08/08/13 02:40:17 bUZrzhUO0
しかし檻の中で鳴きせず震えながら俺を見つめるつぶらな瞳を見るうちに心変わりした。
睨みつける俺の視線を避けようとせずじっと俺を見つめ続けるんだ。
根負けして食べ物を与えると小さな声を上げながらパクつきやがんの。バクバクと。
その姿を見ていると子猫に酷い事をしたという思いが湧き上がってきて、子猫見ながら
いい年した大人がボロボロ泣いてしまったんだな。
あれから今日で5年。片手で掴めるほど小さかった猫が大きくなりやがった。
不思議な事に室内で飼い始めてからはトイレでしか用を足した事はない。
あれほど玄関に糞便をしまくっていたくせに。ホントに不思議。
もしかしてあれは「お前の家で飼ってくれ」というサインだったのかなどとバカな事を考える今日この頃。
出勤時と帰宅時は下駄箱の上でお見送りとお出迎え。
子猫の頃と変わらぬ瞳を見ると疲れも吹っ飛ぶね。いや毎日有難う。