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「きりたんぽ」男性の局部切断イメージ 批判相次ぎ…テレ朝がドラマタイトル変更
産経新聞 3/8(水) 13:43配信
テレビ朝日がアイドルグループ「AKB48」の渡辺麻友さんを主演に4月から放送する連続ドラマ「サヨナラ、きりたんぽ」(日曜深夜0時40分)が男性の局部切断をイメージしているとの批判が相次ぎ、テレビ朝日がタイトルを変更したことが分かった。
ドラマの概要は今月初旬にテレビ朝日のホームページで発表。企画・原作は秋元康氏で、昭和11年に東京都荒川区で女が交際中の男性を殺害し局部を切り取った阿部定事件をモチーフにしている。「きりたんぽ」は男性の局部切断を意味しているとみられる。
渡辺さんは「私が平成の阿部定?!1c17 いままで演じたことのない役柄です! 私自身も大きな挑戦となります」とコメントしていた。
秋田県庁や、きりたんぽ発祥の地・鹿角市、本場の大館市、北秋田市の市役所に「下品で不快」といった苦情が多く寄せられたという。
県観光戦略課あきたびじょん室は「郷土料理のイメージダウンにつながる」などとして7日、口頭でテレビ朝日に抗議し、同日中に「タイトルを変更する」との回答があったという。ホームページでは8日現在「連続ドラマ タイトル未定」となっている。
成田光明室長は「番組でタイトルを使わないとともに、きりたんぽを一切、登場させないよう申し入れた。最終的な内容を確認したい」と話している。
きりたんぽをめぐっては平成20年、秋田市の土産物企画販売会社がきりたんぽを模したマスコット「秋田名物きりちんぽ」の携帯ストラップなどを発売しようとしたところ、批判が相次ぎ中止になる出来事があった。