08/08/22 05:39:17 hFNQTmru BE:107622522-2BP(130)
おはようございます。
昨日のアジア市場は、GSE問題、リーマンへの信用不安の悪化を受けて
下落、それを受ける形で欧州市場も下落傾向で始まりました。その後も市場に
よりまちまちの展開ですが、上値は重く全般的には下落で終了、NYは、それを
受ける形で下落して始まりましたが、最終的には前日水準で終了しました。
為替は、金融不安の悪化を受ける形で円の巻き戻しが発生、再び、急激な
円高方向へ動きました。ここ一年間見られた株価と為替の連動傾向は解消
方向に進んでいます。金融株の継続的な下落により、金融株と指数の間で
一種のデカップリングが発生しているのかもしれません。
ファニーメイ・フレディマックと「デカップリング」する米株市場
URLリンク(jp.reuters.com)
金融機関債保証コスト5週ぶり高水準-リーマンの出資交渉決裂と報道
URLリンク(www.bloomberg.com)
シティ:米リーマンとゴールドマン、モルガンSの業績予想を下方修正
URLリンク(www.bloomberg.com)
9月半ばに控える投資銀行の決算に向けて、当面、信用不安が高まる公算が
強いと思われます。金融機関損失は拡大傾向にあると見られ、市場は折り
込みを続ける公算が強いと見ています。
また、決算に伴う資金繰りや投資の引き上げポジション精算の動きが強まり、
市場規模の収斂が発生する公算も強いと思われます。
これに向けて、韓国からの資金逃避は続く公算が強いと思われます。