10/09/10 21:51:09 MLuFkttZ0
後から「自前だ」と言いつつ既存空港群との至近距離に神戸空港の建設を強行し、
近畿の空港問題をさらに複雑化させ「3空港問題」へとエスカレートさせてしまった
神戸市の罪はとてつもなく、重い。
これは空域的な過密を招いただけでなく、航空流動を分散化させて旅客・貨物
両方の乗換・積替を強い、エアライン・運送業界へは複数拠点への分散投資を
強要し、総じて関西エリアでの航空移動を極めて非効率で不便なものに堕させて
しまった。
もちろん神戸空港の開港は兵庫県域・神戸近辺では便利で喜ばしいことであった
ろうけれども、それはあくまで部分最適でしかない。旧伊丹空港の不明瞭な存続
判断と合わせて、むしろ全体最適化を失敗させ、本来は世界でも有数の経済規模を
誇る関西圏の航空輸送の地位を不当に低いレベルにしてしまった。