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月桂冠総合研究所(京都市伏見区)は8日、神戸大や大阪大の研究者と共同で、こうじ菌に
植物セルロースを強力分解する酵素を大量に作り出す機能を持たせることに成功したと
発表した。
自動車燃料として注目されているバイオエタノールを非食用の原料から生産する新たな
基礎技術といえ、仙台市内で28日にある日本生物工学会で発表する。
バイオエタノールは植物の主成分のセルロースをグルコースに分解して生産するが、
食用原料に比べて、木材や稲わら、もみ殻など非食用のセルロースは構造が強固で分解しにくい。
同研究所は清酒づくりで培ったノウハウを生かし、こうじ菌の培養などを通じて強力な
分解機能を持つ酵素の大量生産技術を発見。小麦の殻を使った実験で効果を確認した。
研究所は「どのような環境でもっと強力な働きをするのか、どの原料にどのこうじ菌が
適するのかなど研究を進め、機能をアップしたい」と話している。【大西康裕】
▽News Source 毎日jp 毎日新聞 2008年8月9日 1時32分
URLリンク(mainichi.jp)
▽月桂冠総合研究所
URLリンク(www.gekkeikan.co.jp)