08/01/29 00:41:43 4wKmIeKz0
米航空宇宙局（NASA）などが23日に明らかにしたところによると、巨大な小惑星が、地球に
大接近するという。肉眼でも充分確認できるという。
接近するのは、直径150-600メートルの小惑星2007 TU24。地球に衝突した場合は甚大な被害を
もたらすと考えられているが、専門家は、衝突の可能性はごくわずかだとしている。
イタリアのピサ大学（University of Pisa）によってまとめられた地球近傍天体（Near Earth Object、
NEO）のデータベースによると、2007 TU24は29日、地球からわずかの距離を通過する予定で、
最も地球に接近するのは日本時間同日午後5時34分だという。
NASAはNEOに関する同局のウェブサイトで、「暗く、晴れた空であれば、肉眼でも短時間では
あるが2007 TU24の観測は可能」としている。
NASAによると、2007 TU24は、2027年までに接近する可能性のあるこのサイズ以上の小惑星の
中で、最も地球に接近する小惑星だとしている。また、このサイズの物体が地球に接近するのは、
ごくまれだという。
パリ（Paris）を拠点とする国際天文学連合（International Astronomical Union、IAU）の関連組織、
小惑星センター（Minor Planet Center、MPC）によると、小惑星が地球に最も接近したとして確認
されているのは、2004年3月31日に0.65万キロメートルの距離まで接近した2004 FU162だとされている。
2007 TU24が地球へ接近通過した後には、小惑星2007 WD5による火星への接近通過が行われる
とみられている。その距離は火星から2.6万キロだとされ、宇宙規模で考えた場合、火星をかする
ような距離だという。
ソース（AFP BB News） URLﾘﾝｸ(feeds.afpbb.com)