08/06/20 17:02:36 pXp6WNVb
脱「医療費抑制」の潮流?
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日経メディカルオンライン より抜粋
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記者
「医師数を抑制したのは医療費を抑制するためだったはず。医療費抑制をやめるのか」
舛添
「何を優先するのかという問題。後期高齢者医療制度にしても、高齢者のために適切なケアを提供するという出発点であったなら、ここまでの問題にはならなかったはず。それが、まず財源どうするのかという問題から始まったためにこんなことになってしまった。
医療全体の問題も、国民の命をどうすれば守れるのか、そのためにどの程度の体制が必要なのか、その時に負担と給付のバランスが当然問題になってきて、負担するのも結局国民だから、負担がやたら増えても困る、そういう話だと思う。
厚労省には色々と改革できるところがあって無駄も確かに多い。そこはしっかり削減しないと国民の理解と納得は得られない。だから最初にまず無駄を排し、その上で足りない分は手当てするという骨太の方針の順番は間違っていない。
ビジョンができたからといって医療費が野放図に増えて良いのだとは思っていない。そのバランスをよく考えるということだ」
医療クライシス:脱「医療費亡国論」/1 より抜粋
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◇「高齢化」に根拠なし
医療経済学の専門家らが参加し、06~07年に開かれた厚生労働省の「医療費の将来見通しに関する検討会」。委員は口々に、世間が国から聞かされてきた「高齢化で医療費はどんどん膨張する」という“常識”とは正反対の内容を語った。
「(医療費増に)高齢化の影響はほとんどない」「医療費は野放図には伸びない」
厚労省の担当課長すら「医療費の自然増の最大の要因は、(高価な薬や機器、治療手段が開発される)医療の進歩であることは明白だ」と明言した。