08/06/27 18:23:40 3jdEKQ8n
とりあえずまとめた。
「なぜか収録されなかった二つの演説」なんて項目を設けて、2つの演説が「重要な演説」(京都講演なんか今回の論争で初めて重要になっただけだろ(笑))と強調までしているのだから、田中氏の「都合が悪い」ので改竄した可能性がある、
それが中島の主張であると小林が捉え、主観の問題なら、田中氏が改憲論者で平和憲法を改憲したがっていたとする「悪意」から改竄した前提が必要、と考えるのは無理もない。
あんたの言うような善意云々なんて端から否定していないんだよ。パールが勘違いしていた時のための仮定までやっているのだからな。
しかも中島は二つの演説が第一部に収録されていないことを不思議に思ってるが、他にも第一部に断片的に手記に収録されている講演もあれば、
直接的には一言さえも収録されていない演説もある(田中氏の後書きに依れば平和の宣言のそこかしこに散りばめられているかもしれないから「直接的」と保留した)。明らかに印象操作をしているな。
勿論中島がブログで主張するよう、田中も字数の制限の中パール氏の意見を伝えるために善処したのだろうな。それを中島わざわざ「二つの重要な演説が」と形容し、勘繰る。
改竄問題だけならまあともかく、ここまで来ると田中氏の「悪意」を疑っているとしか思えない。
結局中島の言いたいことは平和の宣言第一部に全文収録された要約に「比べれば」田中手記に部分的に挿入された「要約」が「断片的」であるということ。
だが実際のところ該当箇所の新聞の「要旨」と田中手記の「要約」とでは分量は2倍以上違う、田中手記のが勿論上、具体性では明らかに手記が上。
中島は、該当講演が「全体の論旨や文脈がまったくわからない断片的な形」で田中手記に挿入されているというが、
新聞記事、田中手記のどちらを見ても内容はガンジー主義の精神性の問題、それを如何に平和に活かすか、というまさに田中手記に書いてある題名の通り「世界の恒久平和について」だ。
結局中島は「重要な講演」と、無駄に強調して、該当する二つの講演が「全体の論旨や文脈がまったくわからない断片的な形」で田中手記に挿入されていることを、
不思議だとして疑っているのだから、中島が、都合が悪いから田中氏は改竄したのかもしれない、と主張している、と普通なら読み取るだろう。