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福田の威光役立たず…前橋市長選敗北、保守王国砕ける
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17日に投開票された前橋、京都両市長選のショッキングな結果が、
福田康夫首相の政権運営に暗い影を落としている。
首相のおひざ元である前橋市では、首相の盟友で自民、公明両党推薦の
金子泰造氏(63)が、現職の高木政夫氏(57)=民主、社民=に
敗れる結果となったのだ。
昨年7月の群馬県知事選では、自民党公認の新人・大沢正明氏(62)が
現職を破ったが、首相就任前の福田氏は大沢氏の選対本部長として陣頭指揮。
「あんなに頭を下げる姿は見たことがない」(地元関係者)と言われたほど、
県連幹事長だった金子氏とともに県内を奔走した。
今回の市長選でも金子陣営は、ビラに福田、大沢両氏と握手する写真を使用。
首相の名代として貴代子夫人も地元入りするなど、その威光をフル活用した。
そもそも群馬県は、昨年7月の参院選でも自民党候補が野党候補にダブルスコアで
圧勝したほどの「保守王国」。それだけに、自民敗退の衝撃は極めて大きいのだ。
一方、京都市長選でも自民、公明両党に民主、社民の府連が相乗りで推薦し当選した
門川大作氏(57)が、共産党推薦の中村和雄氏(53)に約950票差まで迫られた。
与野党の相乗りに批判が集まった格好で、「福田首相の大連立構想や対話・協調路線に
不満が集まった結果ではないか」(自民党中堅議員)との声も漏れる。
ある自民党選対幹部は「実質的には敗戦だ」と述べたが、党内には「支持率が低迷している
福田首相のもとでは、もはや次期総選挙は戦えない」という声が高まっているだけに、
2つの市長選の結果は重いものになりそうだ。