08/02/14 21:57:17 AjTeE7WD
九州大法学部は、2010年度の入試からアドミッション・オフィス(AO)入試を廃止する方針を決めた。
筆記試験を受けた学生よりも入学後の成績が低い傾向があるためという。
AO入試は学生の「青田買い」との批判もあり、見直しの議論に影響しそうだ。
AO入試は筆記試験と異なり、面接や論文などで受験生の個性ややる気などを判断する制度。
九州大は、東北大や筑波大などとともに国公立大として初めて00年度から採用。
現在は法、理、医、歯、薬、芸工、農、21世紀プログラムで実施している。
法、薬学部と21世紀プログラム以外ではセンター試験の受験も必要。
同大によると、法学部には前・後期試験、AO入試の3種類があるが、試験別に入学後の成績を比較したところ、
AO入試で入学した学生の成績がほかよりも低い傾向にあったという。
センター試験を課す学部では目立った差がなく、基礎学力の不足が原因と判断、廃止を決めた。
法学部の募集人員は30人。
同大アドミッションセンターの武谷峻一教授は「導入から約10年で検討の時期に来ている。
3種類の入試を実施する煩雑さも理由になった」と説明する。
学生の学力水準を保つため、中央教育審議会が推薦・AO入試に一定の学力試験の導入を検討していることも考慮したという。
薬学部でもセンター試験を、農学部は小論文を課すなどの変更を検討している。
AO入試は00年以降、急速に増え、全大学の約6割に当たる454大学が実施。
07年度は推薦入試で入った学生が21万6000人、AO組が4万2000人で、両者を合わせると全入学者の4割以上を占める。