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米原油先物市場:投機家の出来高シェアが最大に-下院委員会
URLリンク(www.bloomberg.com)
6月23日(ブルームバーグ):米下院エネルギー商業委員会によると、米原油先物市場では、
相場が最高値更新を続けるなか、投機家が過去8年間でシェア(占有率)をほぼ倍増させる
「過激なシフト」の結果、最大のプレーヤーとなった。
2000年1月、ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の代表油種WTI(ウェスト・テキサス・インターミディエート)先物の
出来高全体に占めた投機家のシェアは37%。残りは、燃料コストの値上がりに供える必要がある石油精製業者や
航空会社に占められていた。しかし今年4月までに投機家のシェアは71 %に拡大した。米商品先物取引委員会
(CFTC)が同委に提供した統計で明らかになった。
同委のジョン・ディンゲル委員長(民主、ミシガン州)は、投機家のシェア拡大について
「原油先物相場が基本的な需給関係と切り離されてしまった可能性や、国際商品市場が米国市民を犠牲にして
利益を上げる無節操な投機家のためのカジノになっていないかという懸念が持ち上がっている」と指摘した。
ディンゲル委員長は23日、エネルギー市場での投機に関する公聴会を開催。商品先物取引委員会(CFTC)の
ウォルター・ルッケン委員長代行やノースウエスト航空のダグ・スティーンランド最高経営責任者(CEO)が証言する。