08/08/21 00:42:34 ZITlGP7+
>>534
>「PMが絶対的」であるなら、例えば生物科学や医療の場でも
>PMは「絶対的」で最優先されるべき価値基準ということになる。
>これは確実に「生命尊重」という倫理観と競合・対立するが、
>「ここでは倫理は不要だから持ち出さない」ということをしてしまうと
>「生命尊重」という倫理観が意味をなさなくなる。これは、法の実効性すらも
>揺るがしかねない由々しき問題だよ。
生物科学や医療の場において、その「生命尊重」の対象が「人間」であるなら、
それは、PMと競合・対立しません。なぜならその倫理の「同調圧力」も人類の
実態だからです。その集団において、「生命尊重(倫理)」を無視することが、
(その集団内、またはその集団以上の同調可能性を持った他の集団からの同調圧力
によって)共感感覚よりも被害感覚が上回れば、「倫理」が実効性あるものになります。
司法の場においても同じことが言えるでしょう。
この「同調圧力」も人類主義が絶対的である要因ですね。「人類」という集団
(意識)を持つことこそが、人類という属性を持つ人間にとって、同調可能性が
最大になる。つまり同調圧力による「共感感覚」「被害感覚」の(反復的な)
逆転がなくなります。だから、同調する人間の多寡に左右されないし、
価値判断しても、意味が無い訳です。