08/08/31 18:47:02 Nk31Kyex
▼[朴峻洞の`月曜見晴らし台`] 9月金融危機説、月初めが峠 (韓国経済新聞)
金融市場の一部で憂慮が申し立てられた9月だ。憂慮の核心は韓国市場でのドル流動性問題。外国
人が保有する債券の満期が9月に集中したせいで、これらが債券を大挙売り渡してウォンをドルに変え
て外国に出る場合、困難が招来されるかもしれないという指摘だ。ここにアメリカのサブプライム事態が
鎮まらなくて国内金融会社のドル借入に支障が出ていて、原油高などによる経常収支赤字の拡大で
危機説が収まらない。このため先週にはウォン・ドル為替が1ドル1100ウォン近くまで聳えたし、物価を
心配する外為当局はあたふたとドルを市場に売るような始末だった。
金融市場では9月第1週に外為当局がどんな態度を取るのかに神経を逆立てている。外国為替市場
参加者達は9月危機説の峠は初旬にあると思っている。今月中旬には政府が外国為替平衡基金債券
を発行して相当規模のドルを持ちこんで、秋夕連休以後には一部銀行がドル調達に出る計画なので、
ドル流動性危機説は鎮まる可能性が大きい。
こんな次元で韓国銀行が1日発表する'8月末の外為保有額'は市場に重要なシグナルになるようだ。
外為保有額の推移を通じて外為当局の意志を推し量ることが出来るからだ。韓銀は2日には4~6月の
外為取り引き額や為替変動幅などを集計した'2Qの外為取り引き動向'を出す。企画財政部が4日発表
する'外国為替取り引き法令改編計画'にどんな内容が込められるかも関心事だ。韓銀が5日公開する
'2Q国民所得'では、原油高など交易条件悪化を乗り越えることができなくて1Qに引き続き減少傾向が
つながると見る人が少なくない。
実物分野では知識経済省が1日出す'8月の輸出入動向'に注目する必要があると思われる。貿易収支
は5月に瞬間的に黒字を記録した後、6月は2億8000万ドルの赤字、7月は16億2400万ドルの赤字など
赤字幅が拡がっている。専門家は貿易収支赤字とともに輸出増加率が鈍化する場合、下半期の経済
成長率にも否定的影響が及ぼすと心配している。
今週の金融界では国民銀行の持ち株会社転換可否が確定される。買受請求権行使が4日で終わる
が、買受請求株式が全発行株式の15%を越えなければKB金融持ち株会社が誕生するようになる。産業
界では大宇造船海洋の予備入札を控えて、コンソーシアム構成及び国民年金誘致合戦が熾烈になる
見込みだ。
朴峻洞経済省次長jdpower@hankyung.com 入力:2008-08-31 18:19/修正:2008-08-31 18:19
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