11/03/09 18:15:16.46 aZwU6kre0
>>390
神戸、長崎、宮古島も検討だとさ。
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スカイマーク:成田就航4路線 11月以降、各2往復 ハブ機能強化へ /千葉
新興航空会社スカイマークの西久保慎一社長が8日、成田国際空港発着の国内線を11月以降に開設し、
成田を拠点に新規事業を展開していく方針を明らかにした。羽田空港の再国際化に伴い、
既存航空会社が羽田シフトを強める中、成田の国内線ネットワーク充実は
国際ハブ(拠点)空港として欠かせない条件だっただけに、関係者からは歓迎の声が相次いだ。
◇札幌、旭川、那覇、福岡
県空港地域振興課などによると、スカイマークは11月から順次、
札幌(新千歳)、旭川、那覇の3路線に就航し、1日2便ずつ運航する。
12年初頭には福岡線も開設する計画。
名古屋、神戸、鹿児島、長崎、宮古島などへの路線も検討している。
12年度から国際線に参入するという。
スカイマークは大手旅行会社のエイチ・アイ・エスが中心となって96年に設立した格安航空会社(LCC)。
簡素化した機内サービスと安い運賃設定が特徴で、昨年3月開港した茨城空港に唯一就航した航空会社としても知られた。
県庁に森田健作知事を訪ねた西久保社長は会談を終え、「成田は関東圏からのアクセスや
千葉という大きいマーケットがあり、申し分ない空港。最初の2カ月は羽田より驚くほど安い運賃で提供し宣伝したい」と話した。
森田知事は会談で「大変うれしい話。地元の利便性向上にもつながる。
成田をハブに国際線航空会社として成長することを期待する」と就航を歓迎。
記者団にも「副知事と手分けして(就航が期待される)各自治体を直接訪問して(スカイマークを)ひとつお願いしますと伝えたい。
成田の発着枠30万回がいっそう活気づく」と喜びを語った。【斎藤有香】
◇地元9市町、国内線充実を歓迎
昨年10月の地元合意に基づき、成田空港の発着枠は14年度をめどに
現行の年間22万回から段階的に30万回に増える。これまで増枠分は優先的に国際線に振り向けられ、
首都圏乗り入れを希望する外国航空会社の需要に応えてきた。
しかし、アジアのハブ空港としての地位を強化し、仁川(インチョン)空港などに流れている
地方都市からの旅客を取り込むには、国内線との乗り継ぎの利便性向上が不可欠との判断もあり、
今回の発着枠拡大では国内線も2万回から3万回に増やされる。
スカイマークの就航はこの増枠分を利用することで実現した。
成田空港の国内線は現在、日本航空、全日空、アイべックス・エアラインズの3社が
千歳、大阪、福岡、那覇などの主要空港間に計9路線、1日29便を運航中。
空港会社(NAA)は将来的に路線数を2倍程度まで拡大したい意向で、各社に増便を働きかけている。
スカイマークは昨年11月、エアバスの超大型機「A380」を導入して
成田を拠点にした国際線運航に乗り出す計画を公表。
直後に西久保慎一社長らがNAAを訪れ、協力を要請した。
第2ターミナルを使用する方向で調整が進んでいる。
西久保社長らの8日の知事訪問を受け、
NAAは「新規就航は大歓迎。受け入れ体制を整えたい」としている。
地元9市町でつくる成田空港圏自治体連絡協議会の会長を務める小泉一成・成田市長も
「成田が利用者にとって便利で魅力的な空港となるためには、国内線の充実が不可欠。
内際ハブ機能の強化のためにも、大きな期待をしている。
県とともに国内線の利用促進に全面的に協力していきたい」との談話を出した。【山田泰正】