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☆★国立大附属より都立進学校を奨める理由は?★☆
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国立大附属は難関大学を目指す生徒に人気があります。しかし、国立大附属は受験するにあたっては注意するべき点が多くあります。
国立大学附属は大学合格を目指すにあたっての都立進学校のような講習や補習は一切ありません。
もちろん、多くの都立高校で実施されるような大手予備校の模試受験や難関大学を主眼に置いたカリキュラムもまったくありません。
そもそも、国立大学附属高校が設置されている目的は、教育研究と教育実習生の受け入れです。
ですから、教育実習生による授業を多く受けなければなりませんし 、教育に関する実験も多く行われます。
国立大附属は「受験エリート校化を防ぐ」との理由からカリキュラムの先取りは禁止されており、受験期までに必要な全範囲が終わらないこともしばしばあります。
このように、難関大学受験を目指した体制は、国立大附属にはまったくありません。
それでも進学実績が良好な高校が多いのには、いくつかの理由があります。
一点目は、国立大附属は入学のための入試難易度が極めて高く、入学する生徒が非常に優秀だからです。
二点目は、通塾率の高さです。講習や受験対策が一切ありませんから、国立大附属に通う生徒達は、必然的に入学時から塾に通う必要性が出てきます。
そのため、国立大附属の通塾率は都内でトップクラスであり、3年間通い続けるのが普通となっています。部活動との両立を考えると、3年間の予備校通いは大きな負担になることは言うまでもありませんし、金銭的にも私立に通わせているのと同じぐらいの負担が生じます。
三点目は、国立大附属の多くは中高一貫制で附属小学校を持っている学校も少なくありませんが、例えば学芸大附属の場合、学芸大附属中学から附属高校へは学力上位層の半分程度しか入学できません。
たとえ学芸大附属中学の入試を突破して入学しても、附属高校へ上がるにはもう一度入試があるのです。
中学卒業時点で学力下位層を切り捨てますから、当然残った学力上位層が入学する学芸大附属高校の進学実績は高くなります。
これが、国立大附属の進学実績が良い理由です。