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伊丹の存廃決定を待たず、二期を強行した関空がずべての空港問題の元凶だ。
昭和56年10月22日 国会会議録 要旨
○塩川国務大臣
1 私が発言いたしましたのは、これは私は信念として持っておるのですが、現在の伊丹空港の存廃が
明確にならない限り泉南の新空港に入っていけない、そうは私は言っておりません。ここは誤解でござ
いますので訂正願いたいと思うのです。
2 私が言っておりますのは、伊丹空港の存廃が泉南空港の建設に重大なかかわり合いを持っておる。
3 であるから、もし泉南空港の建設を早期に着工するとしても、伊丹空港を活用するのか、これを完全に
廃止するのかということによって泉南沖空港の建設のいわば進め方それから中身は当然変わってくるの
ではないか。
4 だから、泉南の空港を基本計画どおりやるとするならば、とりあえず伊丹空港の存廃が明確にならなけれ
ばならない。
5 もしも伊丹空港を何らかの形において、完全な周辺整備をして存置をするとするならば、伊丹空港の
活用と泉南空港の活用をあわせてその用に合った泉南の建設をやればいいではないか。
6 そうすることで航空の総需要に応じた体制がとりやすくなってくるので、現実的な解決としてわれわれ
は一歩前進していくではないか。
要約
1 まだ伊丹の存廃が明確でない段階であっても、泉南沖の関空は着手すればいい。
2 ただし、伊丹が残るか廃止かは関空にとって、重大な問題である。
3 しかしそれは、伊丹の存続又は廃止の結論に従って、関空の計画を変更し対応すればいい話だ。
4 だから、泉南の空港を計画とおりやるには、伊丹の存廃が明確になっていることが前提。
5 伊丹が存続となれば、伊丹と関空とをあわせて活用する方向で関空を計画変更すればいい。
6 そのようなやり方の方が、今後どうなるかわからない航空需要への対応がとりやすい。
現実
3 現在においてもなお、伊丹の廃止、存続が明確になっていない。
にもかかわらず、関空の計画は変更(おそらく計画の縮小)はまったくされず、ほぼ?完成してしまった。
4 3に同様。
5 伊丹存続の可能性があるにもかかわらず、計画は変更されず、ほぼ完成したあとになって、
伊丹は廃止だと言っている始末。
つまり、こんな勝手な振る舞いをした関空を擁護するものはバ・カ。
自らの暴走で招いた大借金は、他に迷惑かけることなく、自分で処理しなさい。