08/02/20 15:54:53 qWhOpWGZ
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REVIEW & OUTLOOK:Shot in the Light THE WALL STREET JOURNAL ASIA
February 20, 2008
(WSJアジア版社説)明日、操作不能になった衛星を、SM-3ミサイルで破壊するのだが
アメリカ軍は明日にも操作不能になって降下しているスパイ衛星を、イージス艦のミサ
イル防衛システムを用いてSM-3インターセプターを使って破壊する計画である。この計
画は既に公表されているので、場所とかそういったことが既知である。
それでもロシアと中国の政府は文句を言っているようで、アメリカのこの行為は「宇宙
の軍事利用」を促進する政治的な示威行為であるという。しかし、ここで使われている
技術はミサイル防衛の為のもので、それは例えば日本を北朝鮮のミサイルから守る為に
たいへん重要なものである。ロシアと中国はイランなどのWMD開発を進める国に友好的に
接してきているが、このテクノロジーはイランのミサイルの脅威を防ぐ為にも重要である。
アメリカ政府は既に過酷に連絡しているように、今回の衛星破壊は昨年の中国のそれ(高
度850キロメートルで行なわれた)とは異なり、低高度で撃墜されるので発生するデブリ
は速やかに降下して燃焼するか近辺の海洋に落下する。
衛星破壊の計画はブッシュ大統領の承認を必要とするものであったのだが、中国のそれが
胡主席によって承認されたものであったかについては議論がある。胡主席の知らぬまま中
国人民開放軍の内部で事が進められた疑いがある。
今回のアメリカ軍の計画は衛星落下による被害を防止する防衛技術的な側面が強いのだが
そうした技術を確実なものにすることはアメリカ国民にとっても世界にとっても有益であ
る。