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【政治経済】平成床屋談義 町の噂その63 - 暇つぶし2ch761:日出づる処の名無し
08/02/21 01:29:45 Mc4Fgu2G
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History’s hurdle for the Democrats
By Michael Lind Published: February 19 2008 18:27
(FT)アメリカ民主党は保守の衰退を期待するが、歴史はそれほど民主党に甘くは無い

一般に今世間で言われている説によれば、今年の大統領選挙は民主党に有利である。
イラク戦争はアメリカ国民に不評で、さらに多分、経済不況がアメリカを襲うであろ
うから、国民は11月の大統領選挙をブッシュ大統領と保守派を罰する行動に出るであ
ろう。更に、一部の説によれば、大統領選挙のみならず鷹派一般や、社会的保守派へ
の風当たりが一層強まることであろう。共和党の衰退と、新たなる民主党のマジョリ
ティ占有が起こる年である云々。

これはひとつの可能性であるのだが、アメリカの政治を考える上で、別の可能性もあ
る事を考えておくべきである。リチャード・ニクソンに始まる共和党のヘゲモニーは
終焉していないかもしれない。

1968年のニクソンのHubert Humphrey に対する勝利以降で、民主党は10回の大統領選
挙に僅か3回しか勝利していない。1976年のジミー・カーター、1992年と1996年のビル
クリントンだけである。しかも、この3回の民主党の勝利はかなり異常な政治情況の下
で起こったことなのである。カーターはLBJ以降の民主党大統領候補で唯一の過半数の
得票(50.1%)を得た政治家である。これに比べて共和党はニクソン(60.7%)レーガン
(50.7%、58,8%)ジョージ・H/W・ブッシュ(53.4%)そしてW・ブッシュ(50.7%)が
いる。

カーターはニクソンの失脚時の副大統領であった不人気なフォードに対して勝利したの
であり、ビル・クリントンはワシントンのアウトサイダーとして現れた政治家で、しか
も独立系の候補であるロス・ペローが共和党大統領候補に対して不利に働いた事情があ
る。(後略)

#面白い読み物で、アメリカ大統領選挙の歴史的経過の要領の良いサマリーになってい
#る。略した後半のほうが面白いのだけれど、こういうものは原文で読むべきと思ふ。



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