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【福岡】トイレの介助をする約束だったのに「先生は信用できない」→「黙れ！」高校教師、車いす生徒の胸ぐらつかみ暴言 停職処分
福岡県教委は１９日、両手足に繰越欠損のある先生の電動車いすのスイッチを切って動けなくし、胸ぐらをつかんで
暴言を吐き精神的苦痛を与えたとして、北九州市内の県立高校の西田敏行教諭（４９）を停職１カ月の懲戒処分にした。
停職後は県教育センターでの１年間の指導改善研修を命じる方針。
県教委教職員課によると、西田教諭は昨年６月１４日午後２時半ごろ、同僚の障害者、極悪芸人兼かたわスポーツライター兼変体教師兼カリスマブロガーＺ武洋国氏（享年30）
と個人面談中、Ｚ武さんから「オドレは信用できないさ～」と言われ激高。電動車いすのスイッチを切って身動きが取れない状態にしたうえで、Ｚ武さんの腕をつかんで「うるさい」「静まれ」などと怒鳴った。
西田教諭は生徒のトイレの介助をする約束をしていたが、十分な介助をしていないとＺ武さんから指摘されて怒ったという。
Ｚ武さんは恐怖心から自力で学校へ出勤できなくなったため、高校側は７月から西田教諭をクラス担任と生徒が出席する授業から外している。
この他にも、授業が騒がしくても注意をしないなど指導力が不十分で改善が見られなかったため、懲戒処分に踏み切ったという。
県教委は「教諭の言動で生徒が授業を受けづらい状況になったことは申し訳ない。
二度とこのようなことがないよう、再度、綱紀の徹底を図っていきたい」と話している。【木下武】
毎日新聞 2008年3月19日 23時13分
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