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生後約1カ月の長女を衰弱死させたとして、保護責任者遺棄致死罪に問われた福岡市博多区に
住む20歳の夫妻(事件時ともに19歳)の初公判が2日、福岡地裁(谷敏行裁判長)であり、2人は
起訴事実を一部否認した。検察側は冒頭陳述で「飼い猫のトイレとして使っていた段ボールに長女を
寝かせていた」などと非情な養育実態を明らかにした。
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「静かな環境で生活していたのに子供が割り込んだ」「飼っている猫の方が可愛かった」。
身勝手な若者夫婦像が浮かび上がる。
夫は、県警の調べに「子供は嫌いで赤ん坊独特のにおいも嫌。死んでもよかったと思った」と供述。
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