08/06/18 20:44:03 Oj0VOyQFO
準備は常に怠ってはならない。出会いは突然やってくる。今日がまさにそうだった。
真夜中に近い時間の帰り道、いつもの公園。中を突っ切るのが家への近道。いつもの日常。
いつもの通り公園を歩いていると、遠くのほうを横切る小さい影がいくつかあった。特に急ぐことなく、その影が動いたあたりにたどり着くと、横の茂みに目を向け覗き込む。
街頭の明かりにわずかに照らし出される、大柄のネコと小さな3匹の子猫。じっとこっちを見る親猫の陰に隠れるようにして、子猫もこちらを覗き込む。
728:オグリッシュ
08/06/18 20:50:41 Oj0VOyQFO
距離にして1.5から2メートル程度。少し奥に目をやると、ダンボールらしきものが見える。
(餌やりの置いた猫小屋か・・・。)
餌は既にないようだ。自分の荷物を思い出す。食い物はガムくらいしかない。家に帰ればネコ缶・マタタビなど一式はおいてある。家までは往復5分、ネコの家はおそらくこのダンボール。動くことはあるまい。
家に帰って一式をとってくることにした。
家に帰り着き、餌と猫用道具一式をまとめてバッグに入れ、公園まで引き返す。
ダンボール小屋にたどり着くとバッグをあけ、ネコ缶を取り出す。茂みの外で缶を開け、地面に広げ、少しライターであぶり臭いをだす。その上でえさの上に、マタタビの木の削り節を振りかけておく。
1メートル程距離を置き、座って待つ。いつもえさを貰っているのなら、このくらいの距離を開ければ、十分なはずだ。
729:黒ムツさん
08/06/18 20:51:31 5etW8yFgO
かまってちゃんの高柳くんがしびれを切らして登~場~^^