した川中島の合戦の映画を見せてくれた。
この映画がまたクセモノで、姫様とのラブシーンが「小休止」というテロップで覆われるという「事件」が発生。クスクス笑う女子生徒の声。
ラストで三船の眼球に矢が刺さり、「ッキャ!」という悲鳴も漏れたな。

みんなは教師に見せられた映画とかあるか?

467:名前は誰も知らない
11/01/20 21:39:37 j4SFRAEvO
音楽の授業で
「アマデウス」「リトルダンサー」「ドラムライン」「カルテット」みた

468:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/01/20 21:48:49 t73Abb7GP
>>465
10年度ガッカリランキング11位

469:名前は誰も知らない
11/01/20 22:38:28 WAixW89a0
「地球に落ちてきた男」
ボウイ先生の格好良さが人間とは思えん。
まあ、ファンでない限り退屈な前衛映画なんだろうな。
究極のコーカソイド的美貌。

470:名前は誰も知らない
11/01/21 01:14:45 x/02rFkU0
英語の授業でローマの休日観たなあ

471:名前は誰も知らない
11/01/21 11:02:25 PQimvfiy0
何の授業だったか忘れたが、山田洋二の『学校』だったな
感想文で、あんな夜間中学はありえないって書いたの覚えてる

472:名前は誰も知らない
11/01/21 14:20:14 CeoQzj5k0
見たまんまの作品ばっかりだな
ストローブ=ユイレ、ペドロ・コスタあたりを見たとかはないのか

473:名前は誰も知らない
11/01/21 15:11:11 VtyfkP7mO
>>466
チャップリン、キートンなどは本当に面白い
アクション性もかなり激しいよな
グリフィスの短編あたりもいいし、サイレント好きだわ
後半のほうは稲垣浩の『風林火山』かな
間違ってたらごめん

474:466
11/01/21 16:35:44 4Ci9cWkt0
>>473
仕事昼で終わったんで、さっきまで「モダンタイムス」見てた。
クッソワロタww回転とうもろこしww
「黄金狂」はニワトリのところが笑える。チャップリンいなかったら、現代のコント番組も存在していなかったな(ついでにフェ○チオも)。
三船の映画は稲垣浩の「風林火山」で間違いないっす。ラストで裕次郎出てくるやつね。
「姫様あ、勘助は勝ちましたぞー!」
BSで観た時は目玉に矢が刺さるシーンに黒いボカシ入ってたな。無粋なことを、台無しじゃて。

475:名前は誰も知らない
11/01/22 02:50:11 3YOXydxm0
岡本喜八監督の斬るを見た
痛快活劇と岡本監督のコメディががっちり嵌ってるし
時代劇というよりも西部劇に近いドライな感じも良かった

当時のプログラムピクチャーなんだろうけど
だとしても、昔の東宝時代劇、喜劇は外れないんだよな
全然色褪せない面白さがある

476:名前は誰も知らない
11/01/22 05:56:39 fF/mEtYoO
岡本喜八はいい意味でカラッと仕上げるよな
濃厚な味なんだがカラッとしてる
岡本、川島は軽妙、俯瞰の鬼才

477:名前は誰も知らない
11/01/22 09:48:11 mSSJURR10
斬るがプログラムピクチャー?

478:名前は誰も知らない
11/01/24 18:49:53 HbdDPWwb0
>>410
「大いなる幻影」
池袋の中古DVD屋で売ってたんで買った。これから見る。
(300円www)

479:名前は誰も知らない
11/01/24 19:08:24 voInmIDDO
敢えて予言すると、わけわからないと思う
この作品をそれなりに解釈できる人は黒沢作品の鑑賞に向いてるだろう
黒鳥館は、それが正しいか否かは別としてこのぼんやりとした映像からでも意味や意図を汲み取りそうだが

480:名前は誰も知らない
11/01/24 20:03:37 g/9J4DPvO
おれはミッキーロークのホームボーイだな。

481:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/01/24 21:36:36 j+9+Gk1JP
自分としては
「意識」に語りかける「意味」や「意図」よりも
「無意識」に語りかける「意味」や「意図」を重視したい

482:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/01/24 21:43:04 j+9+Gk1JP
「ゴジラ」を「キノコ雲がモチーフだ」とか「戦没者の残留想念だ」とか言うのではなく
「ゴジラ」そのものがもつ「畏怖」「恐怖」や「力」「衝撃」「未確定性」を表現したい

483:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/01/24 21:45:55 j+9+Gk1JP
「映画」(芸術、表現全般に言えることだが)が人の「人生」や「脳」に影響を与えるときってのは
「キノコ雲」や「残留想念」ではなく「おそれ」や「あこがれ」が作用する

484:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/01/24 21:48:08 j+9+Gk1JP
日本における「特撮」や「怪獣映画」の衰退ってのも
本質的な問題はそこにあるんだよね

485:名前は誰も知らない
11/01/24 21:52:15 HbdDPWwb0
自分としては
「意識」に語りかける「意味」や「意図」よりも
「無意識」に語りかける「意味」や「意図」を重視したい
            ↓
自分としては
意識に語りかける意味や意図よりも
無意識に語りかける意味や意図を重視したい

言外の意味も無いのに「」をつけたがる男性心理。

486:名前は誰も知らない
11/01/24 21:55:42 ugPSu/uJO
文章が鬱陶しいのはいつものこと
見逃してやっとくれ

487:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/01/24 22:14:14 j+9+Gk1JP
「トウキョウソナタ」における役所広司や
「カラフル」における廃線めぐりが重要なのはそういうこと

>>485
「男性心理」が働いているとして、
それを否定したり忌避したりするつもりは毛頭御座いません

488:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/01/24 22:17:11 j+9+Gk1JP
逆に「ガメラ」の「憲法九条が~」とか「ガメラに敬礼」とかのシーンは何の蓋然性無い
単なる監督の程度の低い「あるべき論」

489:名前は誰も知らない
11/01/24 22:57:37 HbdDPWwb0
>>479
マジつまらなかった。途中でやめた。

「血とバラ」の英語版観たことあって、傑作だと思ったがDVD出てない。
でも誰かがYoutubeに吹き替え版をupしたようだ。
知名度の低い映画ではあるが、根強いファンがいるようだ。世間は広いな。

490:名前は誰も知らない
11/01/25 14:09:10 96qRHeay0
さすが孤男の映画スレ
片寄ってるし浅い

491:名前は誰も知らない
11/01/25 14:31:05 vgD70TafO
ギャスパー・ノエのエンター・ザ・ボイドを見た
ドラッグやセックスなんて俺にとって何処か遠い世界が
舞台が東京で何となく間近に感じられ少しワクワクした
死後の魂が空間を浮遊する感じのカメラワークも楽しく
セックスをしている人間の身体に入り込み
感覚を共有するみたいな描写があってクスリとくる
俺もこうなったら絶対やる、薬はやらないけどね
最後、生まれ変わった赤子の視点からおっぱいが映りTHE 無(VOID)おしまいだ
おっぱいで無、スゲェ

492:名前は誰も知らない
11/01/25 14:45:54 Ge42PWYwO
>>490
そうやって文句つけんのはすごく簡単にできる
ぜひ深い書き込みを見せてくれ

493:名前は誰も知らない
11/01/25 15:39:28 96qRHeay0
オレは浅いから無理だよ
浅い知識で好きな映画を持ち上げるために他の映画を貶すような事は書きたく無いからね

494:名前は誰も知らない
11/01/25 19:06:33 jFvXNbBH0
>>480
懐かしいな。『ホームボーイ』。
劇場に見に行ったぞ。
猫パンチで笑いものになったとはいえ、
あの頃までのミッキーロークの存在感は、ブラピなんか目じゃねぇ。


495:名前は誰も知らない
11/01/25 20:32:18 JY6ly7qU0
他人を貶すのは平気なんですね(微笑)

496:名前は誰も知らない
11/01/25 22:18:13 L7v+zvQY0
2ちゃん内で相対的に見たら深いと思うが・・・

497:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/01/25 23:42:17 3zUlTqsuP
「7-9X11月」

監督、脚本 北野武

市橋達也(柳ユーレイ)


498:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/01/25 23:43:26 3zUlTqsuP
知識の浅い者は批評をしてはならないのか
「偏って」いる者は批評をしてはならないのか

499:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/01/25 23:47:37 3zUlTqsuP
「批評家」の意見を絶対視しがちな人は「そうだ」と言うかもしれない
しかし本来批評とはある絶対の解を求めることの「不可能性」を認識しつつも
言葉を紡ぐことの「不可避性」から逃げず、それにコミットすることである

500:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/01/25 23:48:43 3zUlTqsuP
批評に絶対性を求めるのは「傲慢」であり
批評から逃げることは「怠惰」である

501:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/01/26 00:00:28 u0onV13OP
「批評」から逃げるために発した言葉が
他者への「批評」となってしまっているというのは実に皮肉だ

502:名前は誰も知らない
11/01/26 10:00:24 6GAvrAFc0
嫌いな映画を批判したいならスレタイ変えたほうが良いな

503:名前は誰も知らない
11/01/26 11:29:14 WClSy/Fj0
批判するだけなら誰だって言えるからな~

504:名前は誰も知らない
11/01/26 14:21:00 R13pbRRJ0
セントオブウーマンが好き。
っていうか、最後アルパチーノが主人公を弁護してるシーンが好き。
やっぱ、いわれなき非難と孤立から救ってくれる存在を希求しているのかな。
まぁ、俺の孤立は自分に責任があるけど、それでも主人公と自分を重ね合わせて熱くなる。
アルパチーノの上質な演技あってこその映画で、内容には期待しない方が良いけど、未見なら一見ぐらいの価値はあるかと思う。

505:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/01/26 17:34:04 u0onV13OP
その作品単体を語る場合においては「嫌いな作品」は挙げないってことね

506:名前は誰も知らない
11/01/26 21:49:50 vLVPKGBsO
ウォーターボーイズ

青春、仲間…いいな

507:名前は誰も知らない
11/01/26 22:49:14 wipzMNS/0
スウィングガールズも、な。

508:名前は誰も知らない
11/01/27 02:30:58 T0BpdBFPO
サマータイムマシーンブルースの方が好きだな。


509:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/01/27 02:35:32 FEcKv3BcP
サマータイムマシンブルースって粗筋読むだけで腹が立つ
ああいうのを「イケてる」と考える感性はどうかしてる

510:名前は誰も知らない
11/01/27 02:47:10 T0BpdBFPO
俺は日常系のアニメが好きだからサマータイムマシンブルースも楽しめるんだよ。
和気あいあいとした雰囲気にタイムマシンって舞台装置があって
ちゃんと物語が成立してるなかなか良作だと思うが。

511:名前は誰も知らない
11/01/27 08:39:03 yLFC7nDg0
サマータイムマシンブルースはSFとしてはBTTFより断然良くできてる
このジャンルの邦画では一番好きだな

512:名前は誰も知らない
11/01/27 20:55:17 jDvy9Eko0
ソードフィッシュ見て、ハッカーってかっこいいなあと思った高2の頃。
あの映画のトラボルタ怖い。

513:名前は誰も知らない
11/01/27 21:10:23 jDvy9Eko0
アサンジが死んだら絶対に映画化されるだろうな。
タイトルは「the state assassin 」なんちて。

514:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/01/27 23:47:41 FEcKv3BcP
ザッカバーグよりはアサンジの方が面白いだろうね

515:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/01/28 21:08:27 B2QMeK3TP
「ハートロッカー」

間違いなく大傑作
彼はシニシストであるが、その根底には「不条理」に対する怒りや苛立ちが渦巻いている
その姿勢はまさに彼が好きなミニストリーの楽曲そのもののようだ
任務を遂行する中で一旦は「無力感」「後悔」に苛まれ帰国するが
日常に回帰することによって得られる「安堵」「救済」は彼の怒りや苛立ちを「解決」するものではなかった
彼は再び戦場に戻る(まるでコンラッドの「闇の奥」のようだ)
彼は「戦争」や「不条理」に対する怒りを、「戦場」においてしか発散することが出来ない
「血」や「火薬」を覆い隠すことによって成り立つ「平穏な日常」など彼にとっては欺瞞でしかない

「戦争」に対する苛立ちは「戦場」においてしか解消できず
その欲求解消行為は社会のフィルターを通すことによって「正義」「大義」に還元されてしまう
そしてそれによってさらに高まる「シニカルな怒り」
これが「戦争中毒」の姿なのだ

516:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/01/28 21:11:53 B2QMeK3TP
主人公は「爆弾フェチ」なんだよね
要するに

517:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/01/28 21:16:46 B2QMeK3TP
「国歌のために、愛する家族のため、大義、正義のために戦う」と言うことも
「ラブアンドピース、ベッドインしよう」と言うことも
出鱈目で、不条理で、あり得ないものでしかない
真実は「血」「火薬」「砂煙」という「存在」に触れることでしか得られない(少なくとも彼にとっては)

518:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/01/28 21:33:49 B2QMeK3TP
映画版の「二十四の瞳」をこの前観たんだけど
劇中で大石先生が喜び勇んで戦場に赴こうとする教え子たちを諌めようとするシーンがあったんだけど
それが物凄く腹立たしかった

519:名前は誰も知らない
11/01/28 21:52:21 XIvUsWvN0
俺も映画じゃないけど同人エロボイス聴いてて
シチュはわかりやすく言うとナースのハーレム、聴いてる側は患者
その中に出来るナースと出来ないナース「あわわ…!」みたいのが居て
出来るのが出来ないのに対して「違うでしょ」みたいなのがすげーいらなかった

520:名前は誰も知らない
11/01/29 20:22:09 y9cdDeAi0
二十四の瞳は泣けたなあ
ハズイから劇場では観れんわ

521:名前は誰も知らない
11/01/30 06:14:37 oKgpgijy0
清水宏監督、都会の横顔(53年)を見た。
52年から53年ごろの銀座4丁目周辺が舞台がになってる
画面の7割ほどがオールロケ、戦後10年経たない当時の町並みやデパートの中などで撮影されてるので
貴重な資料映像とも言える訳だが、映画の内容が路上で人捜しをするシーンが多いから銀座の路上がよく写ってる
大通りの真ん中に路面電車が走っていたり
交通量が少ないから早歩きすれば大通りを横断できたり、看板や店舗の様子とか興味深いことが
一番驚いたのが画面にほとんど高齢者が写ってない事だった
銀座の路上も、デパートの中も通行人は若い人で占められていて、45歳以上と思われる人間が画面に入ってなかった

デパートの中のシーンは貸し切り撮影だから、若いエキストラばかりになったという見方もできるが
頻繁に出てくる銀座の路上はエキストラだけじゃなく、一般人も写ってたろうに
そこにも中高年や老人は画面に登場しなかった
(例外として、台詞つきの役者や主演の池部良、森繁久彌など中高年が写ってるぐらい)

戦後10年未満という特殊事情があったとしても、2011年の銀座の風景と比べたら
今の日本が老人過剰な国だということがよくわかった
もう恐ろしいほど全然違う、老人だらけなのだから経済が回る訳ないよな

522:名前は誰も知らない
11/01/30 15:48:26 0hZXKMSG0
「理由なき反抗」
チキンレースでディーンが転落死して終わるべきだった。
それだと60分代の映画になっちゃうけど。

523:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/01/30 19:57:22 g9nyQsW4P
「ベルリン 天使の詩」

その二人は飛ぶことが出来た
一人は天使(聖)
一人は空中ブランコ乗り(俗)

近代社会では「聖」と「俗」はいとも簡単に2分割されるが
「俗」なる者たちは「聖」を渇望し、そうなろうと努めるが
一方「聖」なる者たちは俗世界のけばけばしい色使い、強烈な味や臭い、跳躍する身体を意識せずにはいられない
「俗」なるブランコ乗りを愛してしまった「聖」なる天使は天使であることを辞め、俗世界に降りてきて女と結ばれようとする
しかし「俗」に降りるということは観念的な「愛」を放棄し、直截的な情動の下にお互いを求め合うことであった
そしてそれが成就された瞬間、その二項対立は意味を成さなくなるのであった

524:名前は誰も知らない
11/01/30 20:43:13 0hZXKMSG0
「わらの犬」のダスティン・ホフマンがなぜ襲われてるのか分からんが、
とにかく村人怖ぇ…ついでにスーザンジョージ萌えwレイプシーンで勃ちました。

525:名前は誰も知らない
11/01/30 20:47:47 e3+3xwdkO
鉄塔武蔵野線
少年の頃の冒険を追体験してる気分になる

526:名前は誰も知らない
11/01/30 20:49:05 aP22RRtZ0
>>524
わらの犬は真夜中のカーボーイとセットで観ると絶望感が増す
田舎にも都会にも逃げ場は無いぞって感じで追い立てられる

スーザンジョージはダーティメリークレイジーラリーもいいぞ

527:名前は誰も知らない
11/01/30 20:59:41 0hZXKMSG0
>>526
田舎にも都会にも逃げ場は無いぞっていうのは、映画の話じゃなくて現実だよね。
田舎暮らしは生き地獄っていうSPAの記事怖かった。

あの映画はなぜ襲われてるか分からないから怖い、ってことが分かった。
他に女優で好きなのはミアファローだな。ローズマリー~しか見てないが。髪カット前萌えw

528:名前は誰も知らない
11/01/30 21:08:40 aP22RRtZ0
>>527
ローズマリー~にもたしかレイプシーンがあったな
自分の腹に宿った子供が別の何かに思えてしまう気持ち悪さ。童貞の俺には関係ないがこれも怖かった

529:名前は誰も知らない
11/01/30 21:37:29 0hZXKMSG0
>>528
(どこぞのクソコテ風に)
ミアファローが隣人に騙されているか騙されていないかへの「解」がラスト(付近)まで完全には解らないように撮られている。
彼女は幸福な出産をするのだ、という「安心」と、隣人からの何かしらの策略に陥れられているのだという「疑念」を見る者は交互に抱く。
作品は「出題者」であり、見る者は「回答者」という「関係」が次第に形作られてゆく。
その縞模様の感情がラストに近づくにつれ崩壊してゆき、「疑念」が「安心」を、いわば「黒」が「白」を侵食してゆく。
そして完全に「黒」だったということが「解」として出されてしまう。

530:名前は誰も知らない
11/01/30 21:42:36 0hZXKMSG0
しっかしまあ、あんな悪趣味な映画のサントラよく買ったと思うわww
「キャリー」と「ローズマリー~」は不思議な求心力を持っているが、あれは音楽の力でもある。
両作品とも若いゴスロリ女とかもハマりそう。

531:名前は誰も知らない
11/01/30 21:51:02 aP22RRtZ0
キャリーは名作だし、デパルマ映画の中でも上位だけど弧男的にはやはりデビルスピークだろう
キャリーのパクリと切り捨てるには惜しい作品。こっちは絶対女のファンなどつきそうにないけど

532:名前は誰も知らない
11/01/30 22:03:58 0hZXKMSG0
>>531
デビルスピーク…調べたがひでぇww
だがしかし見たい…ストーリーは確かに「キャリー」っぽいな。
「キャリー」は原作だと女教師が生き残るんだってね。
音楽に不思議な美しさがあって好きなんで、こちらもサントラを持ってます。

「ウィッカーマン」はどう思う?見て勃っただろ?
まあしかし、エロの官能と同時に生理的に受け付けないような映像も随所に…

533:名前は誰も知らない
11/01/30 22:25:13 aP22RRtZ0
>>532
あの女教師とキャリーと踊ったイケメンだけは助かってほしかった
ウィッカーマンはこないだTVでやったリメイク版しか観てないんだ(途中までゾンゲリアをリメイクしたのかと思ったw)
オリジナルも観たいけど田舎のツタヤの品揃えの悪さは異常

エロといえば、映画で抜く事ってある?

534:名前は誰も知らない
11/01/30 22:32:46 QuQT0FQw0
ない、映画独特の緊迫感っていうか、そういうのが邪魔してさ

いやーしかし暴力映画って本来ビクビクしながら観るもんだと思ってた俺だけど、「アウトレイジ」
後ろから指でつつかれてわっ!って脅かすのが映画として暴力になっただけと考えると怖くないんだね
それどころかたけしが作ったってだけでまるで小学生みたいに笑える
それとそうやって見れる事の嬉しさっていうもあって二倍の楽しさって感じ
罵詈雑言もヤクザも大嫌いな俺だけど、それが飛び出す程に笑える
「アキレスと亀」にもそういうシーンあったけど怪我して包帯巻きになる度に笑える

535:名前は誰も知らない
11/01/30 22:50:34 /C/5ADZ1O
あれはキャスティングが見事だったけど一番は石橋漣司だよなw

536:名前は誰も知らない
11/01/30 23:07:47 n8zaoikH0
映画館ではないけど家でDVDなら余裕で抜いちゃいますねフヒヒ

537:ε=┏(*゚▽゚)┛
11/01/31 03:33:24 GBKpAVyT0
イタリア映画ソドムの市((笑))

538:名前は誰も知らない
11/01/31 04:30:44 YSER3xMX0
ドニーダーコ
結構がよくわからなかたので青春映画として楽しんだことにした

539:名前は誰も知らない
11/01/31 09:08:17 8AihS2Mw0
>>537
あれが鬼才パゾリーニの遺作だと・・・・orz

540:名前は誰も知らない
11/01/31 16:02:41 2rBvGFsAO
>>524
あのヒロイン、地肌にセーターはいかんと両親に教わらなかったのでしょうかね
あと地肌にスケスケレインコートとかもいかん
いかんです

541:名前は誰も知らない
11/01/31 19:03:55 uCicwYZt0
>>533
「白い肌の異常な夜」っていう、イーストウッド主演映画で抜いた。
そのつもりで見始めたんじゃなくて、押さえ切れなくなった。
だって負傷兵をいろんな女が誘惑しながら看病してるんだもん。中には年端もいかぬ少女まで…

542:名前は誰も知らない
11/01/31 20:43:49 y1YUHv3P0
実在する本人はどうだかわからないけれど、ソーシャル・ネットワークでのザッカーバーグは孤男だと思う
ああいう下手くそな人付き合いしかできない人って孤男って言っちゃダメなのかな

543:名前は誰も知らない
11/01/31 21:12:30 uCicwYZt0
ザッカーバーグはアスペと健常のボーダーなんだとよ。

544:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/01/31 21:19:17 2ENUum5ZP
ザッカーバーグは実際は彼女いる(いた)んだけどね
映画では物語の軸に沿わせるため意図的に削除してる

545:名前は誰も知らない
11/01/31 21:39:50 uwR8vSQlO
周辺人さんはピカソトリガーって知ってる?

546:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/01/31 21:42:18 2ENUum5ZP
知らないよ

547:名前は誰も知らない
11/01/31 22:34:29 hAGCv2h10
タクシードライバーよかったお
スカーフェイス見たけど、胸糞悪くなった。風邪が余計悪化したw

548:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/01/31 22:41:06 2ENUum5ZP
「スカーフェイス」の作品そのものというより
その作品全体を覆う雲のような「80年代感」が苦手

549:名前は誰も知らない
11/01/31 23:32:41 3JD7e5Xn0
俺も最鬱映画レクイエムフォードリームで鬱が悪化した
そしたらこの人>>219全然だって、誰か助けてよ
でも悲しいかなラストの目も当てられないマリオンは綺麗すぎる

550:名前は誰も知らない
11/02/01 02:10:01 iuLEUVHg0
タクシードライバーといえば弧男映画の代表だが
裸の十九歳
十九歳の地図
も観るべき

551:名前は誰も知らない
11/02/01 13:34:58 MOw50ZggO
>>549
欝だったら「この町で天使はバスを降りた」って作品がうってつけ
タイトル通りもの凄い癒される作品だからおすすめ。

552:名前は誰も知らない
11/02/01 17:53:35 NnNQ8Y/xP
この板的には「バッファロー'66」とかいいんじゃないか?

553:名前は誰も知らない
11/02/01 18:40:02 MOw50ZggO
すまんこの森だった
「この森で天使はバスを降りた」

554:名前は誰も知らない
11/02/01 19:03:54 MOw50ZggO
「ソーシャルネットワーク」鑑賞
アメリカのスクールカースト、ジョグスとナード、ギーグなどのヒエラルキーなんか日本人には分からないよな、しかもアイビーで。冴えないナードでも新たにフロンティアすれば旧態依然としたスクールカーストも一発逆転できる
なんてすげえ典型的なアメリカの「物語」が根源にあるよね。アイビーでラグビーやって証券会社に就職してアッパーウエストサイドでハイソに暮らして、バー二ーズで買い物してフォーシーズンズで食事する。
「アメリカンサイコ」や「SATC」のような「物語」じゃなく、冴えないナードでも最年少億万長者になれるそんな「物語」がITベンチャーの出現で可能になった、それは凄いパラダイムシフトだよね。
後実際のザッカーバーグはどうだか知らんが、映画のザッカーバーグは友達付き合いが下手な孤男だとはまったく思えない。
いくら親友でも仕事というフィルターがかかった瞬間友情に亀裂が入るのはよくある話、映画では割愛してたがフェイスブックを設立するのも人間関係作るのが下手だったら不可能だったんじゃない?
ザッカーバーグが人間関係作るのが下手と感じるのは共同幻想に惑わされすぎ。ザッカーバーグは孤男の側面があると思うがベクトルの違うアンビバレンツな側面だな。
後、ナップスターの創始者の役をジャスティンティンバーレイクが演じてるのはもの凄いアイロニカルだと思った。

555:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/01 19:13:15 TAsambBlP
「ザッカーバーグは孤男か否か?」みたいな意見の分裂は
製作者たちが作り上げた「ザッカーバーグ像」と
現実の「ザッカーバーグ」がそもそも分裂しているというところに起因するのだと思うよ
いくら製作者たちが物語をつくろうとしても
それが実際の人物、出来事に基づいている以上
後者の優位性は揺らがないわけだね

「スクールカースト」描写がこの映画を駄目にしているとも思う

556:名前は誰も知らない
11/02/01 19:21:34 MOw50ZggO
だろうね。
でもSNSもやらないしフェイスブックも興味ないから後追いで自伝みたいなの読もうとも思わないし
フィクション織り交ぜてる自伝でそこが焦点とも思えない。
起伏ある演出とかはクラブのダンスフロアの音響とかは素晴らしくさすがにフィンチャーすげえと思ったけど結局この映画って「ナードの逆襲」なんだよね。
でも才能も何にもないナードはどうすれば良いんだよ。
「エレファント」や秋葉原事件みたいに見えない敵を作って自己擁護するしかななくなるのかよ。

557:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/01 19:30:07 TAsambBlP
「何かを作り上げる」「育てる」みたいなことの動機付けって
それがガムシャラであればあるほど根源にあるのは動物的な欲求とかフェチシズムであって
「ジョックスへの復讐」みたいな社会的なものではないんだよね
SNSってものの本来的な性質だって「人を繋げる」というものであって「人を分断する」ものではないんだよね

558:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/01 19:34:42 TAsambBlP
以前NHKでアスペを取り扱った特集を見たんだけど
そこに出てくるアスペってのはみんな社会に認められる特殊な技能を持った人達だったんだよね
そういう「アスペ神話」みたいなのに安易に乗っかってる感じがしてあまり好感がもてなかったってのも勿論ある

559:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/01 19:37:53 TAsambBlP
自分の着ている服はショボイのにホームページのデザインにはこだわるってのも
親が「自分の子供には良い服を着せてあげたい」って思うのと同じじゃないのかね

560:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/01 19:58:48 TAsambBlP
自分がこの映画を作り直すとしたら
「親の子に対する(偏執的とも表現できるような)愛情」の話にするね

ひろゆきが訴訟問題から2ちゃんの管理人を降りたのだって
「母なる証明」のラストで母親が息子の元を去るのと似てるし

561:名前は誰も知らない
11/02/01 21:18:22 V7levQJ/O
酔いどれ詩人になる前にの主人公のダメさ
レスラーのまともになりたいのにいつもヘマをしてしまう辛さ
イエスマンの人生がボーッとすぎていく寂しさ

孤男にはよくわかる、痛みと自分のおろかさなんだけど
どの作品も形は違えど、救いの要素があるんだよね
だから、見ていて共感から現実に直面させられる
バッドエンドよりこういう作品たちの方が、深く心にくるし、現実を考えさせられる・・・
あぁ主人公たちは希望を見つけたんだ、一歩踏み出したんだなぁ自分は・・・

562:ε=┏(*゚▽゚)┛
11/02/01 21:24:28 Efe0d8+K0
アンチキリスト((笑))

563:名前は誰も知らない
11/02/01 22:12:16 8I1jsU160
>>466
音楽の授業でサウンドオブミュージックとアマデウスを、
保体の授業でフィラデルフィアを、
英会話の授業でモンテ・クリスト伯を、
見たことを覚えてるわ。懐かしい。
遅レスですまねえ

564:名前は誰も知らない
11/02/01 23:11:00 MOw50ZggO
「アカルイミライ」鑑賞
二度目の鑑賞だが前回は流し観でみて今回はじっくり観た。
押井守が「スカイクロラ」で終わりなき日常をどう生きるかソリューションした。この「アカルイミライ」は黒澤清がポストモダン的な閉塞感のソリューションを提案してるのだと思う。
つうか暗い本当に暗い。 だけど辛いのは分かる、本当に生きてるのが辛い。 じくじたる思いで鑑賞した。
だけど浅野忠信は許せないだろどう考えてもオダギリジョーも許せない
被害者感情も考えろよ罪を憎んで人憎まずは駄目だろ。性善説を俺は信じたい。つうか難しいわやっぱ、黒鳥館解説と補足頼む。
少なくとも希望は見いだせなかった、よけい辛くなったわ。

565:名前は誰も知らない
11/02/01 23:15:31 ikEtiOX20
>黒澤清がポストモダン的な閉塞感のソリューションを提案
なんだこれw

566:名前は誰も知らない
11/02/01 23:20:30 aMnUMwcU0
ゆれる
トマスHクックの小説をしょぼくした感じ
面白かった

567:名前は誰も知らない
11/02/01 23:20:48 MOw50ZggO
ポストモダンって、応は都市機能や技術はもの凄い充実したんだが精神はそれに追い付いてない、その喪失感をどうすれば良いのかってことだよな。
黒澤清はクラゲってガジェットでそれを表して、意味なく人を殺すだがそれをも共存しながら生きていかなきゃ行けないって映画だと思ったンだが
頭悪すぎて全然違うかも試練が。

568:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/01 23:29:39 TAsambBlP
映画(芸術)ってのは現実社会(近代)における「人知」とか「人倫」のようなパラダイムから鑑賞者を離脱させて
異空間での冒険に誘う

オダギリは(この映画に感動した者がそうであるように)現実社会を生きるための動機付けを欠いた存在
ところが笹野高史はオダギリに介入して現実社会を生きるように仕向ける
オダギリは笹野に対して殺意を抱く
しかしオダギリが現実社会を生きる動機付けを欠いている「だけ」なのに対して
現実社会を生きる動機付けを「欠く」ということに対する「苛立ち」や「苦しみ」すら欠いている男がいて、
それが浅野忠信であった
浅野はオダギリより「深遠な」ところで生きている為、オダギリの意識を見抜き
自分が失った「希望」をオダギリに託し、オダギリが殺人を犯さぬように笹野を一足先に殺す

569:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/01 23:35:58 TAsambBlP
現実社会を生きる動機付けを現実社会に見出せないオダギリは
超常的な存在である「クラゲ」(怪獣)を育て、彼らの人知、人倫を超越した行動を目の当たりにすることによって
これまで絶対であるかのように見えた「社会」の裂け目(「異世界」への扉)の存在を感知し、
だからこそあえて社会を生きてみようと考える

「クラゲ」は「怪獣」であり、また「映画」そのものでもあるんだよね

570:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/01 23:38:36 TAsambBlP
「紀子の食卓」のオーコメで園子温が「家族を生きるのを止め、家族を演じた方が良い」ってようなことを言ってるんだけど
「アカルイミライ」は「社会を生きるのを止め、社会を演じたほうが良い」という映画

571:名前は誰も知らない
11/02/01 23:44:31 MOw50ZggO
解説ありがとう。
読んでるだけで辛くなってきたわ、笹野さんは本当に死ななきゃいけなかったの?
シネフィルとか芸術ってのは分かるんだが、人を殺してまで生きる人生ってなんだよ、辛いわ本当に・・・・・
あと良ければ高校生集団と最後のメタフィクションの演出の理由も教えて欲しい、これはあくまで映画って言い訳?

572:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/01 23:57:33 TAsambBlP
笠野さんってのは「悪意の人」ではないんだけど、そういう人を殺しかねないほどにオダギリは追い詰められていたってことなんだね
そして「殺させない」ために浅野は殺し、死ぬ

最後の高校生はビニール袋を蹴って遊ぶんだけれども
オダギリはクラゲを育てないと「異世界」にアクセス出来なかったが
より若い高校生はビニール袋から「異世界」に接触できる
その彼らの存在こそ「アカルイミライ」なんだね

573:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/02 00:11:01 n94WySesP
クラゲが増殖して、波紋を起こす
その「意味の無い」カタルシス

574:流薔園園長 ◆DxgwL./BZw
11/02/02 00:14:39 yLyoHvBR0
ただこの映画は2003年のもので
現在はその当時より明らかに閉塞してるわけで
黒沢には早く新作を撮って欲しい

575:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/02 00:27:08 n94WySesP
「テリーのワンダーランド」ってゲームがあって
その主人公であるテリーが「生きて」いるのは
「自分の生まれ育った世界」なのか「タイジュのくに」なのか「異世界の扉の外」なのか
と考えたことがある


576:名前は誰も知らない
11/02/02 00:34:02 hydPVFYo0
黒鳥館ってリア充なん?

577:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/02 00:35:38 n94WySesP
「リアルが充実している人」って現実にはほとんどいないと思う

578:名前は誰も知らない
11/02/02 00:36:26 hydPVFYo0
彼女いて就職決まって友達もたくさんいるん?(・ω・ )

579:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/02 00:38:21 n94WySesP
それはないね
そうであることが本当に良いことなのかにも疑問を感じないでもない

580:名前は誰も知らない
11/02/02 00:38:50 MyDl47xqO
こいつの書き込み見てリア充に思えるか?
レス見りゃわかるだろw

581:名前は誰も知らない
11/02/02 00:39:44 hydPVFYo0
なんのバイトしてるんよ?(・ω・)

582:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/02 00:40:25 n94WySesP
「仙人」になるのが将来の夢

583:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/02 00:44:09 n94WySesP
>>581
週一くらいで服の仕分け
あとは毎日近所の古本屋回ってせどり

584:名前は誰も知らない
11/02/02 00:47:36 hydPVFYo0
服の仕分けって何?


585:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/02 01:05:41 n94WySesP
配送先ごとに服を分けるの

586:名前は誰も知らない
11/02/02 01:10:27 hydPVFYo0
中井英夫がすきなん

587:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/02 01:13:57 n94WySesP
高校のとき「悪夢の骨牌」に感激して、それ以来
ってクチ

588:名前は誰も知らない
11/02/02 01:17:40 hydPVFYo0
(^ν^)もっと知りたいな黒鳥館の事

589:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/02 01:23:34 n94WySesP
なんでニュッ君なの?

590:名前は誰も知らない
11/02/02 01:25:41 hydPVFYo0
(^ν^)大学どこなの?
旧艇?

591:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/02 01:26:20 n94WySesP
ひみつ

592:名前は誰も知らない
11/02/02 01:27:32 hydPVFYo0
(^ν^)部活何やってた?童貞?

593:名前は誰も知らない
11/02/02 01:31:20 e5CaAEOy0
秋葉でトラックで突っ込んで殺傷された映画


594:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/02 01:34:23 n94WySesP
>>592
陸上、弓道、童貞

595:名前は誰も知らない
11/02/02 04:03:47 PDQfu+Xo0
アカルイミライだ、バックホーンが好きだった旧友が観ろ観ろ言うから観たっけ
オダギリの白痴の感じが可愛かった、浅野も狂ってて面白かった
着ている洋服とか俺がやっといたぞオダギリみたいな所とか
あと肝心な所で居ないんだよなもう、何でCDがなくなったか
何で自分だけからあげが小さいのかちゃんと説明してくれよって

596:名前は誰も知らない
11/02/02 04:54:58 PDQfu+Xo0
…でもよくよく考えたらからあげが小さいと思ってるのはオダギリだけじゃないかもしれない
もしあの場に居る全員がみんな「小さいです」って口を揃えてオバちゃんに楯突いたとしたら
なんかハッピーで楽しい展開かもしれない、それと危険な白痴美を持つのは
オダギリだけじゃなく浅野の方もだったのかもしれない

597:名前は誰も知らない
11/02/02 08:58:44 31m78YyE0
オダギリと浅野で仮面ライダーVSウルトラマンでもやんねーかな
実相寺亡き今監督が想像できないけど
ってオレ頭狂ってるな

598:名前は誰も知らない
11/02/02 09:06:49 SOjgBF6r0
実相寺昭雄監督の「無常」は傑作。観るべし。

599:名前は誰も知らない
11/02/03 00:26:06 dQcThQDU0
「キック・アス」観賞
まじでええええええええええええええええええええええ本当に面白かった、ヒットガール確かに可愛いわwwwwwwww
最初は単純に「ソーシャルネットワーク」と同じ「ギークの逆襲」なのかと思ったんだけど、全然違った。
アメリカのヒーロー観って日本と違ってパーソナリティがあるわけなんだよね、日本のヒーローは毎週敵と戦い最終回を迎えて終わる
自分がヒーローであることのアイディティティがなくて目的(敵を倒す事)に猪突猛進になんの疑問もなく淡々と行う。
対してアメリカのヒーローは敵が現れて戦うこと以外に、「ウォッチメン」「X-MEN」みたいに自分にパーソナリティがあって
その場所にコミットして、そこのホモソーシャルな関係と共存しなければいけなく承認を得る必要があるわけだ。
つまり承認さえ得られれば、器質的な突然変異で力を得た「ウォッチメン」「スパイダーマン」「X-MEN」から
「バットマン」「アイアンマン」「キック・アス」のようにテクノロジーやデバイスを使った普通の人間のヒーロー像の存在へコンバート可能なわけである。
で「キック・アス」の何が面白いかって、デイヴ・リゼウス=キック・アスものすごい脆弱な存在なのだが
そのアイコンが一人歩きして(youtubeやマイスペースの力で)ヒーロー像が確立する。
そこでもうひとつのヒーロー像、ビッグダディ、ヒットガールの存在である。
ビッグダディは元警官で妻を自殺に追い込んだフランク・ダミコ率いる犯罪組織を壊滅させるため
娘をありとあらゆる殺人技術を習得させるためパターナリズムというべき英才教育をする。


600:名前は誰も知らない
11/02/03 01:07:23 dQcThQDU0
このヒットガールっていうのは「ニキータ」「ガンすリンガーガール」のように殺人技術の手練手管を習得して
悪人をこれでもかと殺しまくるのである、そのガンタカアクションシーンは目茶苦茶スタイリッシュでかわいいいいいいいいいいんだよね。
でこのビッグダディとヒットガールってのは悪人を倒しまくってるんだけど、その行為自体を
理解者のビッグダディが警官時代の相棒を除いてこの二人の存在を誰も知らないわけだ。(後にフランク・ダミコは知られることになるが。)
誰に承認されることもなく淡々粛々と悪人を成敗する、つまり日本の「プリキュア」とか「スーパーヒーロータイム」とか「ドラゴンボール」
みたいなヒロイックだけど承認されない存在自体が認められてない存在として描写されるわけである。
だけどヒットガールっての11歳の少女にして、超人的な身体能力ももってるわけで、従来の特殊能力をもったヒーローのメタファー的な側面があるわけである。
キックアスとヒットガールの関係性はバットマンとロビンの存在のようであって全然違う、まったく無力な少年とスーパヒーローの少女のコントラスト
最初は物凄い平凡に過ごしている少年デイヴ・リゼウスは、テクノロジーもまったく関係なく内省的な成長を得てある種セカイ系的に本物の無力なスーパーヒーローになるわけである
そのコントラスト、その二つのコントラストの相乗効果がカタルシスになるわけである。
この映画はヒットガールの華麗なるガン・タカアクションが物凄いクローズアップされているが、ヒットガール自体は引き立て役で
ラノベ的に、ある運命があってその運命を受け入れるのではなく大切な人ができて、その運命に主体的にコミットしていくことを決意するそれはセカイ系的なのだけれど
さえない本当に何処でも要るギークの少年が、勘違いで承認されつつも本当に無力なのだがスーパーヒーローになる、その新しいスーパーヒーロー像の提案が素晴らしかった。
本当に面白かった、町山がベスト1に選ぶのも肯ける作品であることは間違いないと思う。








601:名前は誰も知らない
11/02/03 01:12:47 dQcThQDU0
町山じゃなくて映画秘宝ね

602:名前は誰も知らない
11/02/03 07:33:50 cnZR8fA60
どうでもいいけどデイヴ・リズウスキーね

603:名前は誰も知らない
11/02/03 11:35:43 ZIMNj8siO
wikiだとリゼウスキだよ

604:名前は誰も知らない
11/02/03 15:10:38 X0AB2EwzO
月に囚われた男 面白い

605:名前は誰も知らない
11/02/03 17:50:01 WC/JYXIa0
「長距離走者の孤独」(イギリスの感化院のマラソン大会を扱った映画)でのやり取り。

院長「名前は?」
不良「スミス」
院長「Serをつけろ」
不良「サースミス」

カッコイイ。

606:名前は誰も知らない
11/02/03 17:51:49 WC/JYXIa0
Sirでしたww

607:名前は誰も知らない
11/02/03 20:57:18 WC/JYXIa0
誰も見ていない映画を挙げてしまったようだな…寝る。

608:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/03 21:20:01 aEhIHSqbP
「幕末太陽傳」

「終わりが見えている」からこその滑稽な振る舞いなのか
「終わりが見えていない」からこその滑稽な振る舞いなのか

609:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/03 21:40:07 aEhIHSqbP
「バリーリンドン」ってのはリンドンをはじめとする登場人物達を
引いた視点から観客が鑑賞し、笑う訳だけれど
「幕末太陽傳」ではフランキー堺が引いた視点から登場人物達を観察し、笑う
何故フランキーは「笑」えるのか?
それは彼が頭が良いということでもあるんだけど、重要なのは彼は「死が差し迫った」であるのだということ
そしてこの「幕末太陽傳」を鑑賞する者は、この映画によって笑わされる度に「死」を想起せねばならなくなる
そこで描かれる「死に行く存在」鑑賞者や登場人物といった「人間」であり、
幕藩体制、赤線といった「時代」でもある
「バリーリンドン」のラストのナレーション
「今となっては、全ての者は全ての者が墓の中」

この映画には「幻のラストシーン」があって
それは昭和30年(現代)の品川を江戸時代の格好をしたフランキーが笑いながら駆けていくというものだったらしい
なるほど、確かにあらゆるものは死ぬのかもしれない
しかし、このラストシーンが表すように「笑う」「駆ける」といった「身体的」な衝動
そしてそれを焼き付けたフィルムの「存在」は時を突き抜けるのだ
そしてその「突き抜け」こそが「異世界への扉」たる映画(芸術)の可能性そのものなのだ

610:名前は誰も知らない
11/02/03 22:04:40 orVsCde/0
>>605
いやコレ観たいと思ってたんだ。淀川先生も絶賛してたよな
DVDとかってあるの?

611:名前は誰も知らない
11/02/03 22:06:09 WJoMPx6p0
川島ならしとやかな獣だろ

612:名前は誰も知らない
11/02/03 22:07:55 cnZR8fA60
wiki()

613:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/03 22:09:52 aEhIHSqbP
「エヴァ」も「幕末太陽傳」を参考にしてるらしい
確かに(テレビ版~旧劇までの)「エヴァ」は傑作だった

614:名前は誰も知らない
11/02/03 22:28:47 orVsCde/0
リアルタイムでエヴァやってた時いくつだったの
俺ちょうど厨房だったからハマったなあ

615:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/03 22:30:18 aEhIHSqbP
小学校2,3年のとき再放送で見た

616:名前は誰も知らない
11/02/03 22:45:35 ZIMNj8siO
再放送って深夜の?

617:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/03 22:49:22 aEhIHSqbP
地方放送局が明け方に放送してたの

618:名前は誰も知らない
11/02/04 00:29:14 MhLJsaSuO
長距離走者の孤独は(イギリス映画だから当然だが)イギリス人向けの作品
どういうことかと言うと、この作品はイギリスの階級社会を背景とした青春映画だから
主人公の忸怩たる行動、暴走、メンタリティーはイギリス社会を知ってるとよりわかるんだろうな
ケン・ローチも社会を描くけど、彼は問題、テーマをまず観客に提示して(階級だったり人種だったり雇用だったり)
それにもがく人たちを描くが
長距離走者の孤独は、不器用な主人公の行動やメンタリティーを通してイギリス社会も見えてくるような感じ

また>>605にあるようなアメリカのジョークとは違うイギリスの笑いっていいよね

川島雄三は幕末太陽伝もいいけど、これは川島の中では凡だな
まあ川島は全ていいんだが『貸間あり』『人も歩けば』『須崎パラダイス 赤信号』などは
特に彼らしい浮薄軽妙な味わいを感じる

619:名前は誰も知らない
11/02/04 07:39:28 Xq50RfwL0
そういや新潮文庫の「長距離~」にはユニオンジャックが
どんと描かれてるね

620:名前は誰も知らない
11/02/04 17:26:23 M0um5oLE0
>>610
DVDは未発売。気に入りすぎた俺はアマでビデオを購入済み(当時は安かった)。
>>619
あれ池田満寿夫作なんだぜ。

621:名前は誰も知らない
11/02/04 21:42:30 M0um5oLE0
中学時代、「ロミオ&ジュリエット」のディカプリオ様が大好きー!好き好きぃー!みたいな同級生の女子がいたなぁ。
今頃「トワイライト」でも観てるのだろか…

恋愛映画ってジャンルは孤男には要らん。
「ひまわり」には感動したけど。あと「島の女」も両方ソフィアローレンでしかも古い。
なぜかニッポンの皇室からの文化賞(笑)を受賞している。

622:名前は誰も知らない
11/02/04 21:43:28 M0um5oLE0
あと「島の女」も。~

623:名前は誰も知らない
11/02/04 21:46:36 xGbghzJ40
えー清作の妻とか赤い天使とか面白いじゃん

624:名前は誰も知らない
11/02/04 21:55:30 M0um5oLE0
>>623
なんかその後者が面白そうなんで見てみるわ。

ヒロインに恋したことならある。それは「羅生門」の京マチ子じゃ!
登場シーンが素晴らしい。
作品としては完全に過大評価だがな。
嘘が、嘘を言っている人間の利益になってないので話として成立してない。

625:名前は誰も知らない
11/02/04 22:05:59 1d0M9Lqb0
確かに恋愛映画も恋愛小説も見たり読んだりしたことないわ。完全なエンタメ寄りのやつは。
でもディカプリオ自体はいい俳優だ

626:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/04 22:13:20 as8tfnQJP
「ワイルド・アット・ハート」は素晴らしい恋愛映画

627:名前は誰も知らない
11/02/04 22:22:25 SOrQwvLz0
俺、恋愛映画好きだけどなぁ。
いかにも!なカップル向けムービーじゃないやつ。

「イングリッシュ・ペイシェント」
「アメリ」
「華様年花」
「恋する惑星」
「エイジ・オブ・イノセンス」

あと色々。

特にスコの 「エイジ・オブ・イノセンス」は
ダニエル・デイ・ルイスもミシェル・ファイファーも大好きなのでマスト。

628:名前は誰も知らない
11/02/04 22:26:19 1d0M9Lqb0
いっぱいあるんだな。孤男おすすめの恋愛映画見てみるか

629:名前は誰も知らない
11/02/04 22:27:58 M0um5oLE0
>>625
初めの頃はチャらい俳優と思ってたけど、アビエイターで認識が一転した。
今度フーバー長官で出るらしいね。イーストウッド監督で。

「俺たちに明日はない」は間違っても恋愛映画にカテゴライズされないけど、
男女愛が描かれている映画の中ではかなり好き。
「欲望という名の電車」は冒頭の痴話喧嘩で観る気失せた。

My姉は「ノッティングヒルの恋人」が大好きで、やっぱりああいう映画は女のためにあるんだなと思う。

映画じゃないが、高校時代教室で「I's」読んでる奴がいた。度胸あるなーと思った。

630:名前は誰も知らない
11/02/04 22:33:50 LA3S40Kw0
恋愛映画か、御法度なんてどうだ?だめか
青い春はどうだ?スクイズ系だ、だめか
しかたない、百歩譲って恋愛寫眞にしとくか

631:名前は誰も知らない
11/02/04 22:33:51 M0um5oLE0
恋愛はその映画の「一部」であってほしい。

632:名前は誰も知らない
11/02/04 22:36:09 qO5/GP6jO
バズラーマンの「ロミジュリ」はコメディだよ

633:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/04 22:51:05 as8tfnQJP
「I's」くらいみんな読んでるよ
俺も読んだけど胸糞悪かった

634:名前は誰も知らない
11/02/04 23:57:58 mBmjQ4Yz0
>>624
集客重視の恋愛映画なんて観たってそりゃつまらんよ。最大公約数的なものにしかならないし
赤い天使も清作の妻も凄く面白いからぜひ観てくれ。他にも
ハロルドとモード 少年は虹を渡る
アリスの恋
痴人の愛
とかも一応恋愛ものだけど弧でも楽しいはず。あと石井隆のナミものとか
比較的新しめのものだと、ベティブルーやリービングラスベガスもそこそこだったかな

635:名前は誰も知らない
11/02/05 11:02:31 d9B56RlL0
「メルキアデス・エストラーダの三度の埋葬」
「レスラー」
「デッドマン」

俺の三強

636:名前は誰も知らない
11/02/05 11:17:12 qvbcwwoL0
>>634
ハロルドとモード 少年は虹を渡る
これ調べたけど少年と老婆の恋愛ってw
でも「冬のカモメ」の監督なんで興味湧いた。

637:名前は誰も知らない
11/02/05 15:19:55 qvbcwwoL0
>>634
レンタルしに行ったら置いてなかった。
しかたないんでラーメンズ借りた。

638:名前は誰も知らない
11/02/05 16:32:22 0WQX0GJt0
>>637
ハロルドとモードってDVD出てないんじゃなかったっけ?
たしかVHSだけだったような・・・

639:名前は誰も知らない
11/02/05 16:42:30 eKsOmOxcO
赤い天使、清作の妻、増岡×若尾文子だな
なかなかドラスティックなのが好きみたいだな、ベティ・ブルーとか流行ったな
おれは増岡×若尾と言うと青空娘、最高殊勲夫人あたりか
増岡作品も全部好きだな

2月26日の劇的3時間SHOWは映画好きなら行くよな
周辺人も応募しろい今度はタダだからw

640:名前は誰も知らない
11/02/05 18:07:09 b40+rgQFO
増村だけどな

641:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/05 20:53:49 HclwQShgP
>>639
その中だと是枝の映画しか観たことないんだよね
ちょっと考える

642:名前は誰も知らない
11/02/05 20:56:55 5Rvc1Yhk0
ノンケなんだけど最近ゲイの恋愛映画の方が純粋に感動
できるようになってきた。ブロークバックマウンテンよかった

643:名前は誰も知らない
11/02/06 01:06:04 4Ru0UY6CO
>>641
たぶんこの日はホウシャオシェンだけなんじゃないかな

644:名前は誰も知らない
11/02/06 03:25:37 VgvTN5D/0
>>324 だが、
どうやらアカデミー賞は「英国王のスピーチ」が戴くようだ。
たぶん作品賞も。
アカデミー賞には8割方興味ないけど、残りの2割で「まあ、楽しみながら予想してみっかw」
とか思ってる。

…これまで吃音に触れたがらなかったテレビ(NHK)が一昨日、吃音の男性の生活を紹介していた。
「英国王~」と何か関係が…(無いかw)

645:名前は誰も知らない
11/02/06 04:40:23 LbnpKg3q0
スカーフェイスいいよね

646:名前は誰も知らない
11/02/06 14:33:06 wYpGP7qFO
パリ、テキサスつまらなさすぎる、死ね

647:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/06 19:22:27 S3IHonEAP
「ジェリー」

とにかく画面が美しい
その画面を二人の男たちがひたすら歩く
この映画の前半のみを見た人の中には、彼らが「遭難している」ということにすら気付かない人もいるだろう
だが、それでいいのだ
圧倒的な画面(世界)の前では、彼らの置かれた「遭難」という状況や、「生」や「死」ですらも矮小化されてしまう

ガス・ヴァン・サントって「グッド・ウィル・ハンティング」とか「小説家を見つけたら」「ミルク」とかはダメダメなんだけど
この手の「「世界」との視点の共有」を志向した作品は素晴らしい

648:名前は誰も知らない
11/02/06 20:11:52 V/mp98+PO
>>647
いや、グッドウィルハンティングやミルクと同じ土俵にのせて
ああだこうだ言っても仕方ない映画だと思ったな、個人的には。
美術館で絵画を見てすごす1日も、自室で小説を読んですごす1日も、
同じように有意義で楽しいわけでさ。楽しさの質が違うだけで。

649:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/06 20:29:43 S3IHonEAP
>>647で挙げた三つの作品はどれも「はじめに結論ありき」で「取って付けたような」テーマを描くという
どれも「面白い」とも「有意義」とも思えなかった

650:名前は誰も知らない
11/02/06 21:24:33 V/mp98+PO
>>649
なるほど。わかるよ。
ただ、俺としては「作家性は細部にこそ宿る」と考えてるから、
「結論ありきだから」とか「テーマがありきたりだから」といって
それだけでマイナス査定にはならないな。
ふたつの点を結ぶ線は無限に存在するはずだと思うから。
たしかに「小説家を~」はいまいちだったけど。

651:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/06 21:35:24 S3IHonEAP
「テーマがありきたり」ってのと「取って付けたようなテーマ」ってのは
似ているようで厳密には違うんだよね
「ありきたりでないテーマ」ってのを見つけるのは不可能に近いくらい至難の業であるわけだし


652:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/06 21:40:31 S3IHonEAP
映画ってのは必然的に「テーマ」に沿って物語を構築し、映像(あるいは音楽も)構成しなければならないんだけど
そういう「制約」がある中で「取って付けたような」ようなものを作らないためには
「自分」という「ちっぽけな存在」が「テーマ(およびそれによって形作られる映画)」を作るということを
徹底して意識化するしかないと思うんだよね

653:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/06 21:42:55 S3IHonEAP
つまりそれは「圧倒的な不可能性(虚無)の中に身を置く」ということ

654:135
11/02/06 21:47:16 Z7Yo7PG20
館主ってグッドウィルハンティングの主人公っぽくないか?
ロビンウィリアムズに一回説教してもらったらいいのに。

655:名前は誰も知らない
11/02/06 21:48:10 Z7Yo7PG20
ああ、名前の135はよその書き込みのやつね。ごめん

656:名前は誰も知らない
11/02/06 21:55:42 RU99S/iUP
アマデウスおすすめ

657:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/06 21:56:55 S3IHonEAP
>>654
自分は「単なる一介の馬鹿」に過ぎないからかね

658:名前は誰も知らない
11/02/06 22:10:58 V/mp98+PO
>>653
つっかかるようで申し訳ない。
あなたの書き込みを読むと、某文芸評論家の顔がちらつくよ。
もちろん、それも映画のひとつのありようだろうね。
映画というか表現すべての。
あとはもう「人それぞれ」って結論しか残ってないわけだけど。

659:名前は誰も知らない
11/02/06 22:16:57 Jl1mFoN40
正直いつもいつも抽象的過ぎるし主観的過ぎるし何言ってるかわかんないよ

660:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/06 22:18:11 S3IHonEAP
「人それぞれ」って結論を「否定」することは勿論出来ないんだけど
「言葉」ってもの自体が何らかの形での「絶対性」を志向してしまうんだよね
あり得ない「絶対性」に向かって言葉を紡ぐということ
それは「映画を作る」ということでもあるし「出来上がった作品を批評する」ということでもある

661:名前は誰も知らない
11/02/06 22:30:57 Z7Yo7PG20
>>657
「君は悪くない」
甘やかしではなくそう言ってくれる人が身近にいるって幸せだろうな。
あの映画は弧男的には恋愛映画観るより胸痛いものがあった。

662:ロビンウィリアムズ
11/02/06 22:34:53 VgvTN5D/0
『ウザ芸』とでも呼びたくなるわw
「気付いたこと」をあたかも己しか気付いていないと信じているらしい。俺にはそう見える。
もちろん成長の過程でそういう時期があってもいいけどね。
「仙人」になりたいならガンジス付近行って死体が焼かれてるのでも見てくればいいのに。



663:名前は誰も知らない
11/02/06 22:35:07 Jl1mFoN40
本当に映画が好きなのか?

664:名前は誰も知らない
11/02/06 22:36:19 nlR6HICQ0
このスレに映画撮ったことある人っている?

665:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/06 22:39:46 S3IHonEAP
>>661
あれは「子供」に読み聞かせる「おとぎ話」みたいなもんだから

>>662
「俺が気付いたんだ!」と思うからこそ書き込むのは確かだけれども
「そんなもんみんな知ってるよ」という意見があってもまた良い
「表現」「批評」ってのはそれ自体によって完結するものではないのだから

インドには行ってみたい

666:名前は誰も知らない
11/02/06 22:44:49 TfsvUsjJO
オーメンかな

667:名前は誰も知らない
11/02/06 22:45:57 VgvTN5D/0
ラーメンズのコント見たが、ある意味映画より面白く感じた。
短くて、細かいところで何度も笑えて、構成も素晴らしく技巧的。で、先が読みにくい。
「スポンジ・ボブ」もそんな感じ。シュールで笑える。何より短くて良い。
あのアニメは海外のアーティストでリスペクトしてる人多いらしい。
ラーメンズもそうだけど、予定調和型の長ったらしい映画よりよっぽど良いわ。

>>664
フツーにいないでしょ。

668:名前は誰も知らない
11/02/06 23:00:19 Z7Yo7PG20
>>661
孤独な人間にあそこまで付き合ってくれるって部分はおとぎ話だと思うけど
ちゃんと人と繋がりを持って生きてる人間の周りにはいるでしょ。
わかってくれる人。そういう存在が羨ましい。

669:名前は誰も知らない
11/02/06 23:00:35 nlR6HICQ0
撮影技術がどうこう編集がどうこうみたく技術面から映画を楽しめたらなって思うことがある。
それは音楽をそういう聴き方してて、それで感動することがあるからなんだけど。
映画でも同じような感動が味わえたらなあ。
やっぱり実際に映画を撮ってみないとわからないのかな、そういうのは。

670:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/06 23:05:37 S3IHonEAP
>>668
あの映画に出てくるような「人間」はこの世に(少なくとも普通には)存在しないと思うよ


671:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/06 23:07:32 S3IHonEAP
「桃太郎」「金太郎」と同じ
教科書的な物語

672:名前は誰も知らない
11/02/06 23:23:27 VgvTN5D/0
>>665
「批評」を完結させてどうしてぇんだよwwそれって美味いのか??

作品への批評や評論自体を批評するならば、その目的は人生・世界のヴァーチャル化だろ。
実際に交通事故に遭うのと、交通事故被害者に感情移入するように作られた映画を見、
何かを思い感じてぶつくさ零すこととの間にあるのは何だろうか。
言葉を通じて世界を捉えて、「人生や世界はこういうもの」と半ば一方的に決めかかることで、
存在していることの「訳のわからなさ」を紛らわす。
これこそが、世界観・人生観と絡められた作品への批評の正体に違いないと思う。
要するに閑人の寝言、逃避に過ぎんと思うわ。それがどれだけ辛辣であってもね。

それからガンジス付近のツアーはバカ高い。カンボジアが今ちょっと安い。

673:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/06 23:31:57 S3IHonEAP
それを言うのならば
映画を作る(その他小説を書くでも何でもいい)というもの自体が
言葉を通じて世界を捉えて、「人生や世界はこういうもの」と半ば一方的に決めかかることで、
存在していることの「訳のわからなさ」を紛らわすという「逃避」に過ぎない訳だね。

もっと言えば物を食って「美味しかった」と言うことも
言葉を通じて世界を捉えて、「人生や世界はこういうもの」と半ば一方的に決めかかることで、
存在していることの「訳のわからなさ」を紛らわすという「逃避」に過ぎない訳だね。


674:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/06 23:33:57 S3IHonEAP
「自分は閑人ではない」と言える確信はあるのか

675:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/06 23:48:06 S3IHonEAP
我々は「言葉」によって「訳の分からなさ」に触れるしかない
という倒錯的な行為から逃れるために倒錯的な行為を重ねるしかない

「訳の分からないもの」を「訳の分からないもの」として規定してしまうこともまた
寝言、逃避に過ぎないんだよね

676:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/06 23:53:20 S3IHonEAP
人間の思考自体が言語的なものであることは言うまでもないことで
それを絶えず意識しつつ、言葉によって表現する
それが「虚無に身を置くこと」なんだよね

677:名前は誰も知らない
11/02/06 23:56:56 Jl1mFoN40
レス数が多い割に自己完結しすぎてて邪魔臭いんだよ
毎日スレの流れも話題も全く無視で突然自分の感想を垂れ流す。それこそブログでやるべき
自分の中で2chでなければならない動機付け(屁理屈)もあるんだろうけど、知った事じゃない

「映画を語るふりして自己演出に夢中」とはよく言ったもんだよ。本当に映画が好きなのか?

678:名前は誰も知らない
11/02/07 00:01:21 Fc4MofXX0
>>676
簡単に言うとそこまで「批評」に熱を入れられません。
言葉尻を捉えて悦に入るのは本当は好きでないんで、
そういう事を書き込んだ自分自身嫌な気になった。
ただ「週1あるかないか」の仕事ではないんで、あなたよりは閑人ではないとは他人にも分ってもらえると思う。

679:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/07 00:02:29 c5fpMvMiP
「映画が好き」なのかは分からない(「好き」であって欲しいとは思う)が
「好きな映画」はある(勿論「嫌いな映画」もある)

「美しい花がある。花の美しさなどというものは無い」(と「断言」すべきでは無いと思うが)
って感じ

680:名前は誰も知らない
11/02/07 00:03:20 Fc4MofXX0
>>666
チバユウスケってガキの頃「ダミアン」って呼ばれてたらしいね(あくまで自称)

681:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/07 00:05:17 c5fpMvMiP
>>678
僕は「言語的に思考する」ということ、それ自体が「批評」なのだと言ってるわけだけれど


682:名前は誰も知らない
11/02/07 00:18:03 Fc4MofXX0
>>656
アマデウスは偉人伝映画で一番成功してると思う。
題材がよかった。イカれたファニーな天才という。
「ガンジー」つまんね「ピカソ」つまんね「ゴッホ」つまんね

まあ西部劇の主人公なんて活躍的にはみんな「偉人」なわけで、
しかも脚色の力でわざわざ実在の偉人を登場させるより面白い。

683:名前は誰も知らない
11/02/07 00:26:41 fKQunHpo0
バーンアフターリーディング
くだらな過ぎて吹いたw


684:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/07 00:27:02 c5fpMvMiP
西部劇の主人公ってのはもはや「人間」ではないんだよね
そういうものをメタ的に表現したのが「荒野のストレンジャー」

685:名前は誰も知らない
11/02/07 00:29:12 W1fm/UfcO
どうでも良いが、黒鳥館がいるからこのスレは良くも悪くも盛り上がってるわけじゃん?
嫌ならこなければ良いし(スレ立てたのも黒鳥だし) この板で黒鳥は自己啓発的に
映画を消費するだけじゃなく、映画の「大きな物語」のバックボーンみたいな所から社会にコミットしようとしてるように見えるがね。自己完結っていうより、わざと複雑にして自分の殻に籠もってる感じはあるが。

686:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/07 00:31:43 c5fpMvMiP
だから「アカルイミライ」を見るべきって話

687:名前は誰も知らない
11/02/07 00:33:32 BKM5uubN0
>>679
(小林秀雄)といれろ

688:名前は誰も知らない
11/02/07 00:34:01 W1fm/UfcO
前黒鳥が批評した「アカルイミライ」の解釈は賛同できないけどね。

689:名前は誰も知らない
11/02/07 00:44:26 Fc4MofXX0
偉人伝映画が難しいのは
「そんなの知ってるよ」をわざわざ見せられるという点。
「ふぅ~ん、耳きり事件をこうやって撮ったか。」と、
出来事をあらかじめ知ってしまっているから難しい。
これはリメイク作品同様に言える。
俺が企画するなら「最低!偉人伝(仮)」という映画。
6人くらいの偉人の最悪の一面ばかりをブラックコメディー調で描く短編オムニバス。
「盗掘」をするシュリーマン、「カネくれよぉ」とテオに迫るゴッホ、犬を虐めるガンジー(ガキの頃の話だが)、
バイアグラ代わりにコカインを服用しまくるフロイト、など。

690:名前は誰も知らない
11/02/07 00:48:32 v9oiWMW90
MISHIMAでは三島由紀夫の諸作品をつなぎ合わせて三島本人の人生を再構築するつくりになってたな

691:名前は誰も知らない
11/02/07 00:50:05 HVRsI9ipO
恋愛ジャンルは生々しかったり、雰囲気匂わせるようなものよりは
ラブコメディが好きだな
アニメでも実写でも

見てる時だけでも、楽しい気分になるしコメディ要素充実しているから
経験ないからともやもやしたり落ち込んだりしないし


692:ε=┏(*゚▽゚)┛
11/02/07 05:51:08 wxIrTDnU0
モンスター((笑))

693:名前は誰も知らない
11/02/07 19:06:36 c5crAcRO0
日活ロマンポルノで感動したというと笑われるかも知れないが、
大学時代に見た「ラブホテル」にはジーンと来た。
すべてを失って人生を終わりにしようとする寺田農の演技が良かったのは勿論だが、
何と言っても速水典子の癒し感が半端じゃなく胸に染みた。

694:名前は誰も知らない
11/02/07 19:25:18 Fc4MofXX0
>>693
あのシリーズ、youtubeで予告編しか観たこと無いけど、
かなりリアルなものを感じる。
野卑で日本的で剥き出しの現実って感じ。
進藤兼人ってそんな感じっぽいけど、彼の作品はまったく観る気がしない。

695:名前は誰も知らない
11/02/07 20:57:52 c5crAcRO0
あーたぶん違う映画じゃね?

696:名前は誰も知らない
11/02/07 21:05:38 Fc4MofXX0
>>695
説明不足で悪かった。日活ロマンポルノシリーズの違うやつ。

697:名前は誰も知らない
11/02/07 21:26:03 lRMC5siJO
ザ・ドライバー

698:名前は誰も知らない
11/02/07 22:25:28 Fc4MofXX0
ジョンミリアスで「デリンジャー」以外の面白い作品はあるのか?
ジョニデのデンジャーは観ることすらできない。山下のジョー同様。

699:名前は誰も知らない
11/02/07 22:28:15 Fc4MofXX0
デリンジャーね。まあデンジャーな存在だけど

700:名前は誰も知らない
11/02/07 23:01:07 W1fm/UfcO
コナンザグレード(笑)でも観とけば

701:名前は誰も知らない
11/02/08 00:38:26 XzSViiWh0
風とライオン

702:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/08 00:45:07 ffA2kpQMP
「風とライオン」は嫌いだなあ

703:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/08 00:50:34 ffA2kpQMP
西洋人が勝手に夢想するオリエンタリズム(男の世界)

704:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/08 00:52:08 ffA2kpQMP
あのババアがムカつくんだよ
「マッチョイズム」の上澄みだけを掠め取ろうとする女(西洋人)

705:名前は誰も知らない
11/02/08 09:55:06 XzSViiWh0
ビッグウエンズデイ

706:名前は誰も知らない
11/02/08 11:31:08 y1GkdCCuO
「クラッシュ」観てるんだがこれを大真面目に撮ったクローネンバーグはマジキチだな
そりゃ「イースタンプロミス」「ヒストリーオブバイレンス」みたいな映画撮ったら驚かれる罠

707:名前は誰も知らない
11/02/08 14:29:20 BEyAk/p50
サスペクトゼロ
目新しさもゼロだった

708:名前は誰も知らない
11/02/08 14:46:02 4Jc7SKMHO
早春物語
ちょっとおぼこい頃の原田知世が見れる
話は生々しいからまたいい
なかなかセリフが長かったり長廻しあったり、浮かれた演技や大人ぶったりとか原田知世のこの時点での
等身大全てを見せている
また画面がいい
坂のショット、鎌倉、神田、アテネフランセw
DVD特典のメイキングシーンなどはその延長にも思え、原田知世の当時の素の姿が満載
本人もここまで舐めるように当時の姿をまとめられたのは特に今の彼女からしたら
嫌じゃないかなw

709:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/08 16:49:16 ffA2kpQMP
クローネンバーグは紛うことなきキチガイでしょ
だから病み付きになる
だから「イースタンプロミス」は物足りなかった(駄作とは言わないが)
「裸のランチ」「少年は蜘蛛にキスをする」「クラッシュ」の三作が特に良い

710:名前は誰も知らない
11/02/08 16:52:03 rDGwCmMY0
当時ファンだったが早春はいまいちと思ってたな
天国に一番近い島のカジノのシーンが映像的にはベストだと思った
映画の内容はまぁアレなんだけど

711:名前は誰も知らない
11/02/08 16:55:42 rDGwCmMY0
クローネンバーグはビデオドロームが衝撃的だったな
25年ぐらい前だったかブレードランナーと同時上映で見たのだが
当時ドはまったわ

712:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/08 16:57:58 ffA2kpQMP
たとえ作品全体としては「大傑作」とまではいかなくとも
必ず「記憶に焼きつくシーン、要素」がある

713:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/08 17:02:14 ffA2kpQMP
>>711
マクルーハンはメッセージの「内容」そのものとは関係無しに
「メッセージを送る/送られる」ということそのものに意味が生じるというようなことを言ってたんだけど
まさに「ビデオドローム」はそういう作品だった

714:名前は誰も知らない
11/02/08 18:00:43 C5cK2CGo0
このスレに上がってくる映画って、知らない作品多くて
興味感じたやつは借りてみようと思うんだけど、ビデオ屋いっても見つからない事が結構ある。
うちの近所の店の品揃えが悪いだけなんだけど。

ビデオ屋にも図書館みたいな検索システムあったらいいのになぁ。
都会だったら普通にあんのかな。
見つからないなぁ、と思ったら自分の予想とは違うジャンルのとこにあったりするし。
探すだけで疲れる。

715:名前は誰も知らない
11/02/08 18:35:01 cOC19S8Q0
>>714
俺の地元もロクなの置いてない。在庫整理したせいで。

人から勧められて行動を起こすこと自体珍しいのに、
「赤い天使」がどこにも無かったのにはガッカリだった。

「この石原裕次郎のコーナー、少し減らさんかいっ!」(心の中)

全作揃ってないと意味無いわけか。

716:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/08 18:37:48 ffA2kpQMP
上の方で「映画が好き」と「好きな映画がある」ということについて書いたけど
自分はそうは言っても「映画」という「表現技法」そのものにある種の「期待」をしているのも確かなんだよね
その「期待」とは「闇」のなかで「異次元」と接触するという「体験」だと考えてるんだけど

水木しげるが言う「現代は「闇」が無くなって、妖怪が棲み難くなった」
という言葉の意味を考えるべき

717:名前は誰も知らない
11/02/08 18:44:50 XzSViiWh0
俺的には
風邪とライオン>ビッグ・ウェンズデイ>>>デリンジャー

赤い天使はけっこうグロイよ


718:名前は誰も知らない
11/02/08 18:50:31 cOC19S8Q0
デリンジャーが最下位…これは驚き。
風とライオンとビッグ・ウェンズデイ、両方観たこと無いけど、
デリンジャーをクズと感じるのか、残り二つにより面白さを感じるのか、
ニュアンス的にはどっちなんだろ。

とりあえず借りられないという悲しみ…

719:名前は誰も知らない
11/02/08 20:06:18 rDGwCmMY0
フィルムのコマとコマの間にあった暗闇が
デジタル化によって無くなった

720:名前は誰も知らない
11/02/08 20:08:02 rDGwCmMY0
って20年ぐらい前に大林が言ってたが

721:名前は誰も知らない
11/02/08 22:52:27 cOC19S8Q0
暗闇といえば「八甲田山」は何にも見えない時間が長すぎる。

722:名前は誰も知らない
11/02/09 00:34:22 /17Uj4mXO
>>716
それってドラッグや頭に電極流すことで変換可能なの?

723:名前は誰も知らない
11/02/09 01:01:50 D875Cw8y0
ワケがわからないものナンセンスなモノはどんどん排除されてるとは
思うな。安易な感動笑い、そのくせベタは見下すからタチが悪い

724:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/09 01:08:37 1gya3W7gP
>>722
不可能ではないだろうね
クローネンバーグの「イグジステンス」はそういう話だったね
「ドラッグ」や「電極」の使用を絶対に否定するということはしたくない

ただ黒沢清の諸作品にあるように
ドラッグを使って一時的に「幸せ」になることよりも
(一先ず)社会に留まってその「地獄」を「意識」すること
<外側から>「社会」を「意識」すること

そしてその(常に「意識」する)ことによって別の「可能性」の「存在」を感じることが大事なんだね



725:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/09 01:22:28 1gya3W7gP
この世の中を安易に肯定することは出来ない
しかしそれに対する単なる対抗措置として「映画」や「ドラッグ」を想定するということは
「悪いの反対は良い」みたいな安易な発想に過ぎない
「救いは無い」という前提から「救い」を見出そうとすることしか出来ない

しかしそれすらも意識化した上で(ありもしないと分かっている)救いを
何かに求めてしまうということは一概に否定できない



726:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/09 01:29:55 1gya3W7gP
「幸せになる」ことと「地獄を意識する」ことってのは
「平成ガメラ」と「平成ゴジラ」を見比べるとよく分かると思う

727:名前は誰も知らない
11/02/09 01:29:57 /17Uj4mXO
ギリアムの「未来世紀ブラジル」は「電極」で現実逃避した話だね。
「エウレカセブン」ってのはスカブコーラル=情報統合思念体になる幸せより
ボーイミーツガールなレントンとエウレカの関係性が勝った話で、「エヴァ」の人類保管計画もそうだし「コードギアス」も骨子はそういう話で
観てないがハルヒもそんな話だよね。
で共通点は「コードギアス」を除いて、セカイ系ってジャンルなんだよね。
君と僕の関係性が、ドーパミンドパドパの「理想郷」より、辛く苦しくて堅忍不抜な現実を生きよう君がいるからってことで。
可能性の存在ってやっぱり、彼女や奥さんみたいな愛する存在ってことなのかね。

728:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/09 01:36:50 1gya3W7gP
「ブラジル」にしても「エヴァ」にしても
「幸せになること」の「地獄」(あるいは「幸せ」が「地獄」からの脱出を意味しない)ということを描いてるよね

「彼女」や「奥さん」を手に入れたところで「地獄」の「存在」は変わらない
だから「怪獣」が現れる

729:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/09 01:38:03 1gya3W7gP
「ハルヒ」はキャラが受け付けなくて見れない
「エウレカ」は父親がハマりまくってた

730:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/09 01:39:52 1gya3W7gP
アニメといえば「けいおん!」は一期に限っては(それなりに)評価してた

731:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/09 01:52:22 1gya3W7gP
「ゴジラVSメカゴジラ」のラストで
「彼らは遠い未来の恐竜時代を待ち続ける」という台詞があるんだけど
この台詞は非常に象徴的だね

732:名前は誰も知らない
11/02/09 01:55:40 /17Uj4mXO
「けいおん」って宮台が言ってた「まったり革命」を顕著に実行していたんだとおもうが
「日常系」ってジャンルも、ある種のオタク達の現実逃避=(ドラッグ)に見えるわな、「日常系」を消費することで快楽を得るが成長できない思考停止してしまう。まぁ俺も十緑茶買ってあずにゃんストラップ手に入れたんだけどね、あずにゃんペロペロ(^ω^)

733:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/09 01:58:46 1gya3W7gP
しかし二期はその「まったり革命」のあり得なさを
(ある意味)見事に描いてしまっていたよね

734:名前は誰も知らない
11/02/09 02:00:03 /17Uj4mXO
>>733
kwsk

735:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/09 02:06:11 1gya3W7gP
一期はただ単に「爛れた日常」に存在する「街」「女子高生の身体」「風」「光」
をひたすらフェティッシュに描いていたのが
二期(の後半)では「バンド活動の達成」「別れ」「旅立ち」
をひたすら表層的で雑に描いていたよね

736:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/09 02:08:11 1gya3W7gP
一期が「学生生活」や「バンド活動」という「物語」をひたすら相対化していたのに対し
二期はそういう「物語」に回収された挙句、その「描写」にすら失敗(?)していた

737:名前は誰も知らない
11/02/09 02:25:54 /17Uj4mXO
それは原作と京兄の力量のギャップじゃない?

738:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/09 02:31:27 1gya3W7gP
原作は新聞に載ってるような人畜無害な四コママンガなんでしょ?
それでは「街」「女子高生の身体」「風」「光」を描くことは出来ないだろうね

京兄はがんばったと思う(作画陣に限っては)

739:名前は誰も知らない
11/02/09 02:34:48 /17Uj4mXO
「リンダリンダリンダ」って映画があるんだけど
けいおんと正反対でもの凄い武骨な話で、偶然会った韓国人をメンバーに入れて文化祭でブルーハーツのリンダリンダリンダを歌うって話なんだけど
俺はけいおん最後の文化祭の演奏もリンダリンダリンダどっちにも感動したんだよね。


740:名前は誰も知らない
11/02/09 02:40:12 /17Uj4mXO
当然文化祭でバンドなんて高校時代は馬鹿らしいと思ってたんだけど、感動したんだよ。
人生を幸せに生きるって、自分が置かれてる環境に何のてらいもなく努力できるってことだと思うんだけどそんな事をできないから辛いんだよね、ましてや高校でバンドなんて。
あまのじゃくのルサンチマンなんだよね。


741:名前は誰も知らない
11/02/09 02:43:32 /17Uj4mXO
「ブラックスワン」鑑賞
町山の指摘した通り「パーフェクトブルー」そっくり、それだけ。

742:名前は誰も知らない
11/02/09 03:12:16 /17Uj4mXO
「母なる証明」みたいな、五反田のTSUTAYA行ってこようかな。

743:名前は誰も知らない
11/02/09 03:18:52 uvRaq9eqO
ヤン・イクチュンの『息もできない』も良かったよ
韓流ファンじゃないけど映画はここ数年韓国に押されてるな

744:名前は誰も知らない
11/02/09 09:36:47 Nntov/Vt0
けいおんって見た事無いけどようするに
青春でんでけでけでけだろ?
だとしたらうけるのもわかる気がする

745:名前は誰も知らない
11/02/09 14:36:24 XsWmdgnA0
全然違うww

746:名前は誰も知らない
11/02/09 15:09:48 D875Cw8y0
二次元のアイドルって考えた時に学校で軽音部やってますって
いうのはしっくりくるもんがあったという事なのかな。そういや
映画化するんだってな

747:名前は誰も知らない
11/02/09 15:27:57 uvRaq9eqO
アニメはどうでもいいよ
ここ映画スレだよな、なんでアニメの話になるんだろ
2ちゃんとかネットてアニメ馬鹿多すぎなんだよなあ
アニメ好きって実写映画極端に見ないし

青春デンデケの主人公の彼は今俳優辞めたのかな
対して浅野がビッグになったなあ

園子温の新作がかなり評判いいがどうだろう
アモス・ギタイ特集は行けなかったなあ

748:名前は誰も知らない
11/02/09 16:10:29 uvRaq9eqO
ダメ元で応募した劇的3時間SHOWが当選したw
他に誰か行く人いないか?第二次の応募がこれから受け付けるらしいから応募してみるよろし

749:名前は誰も知らない
11/02/09 16:28:55 /17Uj4mXO
蓮見さんのトークイベントかすごいね

750:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/09 16:32:24 1gya3W7gP
園子温は(彼だけに限らないのだろうが)
綺麗に落とそうとすると失敗するよね(「愛のむきだし」はそれ以前の問題だったが)
「冷たい熱帯魚」もそのあたりが肝になりそう

751:名前は誰も知らない
11/02/09 17:01:09 /17Uj4mXO
「蝿の王」鑑賞
「リリィ・シュシュ」とか「誰も知らない」もそうだけど
大人のいない世界、子供の世界に大人が内政干渉できない世界。
子供はそこで「島宇宙」を作りアノミーに生を享受する。
川上みえこの「ヘブン」で描かれてたみたいな
あっちとこっちのボーダーライン、イニシアチブを持つ者と持たぬ者のボーダーラインが余計明白になる。「けいおん」や「みなみけ」みたいなアニメも大人のいない世界を生きているが
それは登場人物が子供らしからぬ、大人と子供のハイブリッドつまりメタ的な大人が不要不休のメタファーであると思う。
ドラえもんは近所の博識な兄貴のメタファーであり、ドラえもんを象徴するドカンは消えた。
JKが自身の「性」をアピールすることで、大人が群がるニコ生。
大人と子供のボーダーラインが消えフラットな世界になった時、そこは混沌しかないんじゃない?

752:名前は誰も知らない
11/02/09 18:13:02 VCrYke1J0
ヤングガンがくそつまんねーけど
超かいっこいい

753:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/09 18:19:01 1gya3W7gP
むしろ本質的「混沌」を「意識」すべきだと思うけどね
「紀子の食卓」はそういう映画だった

754:名前は誰も知らない
11/02/09 19:14:01 /17Uj4mXO
「紀子の食卓」は価値観が多様になりあらゆる選択肢が生まれた。
だけど風俗で擬似恋愛をすることと、実際に恋愛をすることはまったく違い。
その喪失感は埋まらない。コメンタリー見てないから、監督がどんなスタンスであの映画を撮ったかは分からないが水木しげるが言う現代に妖怪が住む闇がなくなったっていうのは
単純に知識が充実したからだと思う、昔の妖怪は柳田国男が言うように知識のなさから障害児を妖怪というレッテルで貼ったという一説があった。
ネットなどで情報がフラットになり根拠のない自己万能感を持った我々は
その拠り所がスポイルされたときそのオルタナティブが「死」しかなくなってるんじゃないか?
「自殺サークル」見てないから分からないんだが、「ソラニン」の種田であり「紀子の食卓」の少女達。
周りがフラットになり、自由になったつもりが実は周りは四角四面だった。


755:黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
11/02/09 19:38:22 1gya3W7gP
「四面四角」であることを「意識」することが重要なんだよね
問題なのは「四面四角」をあたかも「解放されている」かのように感じ
それが一面的に肯定されること


次ページ
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch