08/02/19 10:54:22 YwAPn1Nx
リベラルな論調で知られるLAタイムズが、イラク議会の地方選挙法やスンニ派の恩赦、
さらにクルド地域への予算の17%配分を評価した社説を書いている。
URLリンク(www.latimes.com)
Political surge in Iraq
For the first time, there's a glimmer of hope we can fix what we've broken.
But leave we must February 18, 2008
(LAタイムズ社説)政治的な兵力増強(に等しいイラク議会の決定)
はじめて、我々は、破壊したイラクに、その修復の小さな希望を見る
今回のイラク議会の決定は以下の3点で評価できる
1)10月1日の地方選挙実施が決まり、特にスンニ派地域に自由選挙で選ばれた地方政府を
立てて権力委譲する上で意味が大きい
2)国家予算の17%をクルド族地域に与えたことはスンニ派、シーア派のクルド族への妥協
で、国内統一の為の手段として意味がある
3)スンニ派の前政権関係者などへの恩赦法が成立したので犯罪者とされてきたスンニ派の
メンバーなどとの和解の促進が期待できる
#LAタイムズはイラク戦争にもブッシュ政権のイラク政策にも極度に批判的なのだけれど、
#今回のイラク議会の動きを、小さいが希望の兆候と評価している事に驚いてしまった。
#イラク戦争への意見はアンチブッシュなのだけれど、この情況分析は客観的と思える。