08/02/13 10:49:20
だいたいこんな流れかな。
実は「公言」はCがよく使う言葉で、
「言い放って翻すところのない発言」の意で使っているようだね。
もともと俺は、
「公言」は社会に関与するような職責を持った発言に限られ、
それ以外は「広言」と表記すべきではないかと考えていた。
一ネッターのCがたびたび「公言」の熟語を使うのを違和感をもって眺め、
今回名無しのレスにCと同じ言語感覚を発見してからかった訳だ。
反撃としてCは
「坊ちゃん」の、赤シャツが教育責任に言及している一文をもって来て
「公言」は市井の中で普通に使う言葉である証明としている。
しかし言語は社会背景があって成り立つもので
昭和中頃まで教職は聖職で今よりずっと社会的地位が高かった。
いわゆる「先生様」の時代だろう漱石の頃なんて。
赤シャツは教師で発言対象が教育問題ならば、
俺の仕分けでも「公言」が適切で反証にならない。
たしかに漱石は権威だが、この場合のサンプルとしては不適当で陳腐だ。
「知事の公言により議会は反発を強めている」
むしろこんな典型例から展開していった方がよかった。