10/11/04 23:58:46 0YAwMg1Y0
ある日の深夜――、
(プルルルル・・・・)
麻里奈】何よ、この時間に。
はい、もしもし
???】おう麻里奈、俺だ。
麻里奈】原監督?なんでこんな時間に?
原監督】実は二軍にいる大田のことなんだが、
麻里奈】あぁ、監督と同じ高校卒のゴリラ顔の子ね。
それが何よ。
原監督】あいつなぁ、二軍で相当エラーしてたそうなんだよ。
24失策だとか。これじゃあ一軍では使いようが無いよ。
麻里奈】そりゃぁ、若いんだからエラーするんは仕方ないでしょ。
原監督】・・・おととしのドラフトでお前が一位で取れって散々泣きついたものだから、
期待していたんだけどな。いざ取ったとなると(ry
麻里奈】(思い出したくないなぁ・・・。)
原監督】そこでひとつ相談がある。来季からのあいつの背番号なんだが、
麻里奈】いっそ守備が"散々"なだけに『33』にすればいいじゃない
原監督】それ、フロントに頼んだら即座に却下された(笑)
だから間を取って44ってのはどうだろうかと。長距離バッターらしいし。
麻里奈】そうね。大道も引退して番号、空いちゃったからね。
原監督】よし、分かった。明日にでもフロントに相談してみるわい。
こんな時間にかけてしまってすまんかったな。それじゃあな
(ガチャン)
麻里奈】こんなんだったらア・ホマキのほうに入れておくんだったなぁ・・・
二人の"原"の間にこんな会話が繰り広げられたのであった――