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寺島しのぶがまた吠えた。発売中の「月刊文芸春秋」の「脱いでしまってどこが悪いの」。
寺島は映画「キャタピラー」(若松孝二監督)で傷痍軍人の妻を体当たりで演じ、
第60回ベルリン国際映画祭の最優秀女優賞(銀熊賞)を受賞。
その際、新聞で「脱いで何が悪い」と語ったが、同誌でも梨園の名門に生まれながらも女という理由で舞台に立てない悔しさや、
決して美形とはいえない容姿へのコンプレックス、過激なセックスシーンを演じる理由などについて語り尽くしている。
“脱いだ”というだけで騒がれることについては「隠している方がよっぽど恥ずかしい。
中途半端なラブシーンが出てくる映画を見ると、『最初からやるな』とものを投げつけたくなる」とも。
女優という仕事については、「女優って、“変態”でなければできない仕事」
「人間性をすべて人前にさらす浅はかさがあって、同時に、そんな自分を見てもらいたいと感じるエゴイスト」。
まさに“濡れ場女優”寺島の面目躍如だ。作家の麻生千晶氏はこう言う。
「寺島さんを見ていると、名女優の太地喜和子を彷彿とさせます。
女優というのは突き詰めれば人間を演じる肉体労働者。キレイ事じゃないんです。
CMのためにイメージを大事にして脱がない女優なんて本物の女優じゃありません。
寺島さんにはアッパレという言葉を贈りたいですね」