07/12/16 16:47:33 EdMRWd/H
上場企業クラスになると、偏差値や科目数なども分析し、
大学毎に学生の質を見極め、採用計画をたてている。
基本的に、国公立の学生を優先する。
国公立生は、多科目受験制であることから知的能力が高いとみる。
また、努力型の人間が集まったクラスと評価をしている。
要するにハズレのリスクが少ないからだ。
採用の現場では、国公立大生は絶対数が少なく思うように採用できない。
昨年、例えば阪大、阪市の法学部から民間へ就職した学生は何と僅か50名だった。
そこで、不足分は関西だと閑閑同立あたりから調達をすることとなる。
私学生クラスになると、知的能力で評価を与えることはできない。
むろん、国公立生にひけをとらない学生もいると承知しているが、我々は
それらを吟味するコストを持ち合わせていない。
私学生には、人間的な行動力を期待している。
企業に忠誠を近い、尽くす人材は多少知的レベルが劣っていても有益だ。
ここで我々は再び属性を利用する。具体的に、体育会系の学生を優先する。
企業だから上意下達を遂行する人物が必要だからだ。体育会系はうってつけだ。
こうして採用活動は完結する。だが、注意すべきは、入社後の待遇が
出身大学により異なってくることだろう。知的に優れるものは、本社中枢
部門、活動力のあるもは現業部門で活躍してもらうことになる。
そのような扱いをすることが企業として合理的であり、効率的だからだ。