08/08/31 20:02:09 U0n2nNa/
>>786のつづき
しかし減税に対しては論議が多い。学者らの間でも肯定的効果と否定的効果に対する賛否論争が続いてきた懸案だ。
減税恩恵が庶民,中産層と中小企業にはそれほど帰らないで大企業と富裕層に集中するという批判がすでに出てきた。
また減税が景気活性化に実際役に立つのか,減税で国家財政に穴が空く憂慮はないのかなどは、この間も税制専門家たちが絶えず
提起してきた問題なので, 今回の税制改編案発表以後も論議が加熱するものと見られる。
◇オイル価格下落のおかげで物価安定?..為替レートが問題だ
秋夕を控えて庶民中産層の物価憂慮がより一層大きくなるや政府は秋夕物価安定対策に積極的に進んでいる。
先週財政部次官に続き今週木曜日(9日)にはカン・マンス長官が直接昔ながらの市場を訪ねて行って,物価点検に出る予定だ。
財政部高位関係者によれば,8月消費者物価上昇率は前年同月対比5%中盤台を記録するものと見られる。
これは9年7ヶ月ぶりに最高値を記録した去る7月5.9%上昇率に比べて,多少鈍化した数値だ。また庶民らが主に利用する52品目の価格を
反映した「MB物価指数」も7月7.8%上昇率で8月には約1%ポイント下落するものと思われている。
8月物価上昇率が実際鈍化傾向を見せるならばこれはオイル価格下落に主要因する。一時バレル当たり150ドルに肉迫した国際石油価格は
先月着実に下落して,西部テキサス産中質油(WTI)基準として先月末115ドル台を見せている。
しかし最近為替レート急落傾向が物価を圧迫すると見られて今後の物価が確かに安定傾向に転じるという見解には懐疑感が
大きくなっている。
◇ドル-ウォン為替レート1100ウォン線も越えるのか
急落傾向で先週政府の強力な介入でしばらく休息を持った外国為替市場が今週にはどんな動きを見せるのか焦眉の関心事だ。
8月を締め切る先週金曜日市場でドル-ウォン為替レートは前日より7.2ウォンも下がった1089ウォンで締め切られた。
円-ウォン為替レートも6.51ウォン下がった998.44ウォンを記録した。
外国為替市場では今週ドル-ウォン為替レートが1100ウォンを軽く越えることと占っている。
9月危機説が心理を刺激しているなかで,最近発表された経済指標らが不安感を育てているためだ。
韓銀によれば,去る6月純対外債権が27億ドルに過ぎないことが明らかになって、すでに我が国が純債務国に転落した可能性が高いこと
に推定されている。7月経常収支は一ヶ月ぶりに赤字に転換したし資本収支は史上最大の純流出を見せて,ドルが大挙海外に抜け出たこと
が分かった。経常収支は8月にも赤字を継続すると予想されている。
(つづく)2/3