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病院長を刺した男 懲役10年求刑 / 奈良市 2008/05/14 20:32
去年6月に奈良市内の病院で、診察中の院長を刺して重傷を負わせた男の裁判が奈良地裁で開かれ、検察側は、懲役10年を求刑しました。
殺人未遂などの罪に問われているのは、奈良市の無職・山口善久被告59歳です。
起訴状などによりますと山口被告は、去年6月に、奈良市にあった奈良公園中央病院で診察をしていた病院長の腹をナイフで刺して1カ月の重傷を負わせたとされています。
これまでの裁判で、検察側は、末期ガンで入院していた妻が医療ミスで死亡したと思い込み犯行に及んだと指摘し、
弁護側は、当時の病院側の弁護士が、医療ミスを認める発言をしたことなどが、犯行に大きくかかわっていると主張していました。
きょうは、検察側が「院長に対する恨みを一方的に募らせた確定的な殺意を持った犯行だ」として懲役10年を求刑しました。
一方で弁護側は、「被告は妻の病状や治療について十分に知らされていなかった。
また、院長を刺した後、すぐに手を離すなどしていて強い殺意はなかった」と述べ被告の更生を促す判決を求めました。
判決は、7月8日に言い渡されます
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