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逮捕の生徒、恐喝未遂認める 神戸・高3自殺
2007/10/13
神戸市内の私立高校で飛び降り自殺した三年生の男子生徒=当時(18)=が同級生らから金品を要求されていた事件で、
兵庫県警少年捜査課と須磨署に恐喝未遂容疑で逮捕され、否認を続けていた生徒二人のうち一人の生徒(18)が
「(自殺した生徒から)本気で金を取ろうと思っていた」と容疑を認める供述を始めていることが十二日、分かった。
同課などは、逮捕した生徒グループによる金銭要求の実態を解明する。
同課などの調べでは、二人は逮捕直後から、先に逮捕された生徒(17)=家裁送致済み=と三人で相談し、
自殺した生徒から金を取ろうと計画したことなどは認めていた。しかし、犯意については「冗談のつもりで、金を取る気はなかった」
と一貫して否認。「徴収役」だったとされる先に逮捕された生徒に、金銭要求のメールの責任を転嫁するような供述もあったという。
同課などは、四-七月にかけて金銭要求ともとれる嫌がらせのメールが、この生徒らから繰り返し送信されたことなどを重視し、
追及したところ、十月に入って容疑を認める供述を始めたという。否認している生徒も関与していたとみて追及する。
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