08/03/04 22:45:30 DyOtZm5b
>>753
円安信仰は、輸出企業のグローバル生産体勢の進展で徐々に変えていくしかないでしょう。
為替変動に強い体勢へ。
これから生き残る日本企業はそれができると信じています。
しかし現状、GDPに占める貿易依存度が年々上昇しており、輸出によるGDP寄与度の高さを証明しています。
つまり内需がデフレでなかなか伸びず、輸出の増加分がGDP成長率を押し上げているわけです。
これでは円高がネガティブ要因とされるのも無理はありません。
実際に輸出要因でGDPをいくらか押し下げるでしょう。しかし日本だけが減速するわけではなく、悲観
すぎるのも考え物。
郵貯(M3)の解約で資産がM2に流れ込んでいるはずですが、M2は去年まで高利回りを求めて
海外へ流出傾向。
しかしドル立て金利の低下と円高で、流出ペースは鈍ると思います。
この状態でドルの利下げが底を打つまで静観し、やがてドルの利上げを見てから円が利上げで追随すれば、
最小限の影響で内需と外需が同時に成長していくのではないでしょうか。