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共同建設?新日鉄がポスコに要請?
▼ブラジルで一貫製鉄所を共同建設 新日鉄がポスコに要請
ポスコが新日鉄と共同でブラジルに大型製鉄所を建設することを慎重に検討していることがわかっ
た。これは新日鉄の要請によるもので、両社の戦略的な提携関係はもとより、アルセロール・ミタル
スチールに対応するグローバル生産システムの構築が急がれている状況を考えれば、ポスコが新
日鉄の要請を受け入れる可能性が高いものと見られる。これについてポスコは25日、受け入れの
可否を真剣に検討していると明らかにした。
韓国の報道を総合すると、新日鉄がブラジルに大型製鉄所を建設する方向に最終調整を行って
おり、投資総額は5000~6000億円(約6兆ウォン)で、2012年の稼動を目指している。
新日鉄がこのプロジェクトへのポスコの参加を要請したのは、これまで海外で「グリーン・フィール
ド」(高炉など上部工程を直接建設する方式)で一貫製鉄所を建設したケースがなかったためと分析
されている。
ポスコはインド・オリッサ州で一貫製鉄所の着工に入る予定で、ベトナムでも一貫製鉄所の建設に
向けた事業妥当性を検討するなど、関連ノウハウが蓄積されている。さらにポスコ独自の「Finex工
法」を適用すると、投資費用の削減だけでなく、環境関連規制も順調に克服できるというメリットがある。
一方、ポスコもブラジルを北米など主要市場への攻略拠点として活用できることから、独自に長期
的な課題として同地域への上部工程進出を模索してきた。これについて李亀沢・ポスコ会長は1月
の最高経営責任者(CEO)フォーラムで「主要市場の欧米地域への攻略に向けた一貫製鉄所事業
を検討している」とし、尹錫万社長も最近、「ブラジルが一貫製鉄所の建設を引き続き要請してきた」
とした。
また新日鉄とポスコの利害関係と両社の提携による市場支配力の拡大も、ブラジル市場への進出
背景として挙げられている。これについて鉄鋼業界関係者は、「世界鉄鋼市場を掌握しているアルセ
ロール・ミタルスチールに対応する一方、欧米など主要市場に製品を供給できるグローバル生産シ
ステムの構築に向けては、両社ともブラジル一貫製鉄所の建設を視野に入れている」と語った。【KRN】
今日の韓国ニュース 2008年03月28日(金)
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