08/03/26 15:08:59 dNSR6arc
三星は昨年、日本で運用していた個人対象インターネット販売市場から撤退した。
三星のある幹部は「三星ロゴが付いた製品では日本人の心を決して開くことができなかった」
と打ち明けた。
液晶テレビ分野世界1位を占めるほど技術力を認められてはいるが、日本では事情が違った。
テレビや冷蔵庫、コンピューターは完製品だから、ロゴをつけなければならなかった上、これ
は電子製品の盟主だという日本人のプライドに触れた。
日本市場の特性を痛感した三星は、ソフトバンクに供給する携帯電話に期待をかけている。
三星ロゴは偶然見えるよう何気なく表示している。
最近のモデルにはフォルダを開くとロゴが出るように神経を使った。
現代(ヒョンデ)自動車が苦戦しているのは言うまでもない。
現実がこうなると、日本では完製品として売れる“メイド・イン・コリア”製品が「キムチとカップ
めんしかない」と自嘲が自然と出る。
日本はキムチさえ味を日本人の口に合うように変えた“きむち”として元祖キムチの牙城をゆ
さぶる。
韓国人の象徴であるキムチまで日本化したわけだ。
李明博(イ・ミョンバク)政府は韓日自由貿易協定(FTA)交渉再開を控えている。
こうした日本人の“心理”を理解できなければ交渉は同床異夢の果てに“不平等交渉”になる
ほかない。
日本は間違いなく「君が1つ出せば、私も1つあげよう」というやり方の、はたから見れば対等
な交渉を主張するだろう。
こうした交渉の結果は目に見えている。
1億3000万人に迫る日本人一人ひとりが皆“非関税障壁”でねばっている限り、FTAを結ん
でも韓国が日本に売ることができる商品はほとんどないと思っても過言ではない。
その上、日本は経済産業省が大型企業を後ろから手を差し出している。
ソニーがシャープから液晶パネルの調達を受けて、半導体、携帯電話会社が合従連衝をし
ているのもすべて見えない手として作用する日本政府の教唆と作戦によるのだ。
韓日FTAを決して楽観視することができない理由の数々だ。
URLリンク(japanese.joins.com)