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米国スピリット 初の尺八奉納 葛城の演奏家スミスさん
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米国出身で、葛城市在住の大阪大大学院生の尺八演奏家、ジョシュ・スミスさん(30)が16日、
当麻寺中之坊で営まれる中将姫髪供養会で、初の奉納演奏を行う。
外国人の尺八演奏家は異色だが、自宅で教室を開き、生徒を指導しているスミスさんは
「演奏を聴けば、生のエネルギーを感じてもらえると思う」と話している。
スミスさんは、米国・ニューヨーク州出身。
居合道を学び、日本文化に興味をもったのがきっかけで1998年に関西外国語大に留学。
2003年に、大阪で市民向けの尺八入門講座を受講し、「心の安定までも音に表れる」ところにひかれ、演奏にのめり込んだ。
04年には、大阪大大学院研究生として尺八演奏家についての研究も始めた。
山のある静かな雰囲気にひかれて葛城市に移住し、研究を続ける傍ら、毎日約6時間の練習を重ね、
月2回程度は近畿地方を中心に演奏活動も行っている。
中将姫髪供養会は、中将姫が當麻曼陀羅(たいままんだら)を織るきっかけとなった毛髪の刺しゅうをした日にちなんで営まれる法会。
16日午後2時から、参加者が自らの毛髪を奉納し、願い事を祈願し、お供えとして参加費を納める。
尺八の奉納演奏が行われるのは初めてで、松村實昭副住職は「スミスさんは、尺八の文化や背景を理解しており、
お寺にふさわしい演奏をしてくれると思う」と期待している。
スミスさんは「尺八は日本文化とつながった素晴らしいもの。気軽に触れてみて」と呼びかけている。
問い合わせはスミスさん(0745・48・7551、メール sumisujoshu@hotmail.com)へ。
(2008年6月13日 読売新聞)