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【政治経済】平成床屋談義 町の噂その63 - 暇つぶし2ch911:日出づる処の名無し
08/02/21 17:29:57 Mc4Fgu2G
URLリンク(online.wsj.com)
PAGE ONE:The Heparin Trail
China's Role In Supply Of Drug Is Under Fire
By GORDON FAIRCLOUGH and THOMAS M. BURTON February 21, 2008; Page A1
(WSJ1面記事)ヘパリン薬害事件:中国からの薬品原料輸入に厳しい見方

#これは中国国内のヘパリン産業の一部をルポし、関係者のインタビューを集めた興味深
#い記事になっていて、スライドショーの写真集がついている。基本的にWSJの取材した
#中国のへパリン原材料の工場は二種類で、ひとつは地方の小規模で原始的な家内工業の
#ような工場(村のソーセージ工場のようなもの)、もうひとつはまあ近代的で食品産業に
#近いレベルの衛生管理のされているもの。写真を見ると、この二つのへパリン工場は対
#比的で小規模工場のほうは衛生管理云々という以前のレベルと言うしかないもの。

1)へパリンはもともと(特に欧州では)牛の腸粘膜から製造されていたが、BSE事件の後、
 その悪影響をおそれて豚の腸を使うように変更された。

2)へパリンは原材料が豚の腸であるので、小~中規模の製造工場は食肉処理業者からそれを
 入手して腸粘膜からの採取、薬品による精製分離の処理を行なう。小~中規模の工場の原
 材料である豚の個体やその健康状態へのトレーサビリティは無い。

3)中国でもAPPの契約しFDAやAQSIQの検査・承認を受けているハイレベルのヘパリン工場が
 あって、この工場では原材料の豚の個体へのトレーサビリティを確保し、病原菌やウイル
 スそのほかの混入を防止している。今回の薬害事件のBaxterの中国工場はFDAの検査も、
 AQSIQの検査も受けていない。

4)簡単に言うと、中国のヘパリン(材料製造)工場には原始的なソーセージ工場のような検査
 や承認を受けていない怪しげなものから、トレーサビリティの確保された近代的なものま
 でレベルの差がとても大きい。


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