11/04/17 21:21:57 b5NJZ4Yg
>>579
昨日(4/16)まで岩手県に災害支援で行ってました。
今後の余震等の状況にもよりますが、盛岡市内までは空路で羽田~花巻空港に行き、盛岡市内行きバスで
スムーズに行けると思います。盛岡市内は震災の影響を殆ど感じさせない位しっかりとしていました。
ただ、県庁の駐車場には自衛隊車両が数台、また駅周辺のビジネスホテルも各業界の支援部隊の拠点と
なっているようで、毎朝7時~8時ぐらいにゾロゾロと各社の作業着を着た一団が出発するのが印象的でした。
盛岡市内から各沿岸地区には本数は少ないながらバスが出ていますので、時間を調整すれば大船渡までも
行けると思います。私は現地の車で移動していましたが道路は概ねしっかりとしており、途中1,2箇所
穴が開いている程度でした。車が運転できるなら、レンタカー等で移動するてもあると思います。
しかしながら、盛岡市内がある意味、予想以上にしっかりしているだけに、津波の被害を受けた地区の状況
とのギャップは大きかったです。
でもね、大船渡も宮古も陸前高田も、少しずつだけど確実に復興しつつあると感じました。同行した盛岡
の職員も応援に行く度に瓦礫は整理されていっているって言ってましたし。
もちろん、まだまだ大変な状況ですし、被災者の方々のなかには「復興」なんて言葉は早過ぎる方も大勢
いるとは思いますが、マクロ的な視点で見れば
・県庁所在地の盛岡市は健在、今後の復興の拠点として十分その機能の発揮を期待できる。
・各沿岸都市はまだまだ大変な状況なのは間違いないが、津波の難を逃れた高台や山間地区に災害対策本部
を設け、少しずつだけど確実に前に進んでいる
との印象をもちました。
また、自分は全く非力で、現地でお役に立てたのかはわかりませんが、岩手の方々の、誠実さ、実直さ、
我慢強さ、優しさが強く心に残っています。
こちらも緊急での派遣で、事前準備もままならず、段取りの悪さもあったのですが、それを怒ることなく、
静かに順番を待ち、時にはお礼まで言ってくださった岩手のみなさんの復興を心から願っています。